猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ひとりでできた!と秋の色

2006年11月10日 23時52分39秒 | 
あまりにいいお天気だったので。
自転車でお散歩に出てみた。

あてもなくふらふらと、風の向くまま気の向くまま。
そのつもりで。

しかし.....
なんだかそれだけじゃもったいないかもと、いきなり貧乏性が顔を出し、すぐに目的地を畑に変更。

ひとりで畑へ向かうのは初めてではないが、自転車での一人旅は初めてのことだ。

持っているのは電話とカメラだけ。
小さなリュックを背負って出かけたものの、半そでだし、お財布もないとは、まるで子供だが、なんだかその状況がとっても楽しい。


周りの景色を見回しながら、のんびり自転車を漕ぐ.....

すると、思いもかけないものが見つかったりして。


   このプーさんはいったい何をやらかしたのだろう?
         かなり厳しいお仕置きの最中(笑)
       美しい柿の色との対比がなお哀しい(爆)


川沿いには、少し前の季節とは違う花々が咲き。
散歩する人々やジョギングに励む人、談笑する老人達や犬と、様々な顔ぶれを和ませる。

 キバナコスモス、かなぁ?


この川沿いには、夥しい数の花の種が播かれ、季節ごとに違う花が咲き乱れるが、どうやら最近、チューリップの球根も大量に埋められたらしい。
まるで帯のように長く長く掘り返された土の表面が、来春には色とりどりのチューリップで埋め尽くされるのだと思うと、心が弾んでくる。

見知らぬ人々のために、こんなにも花を植えられる人とは、いったいどんな人物なのだろう?
私もいつかは、こんな風に、知らない誰かのために花を咲かせる人になりたいが.....。

と。
美しい花に見とれるままに、畑へ到着すれば。

いつの間にか真っ赤に色づいたブルーベリーの葉。

                      


畑に移植されたせいで、たくさん実をつけたラズベリーもこんなにいっぱい獲れて。





しかし、さて。
袋も持ってない私が、これを潰さずに持ち帰るには、どうすればいいものか.....。

そうだ!
固い芽キャベツの葉でくるんで、そっとリュックに入れれば.....
               


               全員異常な~し♪


デコボコ道を走っても大丈夫!

家へ帰ってゴンザに見せると、
「やるね~♪」
と褒めてもらい、大満足の一人旅。

クセになりそう~(笑)

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6 コメント

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思えば遠くへきたもんだぁ~ (ハナクロ)
2006-11-11 02:11:33
お天気に誘われてふとサイクリング。気持ちわかります。そして一人だと普段は何気に通っていた道も新しい発見があったりして。でも、キレイなものや楽しいものをみつけたらやっぱり一人じゃなくて二人で着たかったなって・・・・夕暮れ時に思ったりしませんか?

しかし・・・このベリーちゃん美味しそう。私だったらつぶさずに持って帰る方法としては・・・口の中へ入れて。ごちそうさまでした。と感想をのべるだけでしょう。へへへ。

キャベツも大きなのができそうですね。いつか、ちゃあこを籠に入れてサイクリングするのも素敵かも。でも、猫って臆病だから籠から跳んで逃げたりしたら事故の元になるので・・・・リュックに詰め込んでください。私はリュックに詰め込んで入院中の祖母のお見舞に行ったことを思い出しました。あれもかなり大きな冒険の旅でしたね。
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ある囚人の独白 (GONCYA)
2006-11-11 20:09:37
身に覚えのない刑‥‥
あの日、私は最近購入した新築マンションの一室で眠っていると、見知らぬ男たちが訪ねてきて、そのまま連れ去られた。
目隠しをされて連れて行かれた薄暗い場所で、私は突如名前を名乗らされた。
「く‥‥くまのプーです」
震えながら答える私に、裁判官とおぼしき男がいくつかの質問をした。
そして、事情がよく飲み込めないまま答えた私に突如下された言葉、それが、
「被告を懲役270年の刑に処す」

あれからもう2年半年、私は縁もゆかりもないこの民家の庭先につるされ、放置されている。
視界に入るものは、もはやシンデレラ城や撮影のためのスポットライトではなく、ありふれた民家の小さな庭ばかり。
一週間に一度与えられるひとさじのハチミツだけを頼りにこうして生きながらえてはいるものの、全ての刑を終えるのは257年と半年先だ。
無論、その日まで生きながらえる自信は、ない。

なぜこんなことになったというのだろう。
私のどこがいけなかったのか。
確かに、ただのくまにしては不相応な収入はあった。
私のエージェントは世界一商売の上手なディ○ニー、さらに愛くるしい容姿を持つ私のもとには、定期的に膨大なグッズ収入が‥‥
新築マンションも海外旅行も金髪の美女も思いのまま。
しかし、それは私の労働に対する対価であり、やましいことは何もないはずである‥‥
なぜ、なぜ‥‥なぜ私だけがこのような目に遭い、あのいまわしいネズミや犬たちは、いまだにのうのうと東京湾岸の埋立地で愛想を振りまいているのだろう。

