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日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



盛岡駅近くのホテルに宿泊し、盛岡駅前朝7時10分発の小田越行きのバスに乗ります。
ホテルでは6時半から焼き立てパンの朝食サービスがあるというので、それをいただいてから出発しました。
土日しか出ないバスで、しかもこの日の天気は晴れ予報。
絶対混むだろうから朝食は急いで食べてコンビニでポカリを買って・・・
7時5分前にバス停に着いたけどすでに沢山の人が並んでいる。
やっぱり甘かったか~。

1時間44分乗るバスなので絶対座りたい。
でもビミョー。
おまけに小雨がちらつきちょっと空模様もビミョー。

係の女の人が人数を数えていたので増発が出るのかな~と思っていたら、
一台のバスに乗れなかった人たち(7~8人ぐらい)は同時刻出発の急行大船渡行きに乗せ
大迫バスターミナルで小田越行きのシャトルバスに乗り換えるようにとのこと。
ギリギリ最後の5人の中に入り直通バスに乗れた私は、車輪の上の座席で
最後まで窮屈な姿勢で足がしびれてしまいました。
何~んだ~、全員が座れて行かれるんなら、ゆったりと乗り換えのバスで行きたかったな~。

さて、そんなこんなで登山口の小田越到着ですが、何と天気予報大外れ。
辺りはガスで白く、雨は降っていると言うほどではないがいつ降り出してもおかしくないお天気。
みなさん一斉に雨具を着込んでいます。
まさか今日は雨具はいらないだろうと思っていたのに~、
仕方なくザックの一番底から雨具を引っ張り出し着込みました。
携帯トイレ(400円)を購入し、登山者ノートに記入し天気回復を期待しながら出発です。
早池峰山は山中にトイレはなく、トイレブースがあって携帯トイレを使うようになっています。
下まで運ばなければなりませんが、携帯トイレって嫌じゃないです。
塩見小屋も磐梯山も携帯トイレだったけれど、使う時はかえって清潔。
自分のものだから自分で運ばねば!




樹林帯を30分ほどで抜けました。
後から分かったのですがここが一合目。
滑りやすいと言われる蛇紋岩の大岩ゴロゴロ。森林限界を超え風がものすごく強いです。


でもお花が少しずつ出てきて写真を撮りながら登ります。
キンロバイ


大好きなミヤマオダマキもたくさん咲いていました。


そして本命のハヤチネウスユキソウ


ミヤマシオガマも沢山咲いていました。




相変わらずガスで真っ白。おまけに強風。




ハヤチネウスユキソウもあちこちに沢山咲いていて、しかも新鮮。写真撮りまくり。










時折ガスが薄くなり周りも見えるようになりました。
ロックガーデンのような岩が散りばめられたような斜面。


お花もそこここに。




蕾もたくさんありました。








チングルマはおしまい。


キバナノコマノツメ


ミヤマアズマギク


ミヤマシオガマ、ミヤマアズマギク、ミヤマキンバイ、


五合目御金蔵。

お天気ちっとも回復しません。
時々ガスが切れるかな~という時もあるけれど、またすぐ真っ白に。
しかも風が半端なく強く、身軽な(?!)私はよろけてしまうぐらい。
下ってくる人の中には山頂は諦めましたと言う人も多い。
ここの岩陰で風を避けて休んでいた人たちも、お花を見に来たのだからもう下山するって言っていました。
私もどうしようかな~と迷って迷って・・・。
もう少し行かれるところまで行ってみようと出発。

ミヤマシオガマ




イワウメ


ミヤマヤマブキショウマ


ナンブトラノオ




イブキトラノオ? イワショウブ




ナンブイヌナズナ




ホソバイワベンケイ


五合目を過ぎると岩々もなくなり吹きっさらしになって益々風に煽られます。
どうしよう?
これじゃ山頂に行っても何も見えないし・・・。
ちょっと迷って行ったり来たり。
で、結局山頂諦めて下山することにしてしまいました。
二日連続、とほほ。

果敢にアタックする人たちも沢山いたのですがね~。
聞けば山頂ではほとんど風が無かったとか。


帰りのバスには少し早いのでじっくりお花の写真を撮りながらゆっくり下りました。




ハヤチネウスユキソウはエーデルワイスに一番近いと言われ
私が今まで見たウスユキソウの仲間の中では割と大振り。葉も茎もしっかりしています。








ハイマツのお花?


ハヤチネウスユキソウをたっぷり










登る時にはお花に夢中になっていて気がつかなかったのだけれどけっこう急~。
こんなだったかしら?


一瞬青空が見えることも。でもまたすぐに白くなってしまいました。
後ろ髪引かれながら下山します。


森林限界一合目まで戻りました。
やっぱり晴れませんでした。


マルバシモツケ


マイズルソウ     ミヤマカラマツ
 

盛岡行きのバスの時間まで一時間以上あります。
道路沿いにお花が咲いていると聞き、少し歩いてみました。

ハクサンチドリ


ノビネチドリ ベニバナイチヤクソウ


ミヤマキンポウゲ ヤマオダマキ


タニウツギ


道路っ端に高山植物が咲いているのにびっくり。
バスは朝乗った全員が帰りも乗った訳でもないらしかったですが、早く下山したおかげで帰りは窮屈な思いをせずに済みました。

今回の山はお天気怪しかったのに強行して失敗でした。
でも念願のハヤチネウスユキソウが新鮮な状態で見られたのはよかった。
ロックガーデン風の斜面に高山植物が沢山咲いて素敵な山でした。
晴れた日にもう一度来たいと思いました。




