あっしゅ入院

あっしゅが入院しました。

ネットでうさぎをよく診てもらえそうな病院を探して電話をしました。
歯を診てもらいたいことを言うと
「すぐにでも連れていらっしゃい！食べられないんでしょう？」と院長先生の言葉。
タクシーで３０分以上かかる場所。あっしゅの体力がとても心配だったけれど、やはりできるだけ早いほうがよいと思い連れて行きました。
４０分近くタクシーに揺られ、あっしゅはぐったり。

ペットクリニックに着いてすぐみてもらえました。
「ひどいよ！お母さん。究極の脱水症状よ！見てごらんなさい。」
「ほら！皮がくっついて元に戻らないでしょう。水、飲んでいないでしょう！」
「歯も伸びて突き刺さっているよ！これじゃぁ食べられないわよ！」
「最近ではこんなひどい子、見たことないわねぇ。」
「これがわからない先生はうさぎなんか診れないわね。」
「明日だったら危なかったね！」
「とっても強い子だから頑張っていたんだね。」
「筋肉のない足に注射したってストレスになるばかりよ。ストレスになることばかりやっていたのね。」

母はただただ泣くばかりでした。

女の院長先生は手慣れた様子でパチンパチンと歯を切ってくれました。
あっしゅはもうされるがまま。動く体力もないようでした。
歯を切ってもらい、青汁とお薬を飲ませてもらい、水分補給の注射をしてもらいました。

「お母さんは心配で手元に置きたいでしょうけれどこのまま入院して、点滴はなるべくやらないで済ませたいがやるかもしれない。
脱水を改善してから流動食をやります。
内臓にもかなりダメージがあるだろうから、そのあと血液検査をします。
こんなに弱っているから預かっている間に万一のことがあるかもしれないけれど、承知しておいてください。」
ということで、あっしゅは酸素室（箱）に入れられました。
少しここで見てあげててもいいですよ、と先生は椅子を持ってきてくださいました。

一昨日あたりから柔らかくしたものをあげるとガツガツと食べて、単純な母は食欲が戻ったと喜んでいました。
今日も病院に行く前にペレットといちごのすりつぶしを食べていったのです。

つらいのに必死に食べて、きっと
『もっと生きていたいよ～』というメッセージだったんだね。
本当に頑張ったんだね。
強い子だね。

命拾いをしたんだよね。

本当にあっしゅには可哀想なことをしました。
あっしゅを思っては涙なみだの母です。

食欲が戻ってきた！

あっしゅの食欲が戻ってきました！
お腹の調子はまだ万全ではないと思いますが、お腹が空いているのか食べられる物についてはすごい食い付きです。
今日はペレットほぼ一食分を食べてくれました。

じつは・・・
食欲不振の原因が毛の飲み込みによるものだけではなかったようです。
しばらく前から食べ方がおかしいと思い、先月病院に行った時に先生に口の中を見ていただいたのですが異状なしということでした。
が、
一昨日、口の周りがいつも濡れているのに気が付き、よくよく覗いてみたら口の左右の毛が禿げて赤くなっている！
何が原因？
冷静に考えてみればやはりこれは歯が原因ではないだろうか？

これまで７年間、歯の心配は全くなかったのです。
なので「不正咬合」については大雑把な知識だけでした。
よく調べてみると

＊　白い目ヤニが出る
＊　ヨダレが出る
＊　下顎に湿性皮膚炎
＊　鼻炎が見られる
＊　前腕部内側に脱毛が見られる
＊ 　採食低下、体重減少、ハエ叩き様行動、口をモゴモゴさせる

不正咬合にはこの他にも症状がありますが、これらの症状がすべてあっしゅに当てはまってしまったのです！

特に口をもごもごさせて手を顔の前で動かす（ハエ叩き様行動）のは四月の初めごろ？からやりだして、一体何だろうと思っていました。
くしゃみも時々していました。
先生にもこれらのことは伝えていてお薬を出してもらっていたのですが・・・。

病気続きで食欲不振が続いていて歯の状態にも影響したのでしょうか？

ペレットは一昨日からふやかしてほぐして、さらに食が進むようにパイナップルキューブ少量も細かくほぐして混ぜて食べさせています。
りんごもブロッコリーもすりおろし、ビスケも細かく砕いて少しふやかしてあげました。
りんごは酸味がお口にしみるのか？今日はあまり食べなかったですが。

そうしたらすごい食い付き！
母は嬉しいよう～。

年だなんてとんでもない！

先ずは体力回復だね。
今の状態では、病院に連れていくこと自体が怖いです。
もう少し食べて元気が戻ったら、近いうちにうさぎに詳しい病院に行って歯を診てもらおうと思います。

頑張ります！

毎日動物病院に通っていたあっしゅですが・・・。
全く食べないということではないのですが、食欲がなかなか戻りません。
それどころか
３日ぐらい前から、じっとうずくまって同じ姿勢でいるのです。それも中腰？
よくやる手を隠す漬物石スタイルでもなく、手の上にあごを乗せる格好でもない。
背中を丸め手で身体を支えているような感じです。

動かないせいか？足も弱ってきたようで・・・
一昨日は暑かったせいか久々に横になっていました。（じつは母はいよいよか！と思ってしまったのですが）
ところが！
起き上がることができない！
一生懸命もがくのですが自分の力では起き上がれなくなってしまったのです。
ショックでした・・・。
でも足は弱ってきていたけど、ついこの前までは家中走っていた。
母のそばにも来た。

昨日、病院に行って先生にも言いました。
「一日中動かないでじっとしているせいか、足がすごく弱ってきて昨日は久々に寝そべったのですか、なかなか起き上がれなくなってしまいました。」
「食欲も今朝はペレット１／３ぐらいでした。」
先生は
「消炎剤とかゆみ止めと食欲のお薬やっているんだけどね～。『魔法の薬なの？！』って言われるぐらい食欲が出る薬なんだけど、それで効果が見られないというのは・・・どうすることもできないな～。」と言い、
「お薬止めて様子を見ましょう。」と昨日は首に栄養剤の注射とお腹に塗り薬を塗りました。
「ウサギの寿命は７～８年だからね～。」と、身体の衰えはやむを得ないこと、という考えもあるようです。

それで今日から病院には行きません。
病院通いもあっしゅには大変なストレスになっておりました。
あっしゅの生命力に賭けてみようと思いました。

じつは・・・
これは私の想像だけなのですが・・・
毎日左右代わりばんこに足に注射をしておりました。
注射をし始めてからなのです、動かなくなってしまったのは。
注射が足にダメージを与えたのではないか？
これは全く根拠のないことですが、私はそんな気がしてなりません。
もちろん食欲が無くなってきて痩せてしまって足の力が無くなったことが一番ですが。
食欲が無くなったことも、毛をむしって少なからず食べてしまったことによると思いますが。

今日はマッサージを一生懸命してあげています。
足もマッサージしています。
幸い皮膚病はだいぶきれいになってきたと先生にも言われました。
こうしてパソコンたたいていても傍にきてなでなでとマッサージされています。（母は片手打ち）
少しは気分もいいのかな？という感じです。

体重は昨日計ったら９１０ｇしか無かったです。
すごく痩せて筋肉がおち、お尻の皮が垂れてしまってます。
ホントに可哀想で泣けてきます。

でも今日は昨日より食べています。
食べている時はけっこう力強いです。
まだまだ大丈夫！　そんな気がします。

母子ともに頑張ります！