天上と下界に分かれる時間帯

　立山の高い峰だけが、この時間帯には地上のものとは思われない輝きを見せています。この天上にあるのは、土でできている山とは思えません。まるで、氷の世界が中空にあるようにさえ思えます。ここは完全に真冬ですね。
　下界は、もう太陽の光を失ってかなり暗く沈み込みつつあります。まだ車が忙しく行き来していますが、何か下界で蠢いているという印象さえうけます。天上のイメージと下界の現実が同一の画面上にこのようにあるのが不思議です。そういう時間帯です。

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メタセコイアの紅葉

　常願寺川公園の紅葉・黄葉していた木々の多くは葉を落として、もう冬に入ったことを宣言しているようです。この公園にはメタセコイアの木が何本もありますが、この木々だけはまだ葉を落とさず、真っ赤に紅葉していて目をひきます。
　化石としてしか残っていなかったのが、偶然中国四川省で発見されて以来、現在各地で育てられているということですが、やはり他の木々とは大きく異なる遺伝子でも持っているのでしょうか？

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嘉興南湖（3）・・・JingShang君の浙江省嘉興日帰り旅

　南湖の東側湖畔に、南湖革命記念館があり、共産党第１回党大会の最終日が南湖の船上で開かれたことを記念しています。この写真がそうです。

記念館は、上海の一大会址の記念館と同じような展示ですが、ビデオがあり、当時嘉興の大会を手助けした女性(ビデオでは歯の抜けたお婆さんでした)が当時の様子を話しているが映されていました。お婆さんの話す言葉は、上海語と殆ど同じようで字幕スーパーでようやく、意味が理解できます。一大会にはコミンテルン代表のマーリンというロシア人が参加しており、彼が外国人で目立つのでどうしたとかという話をしていました。

写真は、南湖記念館の外観です。建物向かって左手が南湖です。記念撮影をしているのは、共産党の研修か何かの団体でしょう。共産党は中国では執政党なので、共産党関係者は飢えたるプロレタリアートの前衛というよりは、establishmentsという雰囲気があります。

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嘉興南湖（2）・・・JingShang君の浙江省嘉興日帰り旅

　写真は、（1）の島の中にある池を撮ったものです。湖の中の島の中にさらに池があるということになります。このような池は、杭州の西湖の島にもあります。

　この島の更に湖の中央方向へもう一つ島があり、中国共産党の第１回大会の最終日は、この島の付近に浮かんだ船の中で開催されました。１９２１年７月２３日から上海で開かれ、７月３０日にフランス租界の官憲の介入で中断し、嘉興に逃れて、最終日を南湖の船上で過ごしたということでした。最終日は７月３１日と８月１日と２説があるそうです。以上（1）の説明を補足訂正します。

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嘉興南湖（1）・・・JingShang君の浙江省嘉興日帰り

　南湖は嘉興市街の中心にあります。嘉興駅前の通りを抜けると嘉興城を守る堀があり、それを越えると嘉興城の城壁が見えます。嘉興も市街地を城壁で囲んだ中国の都市であったことが判ります。現在は、この城壁は撤去され、環城路と言う名前の道路になっています。堀は残り、運河となっています。日本の城の堀のイメージとは違います。
　上海と杭州を結ぶ鉄道が走っていますが、その鉄道の南に南湖があります。南湖には二つの島があり、陸地に近い島を陸地から撮った写真がこれです。

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