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すっかり更新が滞ってしまいました。
毎日お天気のチェックとお花の開花状況のチェックで一日が終わってしまうという・・・。

去年断念した早池峰山に、今年は是非行きたいと思っていました。
それも大人の休日俱楽部パスのある間に、と思っていて、でもお天気がどうも芳しくなく
今年は諦めかな~と思っていたら日曜日が晴れマーク。
でも登山指数は判定で風が強いと言う予報。
散々迷って迷って・・・えぇ~い!と突っ込んで行きました。
が、散々な結果に~。

一日目はついでの山、栗駒山に行きました。
栗駒山は秋の紅葉が素晴らしく、お花の時期は行ったことがなかったので行ってみました。
先ずは栗駒山のレポから。

1日のお天気はあまりよくなかったのだけれど、お花を見るのだからと承知で行きました。
でもやっぱりお花を見るにしても雨具を着込んで歩くっていうのは、テンションだだ下がり。
一関駅からの須川温泉行のバスはほぼ満員。
土曜日だしお天気悪かろうが行く人は行くんですね。

コース  須川温泉~名残が原~昭和湖~1500m地点

で、結論から言えば結局山頂踏まず戻ってきました。
下界では曇りだったけれど、須川温泉に到着すると小雨ちらつき模様。
仕方がないので雨具を着込み出発しました。
秋に来た時とはちょっと印象が違う。
というのも、木々の緑がふさふさして、細い道の両側から枝がトンネルのように覆いかぶさってくるよう。
樹林帯はほとんどずっとこんな状態でした。
それに前日の雨のせいなのか?登山道が水浸しで歩きにくい。


ウラジロヨウラク。いっぱい咲いていました。


名残が原は気持ちのよい湿原です。


ワタスゲ。雨に濡れてほわほわがない。


昭和湖


イワイチョウ     ショウジョウバカマ


ヒナザクラ

とにかく、お花も雨に濡れて姿もかわいそう。


ミツバオウレン、マイズルソウ


イワカガミ


アカモノ ツマトリソウ


オノエラン。初めてかも。


ゴゼンタチバナ


ガスで景色は見えないし、もうイヤになってしまい、1500M地点で引き返すことにしました。


帰りはちょっとコースを変えて。
ミツガシワの池がありました。


いつもミツガシワの葉っぱばかり見てたけど、初めてお花の咲いているのを見ました。
前に見たことあるかな~?そんなぐらい記憶の彼方です。




繊細なお花です。


帰るころには青空も覗きました。明日は期待できるかな~。


須川温泉の源泉


もっとお花が咲いているかな~と期待したのだけれど。
栗駒山はやっぱり秋ですね。

盛岡まで移動して翌日は本命の早池峰山です。



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東北の花の百名山、焼石岳に行ってきました。
焼石岳山頂下に広がるハクサンイチゲのお花畑を一度見てみたいと思っていました。
夫と私はいつも行きたい山が違っていて、普段はほとんど単独になるのですが、
今年は九重とこの焼石岳は夫もぜひ行きたいと言っていて、九重は都合がつかず私だけで行きましたが
焼石岳はお天気とお花の開花時期、それに都合がついたので二人で行ってきました。

焼石岳は熊のよく出る地域なので、人のたくさん入る土日に行くことにしました。
日帰りは無理なので駅近くのビジネスホテルに前泊します。
ひめかゆ温泉が近くにあるのですが、土曜日ということで既に満室。
今回は温泉は我慢します。

早朝4時半にタクシーを頼み登山口まで行ってもらいます。
登山口到着は5時15分。(ちなみにタクシー代は9160円)
こんなに早い時間だから2~3台はいるかな~と思ったら、4~50台入りそうな駐車場はほぼ満車!
ビックリ~!
運転手さんも驚いていました。
少し腹ごしらえをしてトイレを済ませ身支度を整えていよいよ出発です。

コース 中沼登山口~中沼~銀名水~姥石平~焼石岳~焼石神社~姥石平~銀名水~中沼登山口

もう既に沢山の人が山に入っているはずなのに、次から次と登山者が現れ次々に抜かされていきます。
これでは熊さん、大丈夫だね。
でもこんな林の中、人のあまりいない時期はちょっと怖い。



