午後11時です。お疲れ様です。
いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。
まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。
さて、今日も早速、始めて行きますか!
我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。
もちろん、ママの右腕、アヤカちゃん(22)も笑顔でカクテルを作ってくれます。
そして、もちろん、僕の隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。
もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。
「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。「恋(仮)」では結婚も妊娠もしちゃいけないってどういう理由です?」
と、池澤くんが言葉にしています。
「要は「恋(仮)」と言うのは、勘違いの恋と言ってもいい。まあ、僕は「理性の恋」と言ってるけれど、この恋では、結ばれても将来不幸になる事が確実だからなんだ」
と、僕。
「つまり、300%お互い視界にいれると不快になる将来が約束されているから、結婚も妊娠もしちゃいけないと僕は言ってるんだ」
と、僕。
「それって・・・どうして、そうなるんですか?どうして、そういう結果になるか、理由を教えてくださいよ」
と、池澤くん。
「「理性の恋」と言うのは、持って3年なんだ。「3年めの浮気」と言う歌が昔あったけど、「理性の恋」は3年を限度に終わりを迎える」
「日本人の多くの夫婦が・・・まあ、キョウコさんに聞いてもいいけど・・・キョウコさん、実際、結婚は楽しかったのは、最初の3年ではありませんでした?」
と、僕。
「そうね。今から考えると、確かにそんなもんだったわ。最初の頃は、一緒にいるだけでもしあわせだったのに、3年を過ぎる頃くらいから」
「近くにいるだけで不快になるのよ。視界になんかいれたくない・・・出来るなら、傍にすら、存在しないで欲しい・・・そんな感情に自然になっていたわ」
「まあ、子供を産んだ直後でもあったから、それもあったかもしれないけど・・・それ以後セックスレスになって・・・いつの間にか」
「「旦那元気で留守がいい」状態になっていたわね・・・」
と、キョウコさん。
「・・・と言う事だ。男女の結婚での最大の危機は、出産時にある。これは、出産した後、女性は赤ん坊を守るためにすべてのオスを身辺から排除する」
「ようなホルモン分泌があるんだ。だから、すべてのオスを忌避することになる。「理性から恋」の場合、このメスのオス忌避行動から、復帰出来ない」
「・・・だから、そこから当然セックスレス及び、オス忌避行動の連続化へ移行することになる」
と、僕。
「じゃあ、出産後、奥さんがずーーっと夫を嫌いになっちゃう・・・そういう現象があるから、結婚も出産もしちゃいけないって事ですか?」
「それは出産しなくても、ダメですか?」
と、池澤くん。
「ああ・・・「理性からの恋」の賞味期限は・・・感覚的には3年だと言う事だ。それで賞味期限は切れて・・・もう恋は二度と復活しないばかりか」
「メスはオスを視界にすら、いれなくなるし、傍にいればオスがメスのストレスと化する・・・もう、どうしようもないんだ・・・」
と、僕。
「だから、「恋(仮)」は、「理性からの恋」なのだから、結婚も妊娠もダメ・・・そういう理由だったんですね・・・よくわかりました」
と、池澤くん。
「だから、「恋(仮)」は、恋トレーニング用の恋なんだ。男性は大学生から、年下の女子を相手にたくさんの「恋(仮)」を経験し」
「女性がどういう生き物で、どういう時に喜び、どういう時に悲しみ、どういう時にエッチしたがり、どういう時に別れを決めるのか」
「生身の女性でいろいろ経験するための、恋の教科書勉強の時間だと言った方がいいだろう」
と、僕。
「じゃあ、女性は、中学や高校生の頃から、先輩を相手に、男性と言うモノについて、それこそ、すべてを勉強するように、恋を愉しめばいいのね?」
と、レイコママ。
「そういう事になる。来るべき「恋(本物)」を体験出来た時の為にトレーニングは欠かさないようにすればいいんだ」
と、僕。
「でも・・・僕の友人達もそうですけど・・・10代で恋されないオトコだって、出てくると思いますよ?」
「そういうオトコ達、オンナ達はどうすればいいんですか?」
と、池澤くん。
池澤くんは、少し悲しそうな表情をしていた。
(つづく)
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仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。