ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

歓喜の歌

2008-02-21 21:42:09 | Weblog
今日は、映画を見る前に胃カメラを撮る。職場の健康診断でひかかったのである。胃カメラ自体は麻酔が効いていたのか、それほど痛くはなかったが、注射が痛くて、「痛い」といっていたら、看護師から「ごめんなさい、これは痛いですよね」といわれながら、やり直しているうちに、胃カメラのほうは終わってしまった。しばらく麻酔なのか、うとうとしていた。撮った写真が見えたので、いただけますかと聞くとよろしいですよと渡された。その後、診察をしてもらうと、胃があれてはいるが、大丈夫ですよといわれて、ほっとする。
そして、せっかくの休みだからと映画「歓喜の歌」を見に行く。
とある文化会館で、“みたまレディースコーラス”と“みたま町コーラスガールズ”、この似た名前のコーラスグループが、大晦日のコンサート会場の予約をダブルブッキングしてしまう。文化会館に勤める飯塚主任は、半年前に市役所から飛ばされてきた典型的なダメ公務員だ。彼は適当に生きている。その彼が、歌うことを楽しみにし、ひたむきに生きていく人たちの生き様に触れながら、彼自身が変わっていくのである。優柔不断で何となく頼りない主人公の様子が、自分と重なってしまうところもあって、それでも一生懸命生きることは大切なんだといわれている様でもあった。トルコ行進曲などいろいろな歌が出てきて、楽しめるし、物語がだんだん盛り上がり、「歓喜の歌」である。落語家・立川志の輔の同名作品の映画化である。