?                ズダヤクシュ

水芭蕉の葉っぱはもう大きくなっています。
熊さんの好物なんだよねー・・・。


中沼に到着。ベンチがあり皆さん一息入れていました。


いい感じに山が。


沼のほとりの絶景ポイント。
まだまだ山は残雪たっぷり。お天気もいいし最高です。


コバイケイソウ


ムシカリ


リュウキンカがたくさん咲いていました。






この辺りの水芭蕉はまだ可愛いです。


シラネアオイも咲いていました。


ハクサンチドリ


ミツバオウレン


上沼から。
この辺りから雪渓が出てきました。


ミツガシワ。お花はまだ。


紫ヤシオツツジ



ショウジョウバカマ          マイズルソウ

銀名水の上の雪渓。
雪渓を登り終えてから避難小屋があるのに気がつきました。
トイレを借りたいので空身で戻ります。


登山道は泥濘、時々木道、そして雪渓。
雪渓は10ヶ所以上ありましたが、アイゼンは付けなくても大丈夫でした。





?          オオバキスミレ


イワカガミ



チングルマ       ミヤマシオガマ


キバナコマノツメ      ミヤマキンバイ

高山植物が出てきた~と思ったら、山頂が見えてきました。
お花も増えてきて写真を撮るのが忙しい。


ヒナザクラ


姥石平。 目的のハクサンイチゲのお花畑。




姥石平で休んでいる人がたくさんいましたが、ここまでけっこう時間がかかりました。
なんせメタボさんが一緒なので・・・
山頂を先に目指すことにしました。


泉水沼。


登っている途中から鳥海山がきれいに見えて大興奮。


その左手奥の方には白い月山。



ホソバイワベンケイ?         イワウメ       

ガラガラの道を登って山頂へ。


いつの間にか空が白っぼくなってきていました。


ぐるり360度の眺望。
北東に早池峰山


北に岩手山


秋田駒ケ岳


西に鳥海山


南西に月山


南に雲海に浮かぶ栗駒山。


東焼石岳


横岳


広い山頂で休んでいる人もたくさんいましたが、風が強くなってきて寒いです。
下に下りて風のないところで休もうと下山することにしました。
どっちに下りるのか?
中途半端な踏み跡がついていて二度間違った方向へ。
ぐるっと9合目の方へ下山し東焼石岳を廻りましょう。
ところが、この焼石岳からの下りが大岩ガラガラで歩きにくいこと!
すごく時間を取られてしまいました。
ロックガーデンみたいです。



ミヤマカタバミ        チングルマ


ユキワリコザクラ ミヤマダイコンソウ


ミヤマシオガマ        ミネザクラ

東焼石岳


東焼石岳の分岐に来ると、一面のお花畑!


ハクサンイチゲも新鮮!


地元の人は東焼石岳の方がお花が沢山咲いているので、焼石岳は登らないと言っていました。


ユキワリコザクラ


素晴らしいお花畑です。










姥石平。


姥石平ではまだたくさんの人が休んでいました。
登りでけっこう時間がかかり、下りではどのぐらいかかるのか?わからなかったので
結局休憩せず、東焼石岳山頂はパスして戻ってきてしまいました。
帰りのタクシーに間に合うように、少し余裕を持って戻りたいと思って焦ってしまいました。
時間的にはあと30分ぐらいゆっくりしていられたみたい・・・。

下山も次々人に追い抜かされます。
前後に人が少なくなったので中沼からの樹林帯では鈴を鳴らして歩きました。
登山口にあと5分ぐらいというところで、前に二人の男の人が立ち止まって下の様子をうかがっています。
どうしたんですか?と聞くと
『今、そこの登山道に大きな熊がいたんですよ。』
ですって~!
脇の茂みに入って行ったけど、もっと向こうに行ってしまったかどうか分からないので少し様子を見ていると言う。
鈴を大きく鳴らしたり、ストックを叩いたり、2~3分待ってみました。
もう大丈夫だろうと、あとから来た一人の人とみんなで歩き始めましたが、大丈夫でした。
いゃ~、やっぱりいるんですね。
夫は写真に撮りたかったなんて言っていたけど、実際見たら肝を冷やしたと思う。
私はどうだったろう?
固まってしまうか?キャー!って騒ぐか?
きっと固まって生きた心地がしないだろうと思う。
二人の男の人も鉢合わせしないで良かったですね。10メートルも離れていない距離だったって。
『命拾いした~』って言っていました。

最後にびっくりのおまけつき、お天気も思ったほどよくなくて~悪くはなかったけど
素晴らしいお花畑を見られて念願叶いました。



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初めて九州の山に行きました。
山の斜面を覆いつくすようなミヤマキリシマを、是非一度は見てみたいと思っていました。
でも九州の山は馴染みがなく、土地勘もなくてなかなか行き難いところでした。
今年こそ思い切って行ってみよう!
そう決心して、毎日お天気とミヤマキリシマの開花状況をチェック。
そして交通機関や宿泊施設を調べたりとけっこう大変。
しかも九州は梅雨入り宣言が出て、今年は諦めかな~と思っていたら、
梅雨入り早々の中休みでラッキー。
法華院温泉山荘に電話をしてみると、大部屋があと一人二人なら泊れると言われ
重ねてラッキーでした。
あとは登山口近くの宿を見つけて切符の手配。
飛行機で行くことも考えたけど、5分前に行けば乗れる気軽なJRで行くことにしました。
実際は乗り換えの時間お弁当を買う時間など20分ぐらいは余裕を見ていますが。
初日は西日本では雨でしたが、移動だけなので構わないのです。
新横浜から博多まで新幹線で行き、博多から豊後中村駅まで直通の特急です。
この特急が何ともレトロ。
ガタゴト走り止まらない駅があるというだけの電車?

新幹線から乗り換えたので余計感じました。
おまけに車内販売はないと言い、お昼過ぎに乗ったので昼食のお弁当を期待してたのでガッカリ。
仕方なく手持ちのパンでお昼を済ませました。
豊後中村駅からはコミュニティーバスで登山口まで。
朝早く家を出て夕方到着~という長旅でした。
次はやっぱり飛行機かな。

さて、まだ小雨の残る中、お宿まで20分歩きます。
何とか見つけた宿が何とも素晴らしく、これについてはまた後で紹介したいと思います。
翌日は、いよいよ九重の山へ出発です。
お天気はお昼前には回復すると言う予報。
朝のうちはまだガスっていたので、念のためザックカバーと雨具の上着を着て出発します。

コース 長者原登山口~雨ケ池~坊ガツル~大戸越~平治岳~坊ガツル~法華院温泉山荘(泊)
    法華院温泉~坊ガツル~段原~大船山~段原~北大船山~大戸越~
    坊ガツル~雨ヶ池~長者原登山口

長者原(ちょうじゃばる)の登山口。
木道の先を左に折れ、樹林帯に入っていきます。


しっとりした樹林帯の登り。
林床のお花は少ないけれど、本当にたくさんの種類の木がありました。




木道が現れ、ミヤマキリシマも姿を現しました。
ガスっていて周りが見えず、ここが雨が池の入り口だということを後で知りました。


庭園のよう。


突然眺めが開け、あそこが坊がつる!