ここにやってきて2年半、もはや私の栄光は過去のものとなりつつある。
最初は道行く人も振り返ったりしてくれたものの、今では私の存在に気づくものさえいない。
いや、違うな。
最近、ひとりの能天気そうな女が私の存在に気づき、いぶかしそうに眺め、そして写真を撮って行きはしたが‥‥
しかし、それが何だというのだろう。
あののん気そうな女が、私を自由にしてくれるはずもない。

今年も柿が色づく季節となった。
やがてこの柿は、この民家の主婦によって回収され、近所に配られるだろう。
毎年のことだ。
そしてまもなく厳しい冬がやってくる。
私の自慢の皮下脂肪も、今年いっぱい持つかどうか‥‥
せめて、週に一度のハチミツを週に二回に増やして欲しい。
今私が願うのは、それだけである。


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Unknown (Blandine)
2006-11-11 22:53:10
やりますねー!!erimaさん♪
電車で移動される距離を自転車で行かれたのですか?
しかもお一人で!
ラズベリー、美味しそうです☆実家の庭にある木いちご(呼び方は和か英だけどウチでそう呼ばれていたので)にそっくりな種類です。昔飼ってた犬が大好物で、庭に入ると一目散に食べていました。犬と人間の取り合い競争でした。ぷーさん・・・鳥見張りの刑なのでしょうか。夫が自称「ぷーさん」で、男のくせに自らぷーさんをたくさん集めているのですごく切なくなりました。(笑)
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上には上が...(笑) (erima)
2006-11-11 22:58:31
ハナクロ様

先ほどハナクロ様のblogに行ってみたら、「お財布も『携帯も』持たずにお散歩に出た」とあったので、「むむ、上には上がいた」と、思ってしまいました(笑)
でも、お天気がいいと、なんだか色んなところから誘われているような気になりますよね~♪
で、綺麗で小さな自分だけの場所とか見つけちゃったら、もうご機嫌!
でも、おっしゃるように、そういった楽しみを見つけたときは、ああ、二人でまた来たいな~って思いますよね。
「あそこがねーこうだったんだよ」って話すのも楽しいけれど、何でも二倍がやっぱり楽しい。

おほほ♪ラズベリーにも、その手がありましたね~。
では私も次は一人でパクッと。
(あれー?「何でも二人で」と言ったそばから・笑)

野菜たちは、朝晩の冷え込みにも関わらず、ぐんぐん大きくなって、私たちを驚かせてくれます。
美味しく食べられる日が楽しみだー♪
ちゃあこもね。いつか特訓して、サイクリングが出来るといいなぁ。リュックに入れてサイクリング。夢の光景です。
ああ、やっぱりハナクロ様にはてんでかなわないわぁ(笑)
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囚われ人よ...いや。熊よ。 (erima)
2006-11-11 23:23:55
GONCYA様

この愛くるしい熊の何がいけなかったのか...。
その疑問には俺が答えよう。
それはずばり、『声』だ。

あの見た目に似合わないアホ声。
愛くるしいとはいいながら、でかい図体に相応しくない喋り。
それが全ていけなかったのだ。
熊よ。商売上手のエージェントを侮ってはいけない。
お前のその声は、キャラ収入に見合わせるには、あまりにやるせない感がただよっていた。
そして、お前がそこに吊るされている間にも、エージェントが用意した替え玉が稼ぎまくり、本物の熊の行方を案ずる者は誰もいないのだ。
そう。今頃は、ジャパニメーション声の熊が、さらなる収益を確約し、エージェントと祝杯をあげていることだろう。
そして熊よ。お前が本物と信じていたあのねずみや犬も、そうやってお前と同じような運命をたどった本物の替え玉にすぎなかったのだということを、今こそ知るがいい。

さらに熊よ。こうして俘虜の憂き身にある今も、のん気なあの女に、ネタとして使われるその身をなげくならなげけ。

しかし熊よ。その女はデブ専ゆえ、お前がやせ細るのを哀しみ、その腹を再び肥えさせるべく、はちみつを持ってやってくるかもしれないぞ。

熊よ...。その柿の実の先に見えるのは希望か絶望か。
聞けば、お前がかつて働いていたのは夢の国という。
希望を捨てるなよ。
返信する
ではこれは!(笑) (erima)
2006-11-11 23:36:38
Blandine様

ダー様がプーさん!?
ではこれは...新しい愛人に入れあげるあまり、奥様であるあの方に吊るされた、だっ、だっ、ダー.....ああ、いけないっ。その先は言えないわっ!?(爆)

でも、男の方なのにプーさんを集めていらっしゃるなんて、ダー様。なんだか可愛いですね♪
うちのゴンザはおなかだけプーさんにそっくりです(笑)

で、奇遇なんですが、ここにもときおり来てくださるiku様のおうちのワンちゃんも、ラズベリーが大好きだそうで、数日前にその記事を読んだばかりだったんです。
Blandine様のお宅のワンちゃんもそうだったなんて、とっても可愛らしい好物に、思わず笑顔になってしまいますー。
争奪戦もまた、楽しかったでしょうね。
「木いちご」という呼び方も、とっても可愛らしくて、あまやかで素敵ですよね♪

二駅ばかりの自転車の旅。お天気がよかったので、あっという間でした。
でもこれが冬だったら...厳しいんだろうなぁ(笑)
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