「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

女性蔑視者は、女性に軽く見抜かれ、蛇蝎の如く嫌われる!

2015年07月02日 | 毎日のしあわせの為の知恵

さて、その日・・・水曜日の酒場は荒れそうだった。

怒りの表情で腕を組んでいる・・・黒いウンガロを着た悪魔ばりの御島社長(31)は明らかに怒っていた。

「ゆるちょさん。やっぱ、今日は個室にした方がいいですよね」

「絶対、御島さん大声出しそうだし・・・特定のマスコミを明らかに否定しそうだし・・・」

と、貴島くん(29)。

「ま、面白い事になるだろうね。なにが正義で、何が悪魔か、わかる話になるだろうね」

と、僕。

「じゃあ、今日は個室で」

と、店の人にささやくと貴島くんは御島さん、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)を連れて店の個室に入っていった。

僕はお酒のメニューと酒の肴のメニューをお店の人に伝えると、少し遅れて個室に入った。


「で、御島さん、今日は何に怒っているの?僕らにもわかるように教えてよ」

と、僕が言葉にする。

「自民党の大西議員が、特定のマスコミ・・・いや、左翼系のマスコミ・・・朝日新聞を想定した批判を繰り広げているけど」

「わたしも同調するわ。わたし、そもそも朝日新聞が嫌いなの。なぜなら、彼らは日本が戦争に突入するように」

「世論を操作し、日本を戦争に突入させたから。その責任を朝日新聞はこれまで一切とっていないわ」

「海外で告訴して、100兆円くらい、お金を払ってもらいましょうよ。10年間ぐらいね」

「責任はお金よ。結局、謝罪文なんて、いらない。誰かのクビも差し出さなくていいわ」

「ここまで譲歩しているんだから、お金くらい出しなさいよ。責任をしっかり取るのが日本人でしょ」

「あ、そうか。左翼系の人間って、そもそも日本人じゃないものね。だったら、日本から出て行きなさいよ。今すぐに!」

と、御島さん。迫力である。

「いや、その話はまあ、わかった。それはそもそも御島さんの持論だからね」

「で、なくて、今回の怒りの導火線に火をつけたのは、そもそも・・・」

と、僕。

「わたしね。だいたい今回の大西議員に対するマスコミの報道の仕方が気に入らなかったの」

「情報を矮小化して、今回の安全保障の法律に関して、間違った印象を与えるようにわざと動いているじゃない?」

「朝日新聞なんて言う、クズマスコミが情報を矮小化し、イメージ操作して、すぐにでも徴兵制が復活するとか」

「戦争になるとか、間違った印象を与え続けている。それで与党のやろうしている事の足を引っ張ろうとしている」

「あなた達、中国の味方なの?今、中国がどれだけ軍事的に日本を抜こうとして、プレゼンスを高めて、尖閣諸島の実効支配をしようとしているのか」

「わからないの。あなた達、非国民なの。だったら、この日本からすぐにでも出て行きなさいよ」

と、御島さん。

「批判を、ドンドンやればいいのよ。バカがマスコミによるイメージ操作でバカになるのなら、わたしは実力行使に出るわよ」

と、御島さん。

「まあまあまあ・・・大丈夫だよ。最近、人々のテレビ離れが進んでいるのも、そういうイメージ操作が出来るとカン違いしている」

「一部マスコミ・・・いや、朝日新聞や毎日新聞、その他のマスコミ全体を国民が嫌ってだから」

「「戦争にいい戦争も悪い戦争もない」って言って東京に出てきた寂聴さんがいい例でしょ?」

「ああいうカン違いをさせる事が、朝日新聞や毎日新聞の狙いって事だもん。皆のアイドル、寂聴さんをあんな行動に出させちゃいけないよ」

「彼女は女性達の誇りであり、アイドルであり、先人なんだから、守らなければ。日本人の女性だったら」

と、僕。

「そうなのよ、それだって哀しい出来事だったわ」