左側の山が平治岳(ひいじだけ)だと教えてもらいました。


また樹林帯に入ります。
昨日の雨で少しぬかるんでいました。


そして樹林帯を抜けると坊がつる。
ガスも晴れてきて青空が!タイミングの良いこと!
何とも長閑な雰囲気の素敵な場所。


平治岳。


法華院山荘の方向。





坊がつるに到着。


法華院山荘が見えました。


平治岳の斜面がピンク!


樹林帯を1時間ほどの登りで大戸越(うとんごし)


いきなりのミヤマキリシマの斜面。

沢山の人が休んでいました。
お腹が空いたので食事をしてから急登に備えます。

平治岳の登りは登り専用と下り専用の道に別れます。
ミヤマキリシマの木の間を縫うように登ります。かなりの急登。




坊がつるが見えました。








大戸越を見下ろす。
一面のミヤマキリシマに興奮!


急登を終わると更に山頂はその先。
ここまででも感激のミヤマキリシマだけど、更にさらにすごいです。


少しガスが湧いてきてちょっと残念。




あそこが山頂。




薄いピンクもあります。


平治岳山頂、着きました。


まだ蕾もあり、だけど今が一番じゃないかしら~。
少し終わりかけもありましたが。


山頂の西側の斜面も一面のミヤマキリシマ。


あちらは大船山(たいせんざん)。


大船山への登りの斜面にもピンクが見えました。


どうしよう~?
今日の予定では大船山にも登ることにしていました。
そして次の日は久住山を登って帰るという予定だったのだけれど・・・。
ここまでけっこう時間がかかってしまった。
大船山を登るとあと3時間はかかる。
宿に着くのが夕方遅くになってしまう。それにあの斜面?きつそう・・・。
もっとここでゆっくりもしたいしトイレにも行きたい。
体力的にも大船山を廻るのはきつい。
ここは無理しないで大船山は明日にしよう。
今回、久住山は登れなくなるけど仕方がない。またの機会にしよう。
そう考えて西側の斜面にも下りてみました。
みなさん、木の間の空間を見つけてお昼を食べたり景色を楽しんでいました。

後ろ髪を引かれながら山頂を後にします。
それにしても見事なミヤマキリシマ。






大戸越から見上げる。
また明日、こちらに来られたら来よう。


同じ道を戻り坊がつるに着きました。


そして今夜の宿、法華院温泉山荘。

大部屋は120人収容。
大船山を登らなかったので予定より早めに着きました。
食事前に温泉に入ってさっぱりしました。
夕食はおでんと鶏の照り焼き?


2日目。坊がつるから大船山を目指します。
けっこう急登~。ずっと薄暗い樹林帯。
大きな岩がゴロゴロして歩きにくい道。
少しずつ明るくなってきたかな~と思ったころ、段原に到着。


大船山はまだまだ先。
ずいぶん急そう。


こちらは北大船山。


木々の間をかいくぐるようにして大船山に向かいます。
マイズルソウ。


こちらは蕾も多い。


それほどきつく感じないで大船山に到着しました。


北大船山の向こうに平治岳。




坊がつると三俣山。


久住山?九州最高峰の中岳?と硫黄山?


遠くばかり見ていて池があるのを気がつかなかった。


九州の山々は分からない。




ぐるりと。




由布岳は分かりました。


海に浮かぶ島々。


北大船山をぐるりと廻って、真ん中辺りで大戸越に下ることにします。
今日はバスの時間までに下山しなければなりませんが、向こうに廻る時間はありそう。


大船山。段原に戻ってきました。


ほんの7~8分で北大船山。


ミヤマキリシマに埋もれて歩きます。


平治岳に沢山の人が行列を作って登っているのが見えました。
お天気がいいから皆さんミヤマキリシマを見に来たのでしょう。


大船山を振り返る。




北大船山尾根から大戸越への下りはすごく急でした。
ここは登るのが大変そう。昨日登っていたらどうだったろう?


大戸越に着いて少し眺めて下山しました。
あまりのんびりもしていられないのです。
もう一泊出来たらよかったな~。

また坊がつるに戻ってきました。
テントを張ってここでのんびりするのも気持ちがいいでしょうね~。


まっすぐ行って雨が池への緩やかな登り。


坊がつるとお別れ。


帰りの雨が池。雨が降ると水が溜るそうです。


晴れていれば緑もきれいで気持ちがいい。


昨日はガスで見えなかったタデ原湿原。
遊歩道もあったのですね。


体力的にあっちもこっちもという訳にいかず、ミヤマキリシマを見ることを優先して
久住山、中岳をパスしてしまったのは残念でしたが、
念願のミヤマキリシマ、一番の見頃に出会えたようでした。
ほんとに見事で素晴らしかったです。
せっかく遠出をしたのだから、もう一泊してもう少し余裕のある日程にすればよかったです。




