ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

妹の涙

2011-10-13 00:28:52 | 日記
私の妹は、ゆうやが生まれた時から現在に至るまで、ずっとサポートしてくれています。

ゆうやが熱を出したときは時々交替して看病してくれたり、私が熱を出したときもゆうやの面倒をみてくれたりと、大変な時には必ず助けてくれます。
そんな妹のゆうやへの愛情は、かなり深いと感じています。

昨日、妹が言いました。
「お姉さん、ブログ読んで泣いたわ~。」

泣くようなことを書いたかしら?
私は、はてな???と考えましたが、思い当たる箇所が分かりませんでした。

妹は、自分の意志で目的地へ(http://blog.goo.ne.jp/yuyaproject/d/20111011)を読んで泣いたのだそうです。

**********
  だって、ゆうちゃんは、ずっとずっと動けなくてじっとしているだけだったのよ。
  それが、足漕ぎ車椅子や電動車椅子を使って自分の行きたいところへ行けるようになったって、、、。
  もう嬉しくて嬉しくて、、、。
  学校の先生や、TESSの皆さんやヘルパーさん達の御蔭だね。
  本当に有難いね~~
**********


自分では一歩も動くことができないゆうやのことが不憫で不憫でならなかったと、妹は話をしながら再び涙ぐんでいました。
私も泣きそうになってしまいました。

足漕ぎ車椅子や電動車椅子に乗っている ゆうやの心の中はというと、ワクワクドキドキでいっぱいだと思います。

行ったことがある場所、見たことがある景色、それらは見慣れたいつもの景色のはずです。
けれども、車椅子を誰かに押してもらって見る景色と、自分の意志で動いて見る景色では、全く異なると思います。

昨日も、足漕ぎ車椅子に乗って大通りを渡るゆうやの横顔を見ると、信号に注意しながら嬉しそうに小鼻を膨らませてペダルを回していました。
長い横断歩道をこんなに嬉しそうに渡っているのは、ゆうやだけかもしれません。

自分の足で横断歩道を渡ることは、ゆうやにとっては「あたりまえ」ではないからです。
普通の人にとっては、たったそれだけのことかもしれませんが、ゆうやには大冒険です。

「つぼみが膨らみ、花が咲くことに感動する」そういう心を持ち続けたいと思います。
1つ1つに感動し、感謝して生きていけたら、毎日が輝きでいっぱいです。

妹の涙は、感動と感謝で輝いていました。
それは心の奥から次々と湧き出ていました。

あ、こんなことを書いたらまた「泣かせないでよ~。」と妹に言われるかもしれませんね。
癌姉妹だけど、これからも沢山感動して感謝して生きていきたいと思います。



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コメント (4)