「もう、今は1960年代や1970年代の学生紛争の時代じゃないのよ。それを政府を敵視して」

「政府は戦争を狙っているかのような報道をするなんて・・・いつの時代の人間なのよ。今の国民の敵はまさにマスコミでしょ?」

「嘘ばっかりつく、オオカミ少年の朝日新聞でしょ?毎日新聞でしょ?左翼系のマスコミでしょ?」

「違うかしら?嘘をつく、事実を矮小化する組織こそ、日本人にとっての敵じゃない」

「日本人は嘘つきを極度に嫌うわ。だって、それは「和を以て貴しとなす」を破壊する行為だもん」

「だから、日本人は嘘つきを敵とみなすのよ!」

と、御島さん。

「まあまあまあ・・・その御島さんの持論も僕はよーく知っている。理論的にも、間違っていない」

「ただ、知りたいのはさ・・・どうして、その持論を今日は提示しなければ、ならなかったのかな」

「その理由を教えてくれない?ほら、ミユウちゃんだって、ユキちゃんだって、ポカンだから・・・」

と、僕。

「あ、そうだったわね。ゴメン、ちょっと暴走しちゃった?」

と、御島さんは笑顔を取り戻す。

「ちょっと冷たい生ビールでも飲もう。貴島くん、店の方よろしく」

と、僕。

「はい」

と、貴島くんは笑顔で部屋を出て行った。


すぐに冷たい生ビールが運び込まれ、皆で乾杯して、飲み会が始まる・・・。


「にしても、どうしたわけ?今日、何があったの?御島さん」

と、僕は御島さんの横で、7歳の女の子をあやすように言葉を出す。

「ツイッターで、朝日新聞の記者が女性に向かって暴言を吐いていたって言う記事をネット内で見て」

「その内容があまりにも酷くて・・・それが許せなくって・・・」

と、御島さん。少しションボリしている。

「どんなツイッターだったの。その朝日新聞の記者が書いた内容って」

と、僕。

「新幹線にその朝日新聞のオトコが乗ったら、三人がけの席の横で女性が泣いてたって言うのよね」

と、御島さんは、ちょっとずつ説明を始める。

「そんな事ってよくある話じゃない。女性だって泣きたくて泣いているわけじゃないでしょう?誰だっていろいろな事があるのよ」

「それなのに、そのオトコ、女性の涙はストレスだとか、泣くのをやめるかと思って、ギャッツビーの顔拭きペーパーを渡したら」

「「ありがとうございます」って女性が言った後、声上げて泣いたから、こっちが変な目で見られて苦痛とか」

「そんなツイートをしているの」

と、御島さん。

「しかも、その後のツィートがひどいの」

「「俺は、泣いてなんとかしようとするオンナをココロの底から軽蔑しているので、軽々しく泣くな!」」

「とか超上から目線なの。女性として、すっごい不快になるわ」

と、御島さん。

「なるほど・・・そりゃあ、どこまでも女性応援団の御島さんからすれば、怒って当然だよね」

と、僕。

「しかも、女性が泣くのは男性にとって超ストレスだから、ただ泣き止むのを待ってるだけだ・・・なんて言って」

「要は、オトコは女性より偉いんだから、泣いているオンナなんて相手にしていないみたいな書き込みもあって」

「すっごいムカついたの」

と、御島さん。

「だいたい、女性が泣くのは、理由があるからであって、泣いてなんとかしようと思っている女性は」

「少数派だし、「そんなクズなオンナしか見てこなかったんだったら、あんたの人生の方がクズなの」って」

「わたしは言ってやりたいわ。直接ね」

と、御島さん。

「ま、そりゃ当然だね。っていうか、女性に関する理解が全くないな、そのオトコ」

と、僕。

「でしょう?だいたいそういう辺りからして、クズなのよ、このオトコ!」

と、御島さん。

「さらに、仕事が成功して泣くなら、いいけど、失敗して泣くオンナはダメだ・・・みたいな書き込みもあって」

「腹が立って腹が立って・・・どうしようもなくなったの」

と、御島さん。

「浅いな・・・なんか、典型的な女性に嫌われている事に気づかないダメオヤジだな、それ」