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去年、5年に一度の花付きと言われたシロヤシオ。
今年は裏年なのであまり期待はできないだろうけど、この時期になるとやはりシロヤシオを見に行きたくなる。
檜洞丸のシロヤシオもそれなりに花がついているらしい。
檜洞に登るのもだんだんしんどくなり、次の表の年を待つことができないので思い切って出かけてみた。

去年、新松田駅から乗ったにもかかわらず、終点までずっと立ちっぱなしだったことを思い出し
今年は新松田でトイレにも寄らずなるべく早くバスの列に並んだ。
その甲斐あって座っていくことができた。
立つ人は数人、途中御殿場線谷峨駅から10人ほどの登山者が乗ってきた。
谷峨駅から乗れば家を出るのを30分ほど遅らせることができるのだが、平日でもこの時期は混むので
早起きして二番電車で新松田まで行った。

コース  西丹沢ビジターセンター~ゴーラ沢出合い~展望台~檜洞丸山頂~
犬越路~用木沢出合い~ビジターセンター

ゴーラ沢出合いから本格的な登りが始まる。
ブナ林の新緑が美しい。


林床にはクワガタソウ。


一時間ほどの登りで展望台。
バスの中からも富士山が大きく見えていたが、まだきれいに見えていた。
木が成長してだんだん富士山が隠れてきている。そのうち見えなくなるのではないだろうか?


1400m前後からチラホラミツバツツジ、シロヤシオが現れ始めたが・・・。

傍にいた人が『山頂の方がきれいに咲いているようですよ』と言う。
期待しましょう。







新緑はきれいです。










この特徴のある木も、確かに花は割と咲いているけど・・・。

こちらは去年

去年は花がうじゃうじゃしていた。


マイヅルソウ


山頂手前で富士山。




山頂到着。


沢山の人が休んでいます。
日影を選んで昼食。
さて、去年は散々迷ってピストンでツツジ新道を下ったけど、今年は最初から犬越路を廻るって考えていました。
でも、こちらを廻る人はあまりいないし、帰りのバス(最終は18時58分だがその前の17時5分には乗りたい)に間に合うか?
やはり迷ったけど、少し前に下った人もいる、バスは最悪最終でもいいと犬越路に向かいました。




ミツバツツジが鮮やか


山の斜面に点々とミツバツツジ


こちらのシロヤシオの方がまだきれい








まずまずの花付き


大きな大室山。
一番低い鞍部(犬越路)までひたすら下ります。




途中、ご夫婦連れと年配の男性を追い越し、足場の悪い鎖場4~5か所、梯子を越えようやく犬越路に到着。
何とか17時5分のバスに乗れそう。
しかし、用木沢出合いまで薄暗い樹林帯が続きます。
ホントはここを歩くときは沢山の人が入っている時に歩きたい。
けれど前後に人はいないので鈴を思いっきり鳴らしながら、
『よっこらしょ、どっこいしょ』と歩きながら大きな掛け声をかけながら下りました。
熊さんだけには出合いたくない。

ここを登れればまた飯豊にも登れるかもしれないとか(いやいや、荷物の重さが違う)、
登れなきゃアルプスも無理とかいろいろ考えながら登った。
けど帰ってくれば疲労でぐったり。
昨夜は写真の整理もしないで早く寝てしまいました。
暑さもあったかもしれないけれど、最近は疲れ切ってしまうことも多く
今までと同じような山はだんだんできなくなっているのだな~と感じる。

花付きは去年と比べればちょっとガッカリだけど、
熊笹ノ峰辺りのシロヤシオはきれいで犬越路を廻れてよかった。




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今、アマギシャクナゲがきれいに咲いていると聞き、天城山に行ってきました。
天城山は初めてです。
何となく興味が湧かず、今まで行かずにいましたが、今年は花付きもいいらしいので思い切って行ってみました。

平日だから空いているかと思ったけれど、伊東から出る天城高原行きのシャトルバスはほぼ満員。
ゴルフが目的のオジサンが4~5人いたけれど、あとは全員天城山への登山者です。
これが土日だと臨時便も出るらしい。
登山口駐車場にはトイレもあります。

コース  天城高原ゴルフ場登山口~四辻~万二郎岳~石楠立~万三郎岳~涸沢分岐~四辻~登山口

新緑がきれいです。


アセビがたくさん生えていました。若葉がきれい。


天城高原にはヒメシャラの木もいっぱい。大きな木です。


トウゴクミツバツツジが出てきました。


万二郎岳に到着。


山頂より南伊豆方面。


とにかく新緑がきれい。
そういえば今年初めての新緑の山でした。







少し開けたところから海岸線が見えました。


アセビのトンネル


林床のお花は少ない。

何スミレ?             ワチガイソウ

石楠立過ぎたころからシャクナゲが出てきました。






アマギシャクナゲはピンクが濃い。


白いのも薄いピンクもあります。




花付きもよく一番いい時に来たのではないかしら。




蕾もあるのでまだ楽しめそうです。


ブナの新緑がきれいでした。


大きなブナ。


オオカメノキ


天城山の最高峰万三郎岳に到着。
大勢の人が休んでいました。
登りは汗びっしょりだけど山頂ではそよ風が心地よいです。


山頂から少し下った木々の間から、富士山が辛うじて見えました。


美しい新緑。


下りの斜面にもアマギシャクナゲの群生地があります。
ミツバツツジとのコラボ。




白いシャクナゲはあまり花付きがよくありませんでした。




ミツバツツジも盛りです。


ブナの大木。


シコクスミレ。


下山の山腹の巻道は木の根も張りだしたり大小の岩がゴロゴロとしてとても歩きにくく、
地図には現れない小さなアップダウンもあり疲れてしまいました。
伊豆半島は海のイメージがあったので、こんなに高原の樹林帯がきれいだとは思わなかった。
新緑も美しくお花も一番の見頃に出会えて行ってよかったです。



