おはようございます。
えー、昨日は、台風一過の暖かい日でしたね。
半袖のポロシャツ着るのも、今年は今日が最後かな・・・などと思っていました。
もう、10月も15日ですからね。秋は深まっていきます。
さ、話、初めていきましょう。
気がつくと・・・そこは、十数年後の未来だった。
「総帥、資料出来ました。いつものミーティングを始めましょう」
と、ユキちゃんが言葉にしている。
そこには、御島さん、貴島くん、ユキちゃん、ミユウちゃん、池澤くん、芦川ユミちゃん、マキちゃん、アミちゃん、アイリちゃんが並んでいる。
「現在、我が(株)人間進化研究所をシンクタンクとした(株)しあわせソムリエ研究所は、日本全国に200箇所以上の拠点を構え」
「世界には50箇所以上の拠点を構え、これも日々増加の一途を辿り・・・日々、地球人強化の作業を敢行しています」
と、ユキちゃんは資料を説明していく。
「収入、営業利益、純利益ともに右肩上がりで、総収入としても40兆円規模を軽く突破する勢いを見せています」
と、ユキちゃん。
「えー、それに今回、総帥の「ノーベル特別2000年賞」獲得によって、今後も世界的な「しあわせソムリエ」人気は続く・・・」
「と言うより、さらに爆発的な人気につながっていくとわたしは確信しています」
と、ユキちゃん。
「人類史上初の不老長寿理論を中心とした、総帥の「リアル・ニュータイプ理論」・・・そりゃ、世界の医療・生活・文化、すべての価値が一変しましたからね」
「ゆるちょさんが、ノーベル財団から2000年に一人の「知恵者」として認定されるのも、むべなるかなですよ・・・」
と、貴島くんが言葉にする。
「あの時、もう相当前の話ですけど・・・ゆるちょさんが皆との飲みの場で」
「「世界は「和を以て貴しと為す」を最高正義とする、骨の髄からの平和民族の「和」大好き日本人の「和」ベクトルと」」
「「「二律背反」を是とする分裂主義者との「分裂」ベクトルの二つのベクトルに分けられた。スコットランドの例を引くまでもなく」
「「分裂主義者の今後の動向はわかると言うものだ・・・」」
「「今後、世界の行く先をどちらのベクトルとするか?」」
「「それは当然「和」ベクトルでなければならない。僕らはもう行動に出るべきだ。「和」を目的とする日本文化で世界を塗り上げてしまうんだ」」
「「その為にこそ、僕のリアルニュータイプ理論は存在する。この「不老長寿理論・・・「八百比丘尼化理論」」を世界に広げると共に」
「「和を以て貴しと為す日本文化も、同時に世界に広め・・・世界を「和」の方向へ進化させるんだ」
「「そのためにこそ「人間進化研究所」を設立し「しあわせソムリエ研究所」を組織し、世界にヨコ展開するんだ!!」」
「と宣言された・・・それが今の総帥のあり方につながっているんですね」
と、池澤くん。
「総帥は、いまや、その「和」ベクトル派の筆頭ですからね。織田信長が野望を持って一時代を築いたように、総帥も「和」ベクトル派をぐいぐい引っ張って」
「今や、地球の主人公の位置にいる。世界で最も有名な日本人、いや、もうそういうくくりも関係ないですね」
「世界で最も輝いている人物になっていますよ、ゆるちょさんは」
と、御島さんが嬉しそうに言ってくれる。
「総帥は、8歳からの「知恵者」養成プログラムを作り、我が「しあわせソムリエ」の小学部で実践されていますから」
「・・・それまで日本の教育の重点が「知識者」作成に置かれていた事実を早くから指摘し、「知識」獲得後すぐその知識からの」
「・・・「死んでる「知識」から、生きた「知恵」を作る」をモットーに「知識」獲得と「知恵」生成をセットにしたところが総帥のオリジナルな知恵ですから」
「今や、総帥の方式が日本の教育の王道となりましたから・・・日本人も「知識者中心」から「知恵者中心」へとドンドン進化していますよ」
と、人間進化研究所の戦略部長のユキちゃんが笑顔で語る。