と、僕。

「失敗して泣く女性って事は、それだけ、その女性のがその仕事に打ち込んでいたって意味でしょ。それがこのオトコ」

「仕事に対して勝ち負けの価値観しかないから、そういう繊細な女性のがんばりの意味が理解出来ないの」

「すごい頭が悪いの。っていうか、女性を敵視しかしないから、「失敗して泣くオンナはダメだ。それのわかる俺は偉いんだ」って言うセリフになるんでしょ」

「ほんと、最低のクズよね。日本のすべての女性の敵よ!」

と、御島さんはわかりやすく怒っている。

「誰だって仕事やってて悔しい負けを喫する事はあるだろうに。このオトコはその意味すら、理解出来なかったんだろうな」

「イマドキ、そういう女性の繊細さを分からないオヤジじゃ、使い物にならないよ」

と、僕。

「こういうオトコって口臭いんですよ。ヘビー・スモーカーで。周囲の女性の事なんて、一切、気にしないダメ・オヤジでしょうね」

と、貴島くん。

「それでね・・・それで」

と、御島さんは、ちょっと涙っぽい。

「その後、その女性は寝入っちゃったらしいんだけど、足元にそのオトコが渡したギャッツビーの顔拭きペーパーが落ちてたらしいの」

「その風景をわざわざ写真に撮って「干からびていく僕の善意」ってコメントを添えたそうなの」

「ねえ、ユキちゃん、ミユウちゃん、これ、どう思う。このオトコ!」

と、御島さん。

「クズね」「吐き気だけですね」

と、辛辣姫とミユウちゃんは・・・ミユウちゃんもそろそろアダ名考えてあげよう。

結構、この子、御島さんより、ある意味、過激だからな・・・過激姫にしよう。明日本人に通知しよう。


で。辛辣姫が口火を切る。


「だいたい、このオトコ、「ギャッツビーの顔拭きペーパーを持っている僕って偉い」ってカン違いしている」

「カン違い坊やなんですよ。要は「泣いている女性にギャッツビーの顔拭きペーパーをあげる事の出来る自分ってかっこいいな」」

「って思いっきり思っている。それは、そのペーパーを渡した直後、その女性が泣きだして、皆に見られたって事で」

「このけつの穴の小さいオトコは、女性にひどいことを言ってるわけでしょ!要はこいつ」

「けつの穴が小さいから、女性に蛇蝎の如く嫌われているのに、それに全く気づいていないの」

と、辛辣姫。表情が変わっている。

「さらに言えば、ペーパーを渡された女性が「ありがとうございます」って言うのは当初から予想される範囲内の行動でしょ?」

「それすら、予想出来ていないのよ、このバカ。余程、女性に嫌われているから、女性の行動すら、予想出来ないの」

「そして、それがきっかけになって、女性が泣くなんて、当然過ぎる程、当然じゃない」

「それすら、わからないばかりか、その女性に対して、バカにした言葉を出すなんて、どんだけ人間が小さいの」

「だから、週刊朝日程度のクソ雑誌に飛ばされるのよ。低能でクズ、女性の気持ちなんて一切わからない」

「低能バカオトコとはこういう人間の事を言うのよ。ま、全女性を敵に回したわよね、普通に」

と、辛辣姫。

「その時のその女性は、その男性の似非的なやさしさにほだされてしまったのね」

「それくらい弱っていたって事よ。女性が男性社会で生きていくには様々な制約はあるし、男性にはわからないような」

「女性差別やこのオトコのような女性蔑視など・・・様々な敵がいるのが、この日本社会なの」

「女性にとっては厳しい場所なのよ。そういう、女性の気持ちに立った事が一切ない、このクズ男、生きている価値すらないわ」

「こんなオトコ・・・これが朝日新聞の正体よ。こういう人間しか、あそこにはいないの」

「だから、金で解決しましょって言ってんのよ。このクズオトコ組織!朝日新聞!100兆円、毎年出しなさいよ!」

と、御島さん。また、火がつき始めている。

「まあ、まあ、御島さん。話をこのオトコの事、限定にしましょう。そうしないと焦点がぶれるから」