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今年もゴールデンウィークは唐松岳へ。
去年のゴールデンウィークは行かれなかったので、今年はどうだろう?無事に山頂に届くのか?心配・・・。
今年もし、今までより大幅に時間がかかるようなら、もう来年からはやめた方が良いだろう。
そんな思いで出発しました。

今年も松本のホテルで前泊して、始発の大糸線に乗って白馬まで。
一昨年と同じように沿線の田んぼに映る白い峰が美しい。
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳に白馬三山まで見えました。


八方のゴンドラに着くとスキースノボーの人がまだ並んでいます。
登山計画書に記入し、地下のトイレを借り身支度を整えゴンドラに乗り込みました。
ところが、ゴンドラが動き始めてカメラを地下休憩所のベンチに置き忘れたことに気がつきました。
どうしよう?上まで行ってまた戻るしかない。
大幅な時間のロス。それにカメラがその場所にあるかどうか・・・。
幸い、切符に八方営業所の電話番号が書いてあったので、電話をしてみると
折り返しまた電話をくれるとのこと、待っているとすぐ電話がありカメラはあったということでした。
よかった~。
上に行ったらまた取りに戻りますと言ったら、カメラを上にあげてくれると言ってくださり、
10分後、カメラは無事手元に戻りました。
わざわざ取りに戻る時間もお金もかかることなく、ほんとうに有り難く対処してくださいました。
本当にどうもありがとうございました。
最近、ポカをよくやるようになり、何かしら忘れたり落としたりしていてちょっと気を付けなければいけません。

コース  八方池山荘~八方池~丸山~唐松岳頂上山荘(泊)~唐松岳

八方池山荘前の公衆トイレは開いていました。
またトイレを借りて(笑)出発です。今度は忘れません。

今年はやっぱりいつもより雪が多いのか?
鹿島槍ヶ岳          五竜岳


不帰キレット


白馬三山


遠く八ヶ岳と富士山も。


紺碧の空。予報通りいいお天気。
暑いぐらいのお天気でした。
時々ドドド~と音が聞こえ、ヘリコプター?雷?最初は何の音か?分からなかったけど、
雪崩の音だと気がつきました。
目を凝らして見たけど、どこで雪崩が起こったか分からなかった。

同じ写真を何度でも。
白馬鑓ヶ岳     杓子岳     白馬岳


遠見尾根


丸山到着。北信の山々もばっちり。


唐松岳も見えてきました。
平日なのでやっぱり人は多くありません。


あの高みまで頑張れば・・・


急な斜面が何ヵ所かあり、喘ぎながら登ります。
でも何とかいつもとそれほど変わらずに登ることができました。
主稜線に乗り剱岳とご対面。


小屋で宿泊手続きをして山頂を往復します。


山頂。


不帰越しに白馬三山と小蓮華山


五竜岳と北アルプスの山々。


槍穂も。




北信の山々


南アルプス


八ヶ岳と富士山


そして立山、剱岳


360度の眺望をたっぷり楽しんで下山します。


宿泊は同室に単独女子が5人でした。みんな若い人~。
前日が悪天で雷やらブリザードでひどかったって。
そのせいか?お布団が冷たい~。
部屋も寒いので食堂でココアを飲みながらおしゃべりを楽しみました。

一昨年は張り切ってご来光を見に山頂に登ったけれど、
今年は雪がたくさんついて山頂直下がすごく急になっていて早朝はもしガリガリになっていたら怖いなと思い
行くのをやめました。
ぐずぐずしていたら日の出が始まっていた~。


牛首が薄ピンク


劔もほんのり


八ヶ岳  富士山         南アルプス




食事をしてから支度をして下山です。
朝、もう一度山頂を目指す人も多かったけれど、この日は薄い雲が広がっていました。


下の樺まで下りてきて、アイゼンを外していたら
何とライチョウさんが!
私は白いライチョウを見たことがなくて、雪山に来たら是非見たいとずっと思っていました。
少し夏毛が混じってきていたけど、ようやく念願叶いました。




登山者が何人かいるそばをつがいでひょこひょこ歩いています。
全然我々を無視。そのうちハイ松の茂みに入ってしまいました。
ほんとにラッキー~。


八方池


五竜、鹿島槍ともお別れ


白馬三山ともお別れしてほんとに下山です。


今年も何とか大幅に遅れることなく行ってこられました。
来年はどうかしら。また行かれるといいけれど。
直前までお天気を気にして決めたけど、素晴らしいお天気でほんとに行ってよかった。






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水曜日からお天気が崩れるという予報。
晴れているうちにどこかに行きたい。
どこへ行こうと言っても、この時期は結局スミレ探し、お花探しの山。
また、去年初めて見た蕨山のマキノスミレとミツモリスミレを見つけに行こうか~とも思ったけれど
朝一で出かけなければならない。
散々迷って、高水三山に行くことにした。

