もしかして振り込め詐欺？

昨日、姑が『変な電話があったのよ』と言いました。

一昨年９月に病気になって以来、人に会うのがイヤ、話すのがイヤ、電話もしたくない、勿論かかってきても絶対にとらない、こういう状態がずっと続いていました。
が、前の電話機の調子が悪く、つい最近新しい電話機に買い替えたところ、それがきっかけになったのか、自分で電話をかけられるようになったのです。
勿論、まだどこへでもというわけにはいきませんが。

しかし、かかってきた電話には出ないだろうと思っていたら、出たらしい。それがオカシイ電話だったと言う。
『いきなり、おばあちゃん？って言ったの』えぇ～？もしかして・・・。
「それで何て答えたの？」と聞くと、
『おばあちゃんだけど、それがどうしたの！って言ってやったの』
『そうしたらすぐ切れちゃったのよ』

もしかしてそれは『振り込め詐欺』だったのかも知れないよ、と言って説明してあげました。
多分姑は『振り込め詐欺』のことはあまりよくは知らないでしょう。
確かに男の孫はいます。しかしほとんど電話がかかってきたことは無いし、すぐに自分の孫を連想することは考えにくい。
とすると、プライドの高い姑は、どこの誰だか知らない男に『おばあちゃん？』と言われ、（あんたにおばあちゃん呼ばわりされる覚えはない！）とカチンときたのでしょう。
それで『それがどうしたの！』という返事になったのだと思います。

未だにあちこちで『振り込め詐欺』の被害が見聞きされています。
真相は分りませんが、その可能性は高そう。
でも姑の場合、込み入った話になった時は耳が遠いので私達に代わるし、第一自分でお金を振り込むことが出来ないので、被害にあう心配はありません。
どこで情報を仕入れるのか知りませんが、いよいよターゲットになったか～、とちょっとびっくり。気味が悪いです。