猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

違う場所で、いつもの。

2021年05月17日 15時23分39秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

空間、瞬間、人の手によって作られる何か。

 

 

『禁酒法』の是非については面倒なので触れないが。

 

確かにこれは、

酒を『酔うための手段』として捉えたがために、

決められたことのように思う。

 

酒を飲む=集団で騒ぐ、だと。

 

食事との組み合わせで、

じっくり、その妙なる味の調べを愉しむ、

とか、

一人、仕事や家庭を離れて、

良い音楽や空間に浸り、リラックスする、等とは、

まったく違う、酒への解釈。

 

(いや、実際集団で騒ぐヤツもいるし、

 お国や自治体も仕事で、

 個別のケースなど考えて対応している暇はないゆえに、

 一律の措置、だというコトは重々承知はしているんですよ。

 ホントはね)

 

 

素晴らしいチーズを前にワインなしとか、

旨い刺身を前に日本酒なしとか、

揚げたてあつあつフライにビールやレモンサワーなしとか...

 

我々酒飲みにとって、

それはまさに身悶えする不幸であるが(笑)

 

酒を飲まない人からすれば、

まったく理解不能だろう。

 

だけど...

 

茶では無理。

 

あの、料理に対する相乗効果は、

酒以外では...

 

あんこやおにぎりには日本茶がベストであるように、

焼き鳥にはビールが欠かせない。

 

焼きたての餃子にも。

 

(まあ、この場合炊き立て白飯でも良いのだが)

 

「あら、そんなに酒が好きなら家で飲めばいいじゃない!?」

 

という声があるのもわかってはいるが。

 

これまた、美味いものを供してくれる人、

および、自分とは違う空間を用意してくれる人あっての、

『旨い酒』なのも間違いがない。

 

『問題』となっている、

人との会話を含めて。

 

そもそも何より、

酒に酔う=大騒ぎする、

は、コロナ禍でなくとも、

あまり良いモノではないと思うので、

少しずつ、そこが変わっていけば、と。

 

『無礼講』はタテマエであって、

そこで見せた姿は、ずっと相手の記憶に残る。

 

酒とそれに合う食事を提供する側として、

また、一人の美味いものと酒を愛する人間として、

切に願う。

 

早く自由に飲める日が来ればいいなぁ!

 

ベランダで飲むのも美味いんだけどね、たまには。

 

 

 

 

 

 

 

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