ところが、青梅で奥多摩線に乗り換えると小学生がいっぱい。
どうやら遠足でどこかの山に登るらしい。
もし高水山に登るようだったら子供たちと前後しながら歩いたら写真もゆっくりと撮っていられないな~と思い
御嶽から廻ることにしようかと思ったが・・・。
軍畑に着くと100人ぐらいの子供たちがどっと降り、やっぱり高水山に行くらしい。
でもまだ70人ぐらいが電車に残っていて、もしかして御嶽から登るのかな~
それだったら大岳山にしようか~という訳で仕方なく大岳山に登ることにしたのでした。
大岳山もしばらくぶりだし、まぁいいか~。

残った70人の子供たちは日の出山に登ったようです。
でも近隣の子供たちは奥多摩の山に小学生のころから親しんでいるのですね。

ケーブル行きのバスは登山者でいっぱい。
70人ぐらいの子供たちも一台のバスでぎゅうぎゅう詰めになっていました。

コース 御嶽平~長尾平~芥場峠~大岳山~芥場峠~ロックガーデン~御嶽平

まだ桜がきれいです。


御嶽神社に行く途中の石垣に咲いてた濃い紫色のスミレ。
名前が分からない・・・。


ミツバツツジが満開でした。


長尾平入り口の桜。




長尾平でまた別の小学校の子供たちと遭遇。
今は遠足の時期なんですね~。
子供たちはロックガーデンに行くと言うので、私は山腹の道を行くことにします。
土手にはタチツボスミレ、ナガバノスミレサイシンなどスミレがいっぱいですが木々の芽吹きはまだ。
ナガバノスミレサイシン


エイザンスミレ





おや?これは初めてのスミレ?
薄~くほのかにピンクがかったぷっくらした花びらのスミレ。
写真では白く写っているけれどほんのりピンクなのです。




横顔


こちらはタチツボスミレ。


タチツボスミレとのコラボ。似てる?


全部開ききっていない葉。側弁は有毛だったり無毛も。
調べてもわかりませんでした。


フデリンドウ


ミツバコンロンソウ


芥場峠の先でフモトスミレ発見。


大岳山頂。


残念ながら富士山は雲で隠れていました。


御前山


三頭山                        大菩薩嶺(右奥)


帰りはロックガーデンを廻ります。
日当たりの土手にはまだアズマイチゲが。けっこう咲き残っていました。


ヒナスミレ?




イワボタン?


綾広の滝


ネコノメソウ?


ハナネコノメ。まだ赤い葯がついていました。


コチャルメルソウ


ロックガーデンは若葉が清々しい。






カタクリが咲き始めたと聞いて富士峰園地の裾を廻って見ることにしました。
前に見た場所でアケボノスミレも見られるかもと思って。

カタクリはまだこれから?
富士峰園地には登らなかったので分からないけれど、数は少ない印象。


思った通りアケボノスミレを見つけました。
もっとピンクだったのだけれど・・・カメラが悪いのか?




山の上はトウゴクミツバツツジが盛りでした。










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以前から気になっていた南高尾を歩いてきました。
南高尾山稜は文字通り高尾山の南に位置する山々。
大垂水峠から大洞山、コンピラ山、中沢山、草戸山と続く山稜です。
標高も低いのでスミレもいっぱい咲いているのではないか?
歩いたことのない山で新たな出会いがあるのではないか?
そんな期待を胸に出掛けて行ったのですが・・・。

スミレと言えば日影沢のスミレも気になる。
日影沢のスミレを見てから大垂水峠に向かおうと高尾北口から小仏峠行きのバスに乗りました。
お天気が良ければ平日でもバスの増発が出ます。
前回より2時間早いバスだからか?ハナネコノメや梅が終わったからか?
登山者もこの前より少なく、バスは2台でした。

コース  日影沢林道~城山分岐~一丁平~大垂水峠分岐~大垂水峠~大洞山~コンピラ山~中沢山~
     草土山~四辻~高尾山口駅

日影沢に入れば先ず目にするのはニリンソウ。
今が盛りと咲いています。


スミレの数は少ない。
やっぱりスミレ探しのおじさまが『タカオスミレは見ましたか?』と聞く。
しばらく歩いた先でようやくタカオスミレを見つけました。
これからなのか?数としては去年よりずいぶん少ない印象です。


まだタカオスミレになりきれないヒカゲスミレ


カントウミヤマカタバミも咲き始めていました。


セントウソウ       ミミガタテンナンショウ      ユリワサビ


ヨゴレネコノメ          ネコノメソウ?


トウゴクサバノオ


沢の向こう側はニリンソウの群生。
一時、向こう側へは渡るのは禁止になったことがありますが最近ではロープが張られて、
渡ってもいいことになったのでしょうか?
結局、禁止にしても渡る人が後を絶たないからロープを張った、というところなのかも。
石伝いに入り口に渡らせてもらって1枚。


こちら側にも群生しています。


ニリンソウはこんな蕾の頃がかわいいですね。


タチツボスミレ        コスミレ
 

マルバスミレ         ニオイタチツボスミレ
 

エイザンスミレ




林道の上の方でまた今年もきれいなオカスミレ、アカネスミレに会えました。
オカスミレ


アカネスミレ


アカネスミレ


クサイチゴ      ミツバツチグリ?
 

