修学旅行から帰ってきた次の日、ゆうやは張り切って学校へ行きました。
ところが、週が明けて月曜日。
朝、いつもの時間にゆうやを起こすと「学校休みます。」と言います。
疲れているのでしょうか。
月曜日は午後から早退して訓練に行く予定でしたので、午前中は学校を休んでゆっくりすることにしました。
学校を休んだものの、訓練のあと別の病院へ行ったり、車イスの仮合わせがあったりと、夜までスケジュールが詰まっていました。
昨日の火曜日の朝。
浮かない顔をしたゆうやが言いました。
「学校休みたい。」
え?またですか?
スクールバス会社に電話をして欠席の連絡をしました。
「お母さん、ヘルパーさんと約束したね。」
「そうね。」
「ぼくが学校へ行ったら、ヘルパーさんが来てくれるって、約束したよ。」
「そうね、でも休んでしまったね。」
「ぼく、学校へ行きたい。」
「スクールバス行ってしまったよ。」
「お母さん、電車で連れて行ってください。」
せっかく学校へ行く気になっているのだからと思い、私はゆうやと電車に乗りました。
ところが、自分から学校へ行くと言っておきながら、電車に乗ると「どうして学校へ行かなければならないのか。」と暴れ始めました。
うわ~、困ったな~。
と、その時です。
車掌さんのアナウンスが聞こえてきました。
「お母さん、この電車、学校へ行くときの駅に止まらないみたいだよ。」
「あらま、乗る電車間違えたみたいだわ!急行に乗ってしまったわ~。」
電車の窓から外を見ると、下車する予定だった駅を通過しています。
あらら~。
ふとゆうやを見ると、とても顔が明るくなっていました。
「ぼくのお好み焼きあるかな。」
昨日の給食は、お好み焼きでした。
次の駅で電車を乗り換えて、無事学校へ到着することができました。
ふ~。
ハプニングの御蔭で、ゆうやの気持ちが変わりました。
揺れる思春期の心も、ハプニングは楽しめたようです。
時には「間違い」もいいものですね。
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朝、いつもの時間にゆうやを起こすと「学校休みます。」と言います。
疲れているのでしょうか。
月曜日は午後から早退して訓練に行く予定でしたので、午前中は学校を休んでゆっくりすることにしました。
学校を休んだものの、訓練のあと別の病院へ行ったり、車イスの仮合わせがあったりと、夜までスケジュールが詰まっていました。
昨日の火曜日の朝。
浮かない顔をしたゆうやが言いました。
「学校休みたい。」
え?またですか?
スクールバス会社に電話をして欠席の連絡をしました。
「お母さん、ヘルパーさんと約束したね。」
「そうね。」
「ぼくが学校へ行ったら、ヘルパーさんが来てくれるって、約束したよ。」
「そうね、でも休んでしまったね。」
「ぼく、学校へ行きたい。」
「スクールバス行ってしまったよ。」
「お母さん、電車で連れて行ってください。」
せっかく学校へ行く気になっているのだからと思い、私はゆうやと電車に乗りました。
ところが、自分から学校へ行くと言っておきながら、電車に乗ると「どうして学校へ行かなければならないのか。」と暴れ始めました。
うわ~、困ったな~。
と、その時です。
車掌さんのアナウンスが聞こえてきました。
「お母さん、この電車、学校へ行くときの駅に止まらないみたいだよ。」
「あらま、乗る電車間違えたみたいだわ!急行に乗ってしまったわ~。」
電車の窓から外を見ると、下車する予定だった駅を通過しています。
あらら~。
ふとゆうやを見ると、とても顔が明るくなっていました。
「ぼくのお好み焼きあるかな。」
昨日の給食は、お好み焼きでした。
次の駅で電車を乗り換えて、無事学校へ到着することができました。
ふ~。
ハプニングの御蔭で、ゆうやの気持ちが変わりました。
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