と、僕。

「そうお」

と、御島さん。

「わたしがこのオトコを許せないのは、「女性なんてろくなもんじゃない」って言う女性蔑視の気持ちが当然と言う態度に」

「現れているところですかね。だって、泣いている女性にペーパーを渡す行為そのものだって」

「女性の為じゃ決して無く、自分がかっこいいと思いたいからでしょ?」

「「こういう俺はかっこいい」と世間に知らせたくて、ツィートしたんでしょ、このオトコ。仕事中にも関わらず。仕事中に何やってんのよ、このクズオトコ!」

「つまり、このオトコは、リアルライフでは女性に蛇蝎の如く嫌われていて、全く相手にされてないから」

「不特定多数の顔も知らない人間達・・・しかもオトコに、「それ、かっこいい。ほんと女性ってバカだよね」って言われたくて」

「そういうツィートをしたって事がまるわかりじゃないですか!そんな人間が相撲の三賞とか決めているんですか?」

「そんなの日本の国技を辱めるモノじゃありませんか?朝日新聞ってそういう人間をそういう評価しているんですか」

「今すぐ辞めさせないよ。こんなクズが朝日新聞の代表で、いいわけないでしょ?だから朝日新聞はダメなんだって」

「ののしられるのは、当たり前ですよ。人を見る目がない人間に報道なんて仕事、出来るわけないじゃないですか!」

と、過激姫。

「もし、このオトコが朝日新聞の記事を書いているんだとしたら、大笑いでしょう?」

「女性蔑視で、リアルライフで、女性に嫌われ、ネットの社会に逃げ込む事しか出来ない、こんなオトコのクズが」

「この日本に起きる出来事を報道出来るわけがないわ。女性の気持ちすら、いちいち読めないこんなクズオトコが」

「報道に携わるなんて、あり得ないでしょう?そういうクズ加減も朝日新聞の人事部長は読めないんですか?」

「人間を扱うプロである、朝日新聞の人事部長がそれすら読めないんだったら、朝日新聞には人間の事を書く」

「権利はありません。報道する権利すら、ありません。即刻、会社、解散してください」

「そこまで言えますよ」

と、過激姫。言う事、すげー。

「わたしはミユウちゃんの言う事、すっごくわかる。だって一事が万事なのよ」

「だって、このオトコ、要は「女性は全員クズだ。なぜなら、僕の素敵さを一切理解しようとしないから」」

「「今日だって新幹線で泣いている女性を見かけたから、わざわざ、俺が高い金をだして買ったギャッツビーの顔拭きペーパーを」」

「「渡してやったのに、「ありがとうございます」なんて大声で言い、しかも、その直後、声上げて泣き出す始末なんだぜ」」

「「なんか、俺が悪い事をしたみたいじゃねえか。ったく恩を仇で返しやがって。だから、オンナは嫌いなんだよ」」

「「だいたい俺が前に居た「週刊朝日」なんて泣いているオンナが一杯いたぜ」」

「「まあ、仕事成功して泣くなら、まだしも、失敗して泣くオンナがいるから、バカだよな、オンナって」」

「「で、泣いてたオンナは寝たけど、俺のあげたギャッツビーの顔拭きペーパーを下に落としやがって」

「「恩を仇で返すオンナって種族、最低ーー」ってそういう風に考えてたって事でしょ?バカそのものよね。このオトコ」

と、御島さん。

「一生モテない女性蔑視オトコ・・・どうせ、奥さん太っていてブサイクだろうし、とっくの昔に奥さんに嫌われていて」

「家族は誰も相手にしないから・・・ツイッターなんてやってるんでしょうね」

「まあ、女性の事も、社会の事もなんにもわかっていない、ただのクズですね。生きている価値すらないわ。ううん、言葉を吐く価値もない」

「サラリーマンとしても、ゴミでしょ?こんなオトコを飼ってる組織って余程ひどいんでしょうね」

と、辛辣姫。

「まあ、いいわ。このオトコ、当然、社会的制裁は受けるでしょうからね」

「こんな品位の欠片すらないオトコ、当然、組織としても、存在を許すわけにはいかないでしょう?」

