アブリコのCinema散策

のんびり映画でも観ませんか

ノイズ ’99 アメリカ

2006-08-07 | SF
これはSFというよりも、オカルト映画に近いのではないだろうか。
よく’68の『ローズマリーの赤ちゃん』に例えられる本作。
昔観た、三流ホラー映画『悪魔の受胎』なんかにも通じるものがあるように思う。

シャーリーズ・セロンにジョニー・デップといった、芸達者な役者を揃えたあたり救われたと言ってはなんだが、中身に関してはかなり薄っぺらい感じがする。
どうせなら、もっとオドロオドロしく、もっと恐怖感をあおってもよかったんじゃないのかなぁ。
あ、そうすると、完全にホラー映画になってしまうか。
だったら、二流、三流の役者に代えて、撮り直すってのはどうだろう。
誰も観ないか(笑)

ジリアン役のシャーリーズがしていた髪型。
あれって、’57の『悲しみよこんにちは』で、ジーン・セバーグがやって大流行した〈セシル・カット〉ですよね。
幸い、この映画の中で唯一印象に残ったのが、「このヘアスタイル、すっごく彼女に似合ってるなぁ」ってことだった。 


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