猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

出雲における二度の遭難危機と神様のお導き。 その1

2016年11月04日 08時38分03秒 | お出かけ

 

神々が降り立つ地、『稲佐の浜』

 

 

出雲大社に到着する頃には、すでに夕暮れも近かった。

事前の、ネットで集めた情報では、
「まずは参拝の前に、神々が降り立つ地『稲佐の浜』へ行け」
ということだったので、そちらへ最初に立ち寄って。

 

少しだけ砂を頂きます。

 


なんでも、稲佐の浜で砂を頂き、
出雲大社の本殿の裏にある、須佐之男命の社の縁の下に砂を納めて、
代わりにそこにある砂を頂いて帰ると、
大変なご利益があるのだそうだ。

「では!」と、我々もそれに倣おうと、
まずは稲佐の浜に、砂を頂きに来たというわけだ。

そして、目的通り、無事に砂を少量頂いて、
いよいよ、出雲大社へやってきたはいいのだが。

なんと!

事前の情報では入れるはずの本殿裏の参道が、
その時間にはすでに封鎖されているではないか!

 

最初はこちらが本殿かと勘違い。途中で気づいてよかった。



さて...
どうしたものか。

予定では、夕刻に参拝を済ませ、
出来れば一気に松江まで行くつもりだったが...

主目的である、
『参拝し、砂を納め、砂を頂いて帰る』
が出来ないとなれば、この旅そのものが、
中途半端になってしまう。

我々はしばし考えたのち、
その夜は出雲に留まって、翌朝出直すことに決め、
まずは食事を済ませると、宿泊先を確保。

『秘境の宿』をうたう、そこへ向かったのだが...

まさに、それこそが『危うく遭難しかけた話』と、
『神様のお導き』の始まりだったのである。

 

泊まることになったおかげで、境港であがった蟹が食べられてラッキー(笑)