と、御島さん。

「ほんと、ただのバカだわ。女性の気持ちなんて一切理解出来ない、低能クズ系のバカよ」

と、過激姫。

「もし、自分がサラリーマンで、こういうオトコが上司だったらと思うと吐き気がするわね」

「だって、お偉いさんだとしたら、40歳は超えているわけでしょう?」

「40歳超えて、この思考じゃあ・・・今まで何してきたの?って事でしょう?」

「40歳超えたオトコが未だにツイッターとか・・・人間としての周囲の評価が低いから誰にも褒められた事もないのよ」

「特に女性に愛された事もないのよ。だって女性の立場に立って考えれば、女性が泣くって事がいかにきつい状況に陥ってるか」

「すぐにわかるじゃない。だったら、女性の気持ちがわかる男性なら、女性の為にひと肌脱ごうってのが」

「日本人として普通な男性じゃない?だったら、その女性がペーパーを貰って「ありがとうございます」って言うのも、それで」

「変な目で見られても、想定の範囲内だから、びくともしないし、笑顔で、相手の目を見返して安心させてやるくらい」

「普通の40歳のオトコだったら、出来るんじゃない?」

と、御島さん。

「まあね。日本人のオトコが一度「ひと肌脱ぐ」って決めたら、相手の女性を守る事を考えるだろうね」

と、僕。

「そこは自分がどうなっても構わない・・・相手の女性の事のみを考えるってなりますよ」

「それが日本の普通のオトコですよ」

と、貴島くん。

「でしょ?それが男性の普通の感覚よね?それが何、この朝日新聞の記者のオトコ、普通の感覚さえ失っているじゃない?」

「だから、朝日新聞は日本人に対して、嘘をつけるし、責任もとらないの」

「今から、朝日新聞の記者全員で韓国にいって土下座で謝罪にいって「従軍慰安婦の記事は、あれは我が社の捏造記事だった」」

「って伝えて、相手が認めるまで、帰ってこないでよ。一生それしてきて。そういう誠意すら、見せられないの?」

と、御島さん。

「まあまあ・・・御島さん。今回はひとりのオトコの話なんだから、そこに絞ろうよ」

と、僕。

「でも、ダサいですね。しあわせに過ごしてきた夫婦なら、旦那が妻の立場に立って、いろいろ考えて動けるから」

「それでこそ、妻をしあわせに出来るものでしょう?そういう旦那だから妻も旦那の立場に立っていろいろ考えられるし」

「お互いがお互いの事を考えるからこそ、夫婦のしあわせってやってくるんでしょう」

「このオトコは40歳過ぎても、一度もそういう事をしてこなかった」

「最低のオトコだったって事がわかっちゃいますからね」

と、貴島くん。

「女性が泣くのをまるで、「女性は能力が無いから泣いてばかりいるんだ」って決定的なカン違いをしている」

「それは、好きな女性をしあわせにしようとする男性の態度ではないし、それこそ、女性からも男性の部下や上司からも」

「嫌われ、バカにされている男性って事が容易に理解出来ちゃうわ。ま、言ってみれば、糞虫オトコね・・・このオトコは」

と、御島さん。

「あれですよ。好きな女の子を泣かせて喜んでいる小学生並みの知能しか無い」

「このバカオトコ・・・そういう正しい評価でなければ、その組織の人事って、人を見る目が無いって結論になるんじゃないですか」

「御島さん」

と、過激姫が言葉にした。

「そうね。「サラリーマン型俺偉い病」の人間は、周囲の皆から徹底して蛇蝎の如く嫌われ」

「孤立して、不幸な一生を終える・・・そういう話ね」

と、御島さんは結論的に言葉にした。

「さ、気分を変えようか。わたし達には、女性の気持ちをちゃんとわかってくれるナイトな二人がいるんだから」

「楽しく飲まなくっちゃ嘘よね」

と、御島さんが言うと、

「はい」「はい」

と、辛辣姫と過激姫が続いた。


(おしまい)


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