サクラも咲いていました。
一丁平の桜はどうでしょうか~。




一丁平より。富士山が見えました。


サクラは咲いている木もありますが、まだ堅い蕾もたくさんあり、これからですね。


大垂水峠に向かいます。
エイザンスミレ        マルバスミレ
 

センボンヤリ


オカスミレ


ナガバノスミレサイシン


大垂水峠からいよいよ南高尾へ。
ところが、期待していたスミレは、ナガバノスミレサイシンとエイザンスミレ、それとタチツボスミレばかり。
日のあまり当たらない林の中の道が多かったからか、特にナガバノスミレサイシンが多かったです。
日当たりの土手はタチツボスミレ。時々エイザンスミレといった具合。
新たな出会いを期待したけれどありませんでした。

コンピラ山。ベンチとザックを掛ける桟が作られていました。


中沢山すぎたところで南側が開け、相模川と町が見えました。




城山湖


四辻ではヤマツツジが咲いていました。


南高尾山稜は小さいながら4つの山と峠も4つ。
大した距離ではないけれど登ったり下ったり登ったり下ったり・・・。
アップダウンが激しくて、それと思ったより時間もかかり、かなり疲れてしまいました。
最初、草戸山まで行かないで途中から下ろうかと考えたのだけれど、時間的に大丈夫そうだったので
草戸山、四辻と廻って高尾山口駅まで歩いてしまいました。
しかし前にも歩いた時、草戸山以降小さなアップダウンが繰り返されて参ったのでした。
それにお花もほとんど咲いていない。
すっかり忘れて突入してしまったけれど、駅に着いたときは疲労困憊。
草戸峠から梅の木平に下ってしまえばよかった。
休憩時間入れて8時間以上、久しぶりのガッツリ歩きでした。








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ブログの更新がすっかり滞ってしまいました。

今年は久しぶりに新潟の角田山にオオミスミソウ(雪割草)を見に行きたいと思い、毎日お天気と睨めっこ。
混雑する土日は避けて平日のお天気をチェックしていたけれど、なかなかお天気の良い日が続かない。
夫にも可愛いオオミスミソウを見せてあげたいと思って誘ったが、晴れてなければ行かないとうるさい。
ようやく29日が晴れそうと予定を立てたけれど、直前まで予報がコロコロ変わり
行くと決めたのは前日の夜10時過ぎでした。
ほんとは一泊でのんびり行こうと思っていたけれど、お天気が怪しくて日帰りの忙しない旅になりました。

朝7時の新幹線は指定席がほぼ埋まる盛況ぶり。
ちょうど春休みだから旅に出る人も多いのでしょうか。
でも自由席の方は余裕で座れました。

関東平野は晴れてカラカラだったのに、越後湯沢に着くとまだまだたっぷり雪国。
浦佐では雪が降っているのか?一面真っ白で何も見えず、
かなりショックだったがこれから晴れることを期待するしかない。
しかし燕三条に着くと雪はなく晴れている。
同じ新潟でも山間部と沿岸部では全く違っていてびっくりでした。

弥彦線、越後線と乗り継ぎ、巻駅で下車。
バスには時間が合わず、登山口までタクシーで行くしかありません。
他にも数人の登山者がいましたが、駅前にタクシーがたくさん待機していたので助かりました。

コース  桜尾根登山口~角田山山頂~角田岬灯台

桜尾根コースは私有地だそうで、注意書きが書いてありマナーを守って登らせていただきます。
一番お花が多いので人気があるコースです。
登り始めて10分もたたないうちにオオミスミソウが咲いていました。
以前来たときは1時間ぐらい登ったところでようやく見つけられたのだけど。
次々現れ、写真を撮るのに大忙し。
しかし、平日だというのに次から次と登山者が登ってきます。
落ち着いて写真が撮れないのでどんどん先に行ってもらいます。




















前日に雨が降ったらしく、登山道が泥濘でぐちゃぐちゃ。
滑りやすいので気を付けなければいけません。
地元の人は長靴を履いて登る人が多いです。
お花も水分たっぷりの感じでうつむいているお花ばかり。

キクザキイチゲも現れました。まだお花が開きません。


薄紫のキクザキイチゲ。


カタクリはまだ蕾が多い。




まだまだオオミスミソウは咲いています。






ショウジョウバカマ




キクバオウレンの群生




山頂に到着。


山頂にひと際鮮やかなオオミスミソウ。


山頂から10分ほど歩いた先に見晴らしの良い場所があると聞いたので行ってみました。
晴れているけど霞んでいて遠望がききません。
晴れていれば鳥海山から朝日連峰、飯豊、守門など見えるらしいけれど残念。
左手に日本海。




下山はまた灯台コースへ。
日本海と佐渡島を見ながら下るコースを夫にも見せてあげたかったけれどこちらも泥濘がひどく
またアップダウンもあって、メタボの夫には膝への負担がけっこうあったようです。

こちらのコースはカタクリが多いです。







午後になってキクザキイチケゲもお花が開いていました。






桜尾根コースほどではないけれど、オオミスミソウも群生しています。




灯台が見えてきました。


振り返って角田山。右手は展望台?


海岸線。霞んでいて佐渡島はうっすらとしか見えませんでした。




けっこう急な階段を下り海岸に降り立ちました。
ぬかるみがひどく滑らないように注意しながらの歩きだったので
思ったより時間がかかってしまいました。

以前来た時よりオオミスミソウもカタクリも沢山咲いていて、
散々迷ったけれど思い切って出かけて来てよかった。
平日でもたくさんの登山者が登っていました。
これで土日はどうなっちゃうのでしょう。

おまけ。 浦佐の辺りから進行方向左手に越後三山?
この辺りはまだ田んぼに雪が残り、春はこれからのようです。








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