貴の備忘録

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ASRock B660M Phantom Gaming 4 ドスパラ限定モデルに苦戦する

2023-01-20 08:08:08 | デジモノ
出張から帰ってすぐに交換したが、問題は4点ほど有った。
出だしの躓きが追加コストを強いた根本原因で、えべっさんでもっと念入りにお願いしておけば良かったのかも知れない。


画像前は修理前のマザボ

1)Windows Update
準備中にWindows Updateがあり実行したら、なぜかファイルチェックループに落ちる様になった。
Update後の再起動を確認し、すぐにAcronis True Imageで立ち上げたらマウスキーボードが不動で操作出来ないので電源を切って再立ち上げしたらファイルチェックループだったという経緯である。システムファイルチェッカーで何やら修復されたが復旧せず、Updateを削除して処置完了。
マザボ更新後に再度同じUpdateが落ちてきて今度は問題無しだった。



2) Acronis True Imageが動作しない。
MBR対応の古いのとUEFI対応の新しめのBoot CDを持っているが、どちらも使えなかった。動作実績有りはMBR対応版で経緯は1)に書いたとおり。
UEFI対応版は公知のバグ。WinCE版を作成し直す必要があり未検証だった。



3) ASRock B660M Phantom Gaming 4のCSM設定
UEFIがグラボを使わなければCSMを有効に変更出来ない謎仕様だった。ASRockやASUSの最近のマザボはこうなっているらしい。



デフォルトCSM無効なのでWindowsのBootパーティションがGPTに限定されるが、我がSSDはMBRだったので起動不可。
WindowsインストールUSBからMS謹製のMBR2GTP.exeを使って変換を試みたが、パーティション数の制約に引っかかって使えなかった。
Acronisバックアップしていたら心置きなく消して変換して前に進めたがSSDに手を加えるのはここで断念した。



Aプランは新品SSDにWindowsをクリーンインストールだが、環境復元に手間が掛かかってすぐに使えないので却下。
Bプランの中古グラボ(ASUS GeForce GTX1050i 13,700円) を買ってCSM有効化で切り抜けたが、熱源追加に伴ってリアのケースファン(1,091円)も増設した。
電気料金が上がっていくこのご時世、一通り試したらグラボを外すかもしれない。



4) CPU組み付け不良



組み立て直後は長音のビープ音が5回鳴って起動失敗することが多く、整線やマザボの再脱着などで偶に起きる程度まで落ち着いていた。
ASRockの公式見解は上の画像だが、iGPUなので関係性が不明で、3)の件で中古グラボを入れたら大きく悪化。グラボのファンは回るが画像は当然の様に出ない。
グラボはAmazon経由の中古なので返品も可能で一時はAプラン クリーンインストールに傾いたが、CPU組み付け動画を眺めているとやはり手順が少し違う。



CPU組み付け不良の懸念が捨てがたく手順通りCPUを再装着したら完全復活した。 



スロットカバーを装着したままロックを掛けるとカバーが外れるのだが、先に外してCPUを固定したのが原因らしい。



LGA1700はCPUスロットとCPU短片に切り欠きが有って、ここを合わせることでズレなく収まるが、カバー有りの方がロックを締める際のガタが少なく無理なくロックできる印象を受けた。
スロットカバーは重要パーツでこれが無いとマザボの保証が受けられないが、保証以前に無いと正しく装着できないリスクが上がると思われる。



これでUEFIがグラボ装着を認識するようになり、CSM設定を有効に変更したらSSDがBootデバイスとして認識され見慣れたWindows10の画面にたどり着くことが出来た。グラボのドライバは自動でインストール、マザボのドライバはCDからインストールし、Windowsは事前確認通りの手順でライセンス認証を済ませ、一連の動作確認まで約1時間だった。修理完了宣言してお仕舞い。
修理費用は62,571円とオーバして第二弾の電源とケースファンの費用をどうするか頭が痛い。長く安定的に使うには電源の品質が一番重要だ。
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