「ゆるちょさんは、仕事の効率の高い時間が、起きた直後の朝2時~6時と言う事を指摘し、最も仕事の効率の悪い時間帯を夜6時から朝の2時と言う事も指摘し」
「我が「人間進化研究所」及び「しあわせソムリエ」のメンバーにも、それに適した時間の使い方を徹底されているので、非常に仕事の成果が出やすいし」
「残業の概念がそもそもないし、収入はおかげさまで高収入だし・・・従業員皆も毎日笑顔になれていますよ・・・」
と、事務総長の御島さんが語る。
「人生の時間は決まっているからね。仕事の効率のいい時間帯に徹底して作業をやるのは、道理だよ」
と、僕。
「総帥は、幼稚部から、小学部、中学部、高校部、大学部までの学生部において、朝2時からの勉強及び、朝5時からの朝のトレーニングを課していて」
「しあわせソムリエでの授業こそ、朝8時からですが・・・午前に短期集中して知識獲得と知恵づくりの時間を取り、午後は、スポーツトレーニングの時間にあて」
「午後2時にはすべて終了と言う、超朝型の学生部運営をされていて・・・勉強の成果出しや知恵作りに非常に効率のいい運営をされていますね・・・」
と、学生部長のマキちゃん。
「とにかく、朝2時から6時は、最も頭が効率よく動作する時間帯なんだから、学生時代こそ、この時間を重点的に使いたいからね・・・」
「それに、スポーツはストレス解消にもなるし、心身の鍛錬になる」
「それが知恵作りの時間につながることもあるからね・・・身体を動かすと同時に脳にも知恵が行くからこそ、モノを考える時間には、うってつけなんだ」
「哲学者の道があることがその証左だよ」
と、僕。
「総帥は、幼稚園部からの、体脂肪率管理も指導されていますよね・・・幼稚園部での体脂肪率は15%以下、小学部では13%以下」
「中学部で女子は10%、男子は7%にすることが義務付けられています。おかげで、スポーツを子供の頃から楽しむ子の割合が増え、子供達の体力増強策も」
「図られ・・・体力的にも好ましい状況にあります」
と、体育部長のユキちゃんが報告している。
「でも、なんといっても、うちの教育組織のキモは、「知恵者」養成機関と言うところですよ。自分で知恵を作り出せる人材を送り出している」
「しかも、しあわせとは「玉藻成す」が出来る男女と言う知恵を元に、大人の素敵な女性に恋される素敵なオトナのオトコマエの男性」
「及び大人の素敵な男性に恋される、大人の素敵なオトコマエの女性を養成している・・・うちの組織を卒業した男女は皆、素敵な出会いを自分で見つけ」
「「玉藻成す」を実際に実現出来るオンナとオトコ達ばかりですから・・・日本人のいや、日本人だけでなく、世界の人間達のしあわせに大きく寄与している」
「すてきな組織になっていると思いますねー」
と、統括部長の貴島くんが言葉にしている。
「なんていったって、世界で初めて、恋愛成就及び成功の理論を作り上げていたゆるちょさんですからね」
「その理論化が出来ていたからこそ・・・実際に「玉藻成す」を成功させる方法を教える事が出来るわけで」
「僕が直接「23時のリアルニュータイプ理論入門」で聞いてたから・・・あの時の感動はまだ、忘れていませんよ、実際」
と、営業部長の池澤くんが言葉にしている。
「でも、それもゆるちょさんだから、出来たわけで・・・やっぱり、ゆるちょさんはすごいです」
と、海外戦略部長のミユウちゃんが言葉にしている。
「「ゆるちょさんの夢を叶える組織を作ろう」が皆の合言葉だったものね・・・それが実現して・・・最初は東京の渋谷にクラスを設立したのが最初・・・」
「それが瞬く間に、新宿にもう一クラス、世田谷にもう一クラス・・・と言う風に増えていって・・・それが全国規模になったと思ったら、瞬く間に学校規模になり」
「全国に展開・・・そして、世界へ・・・ゆるちょさんは、完全に時代の潮流を自身でコントロールしていたし、時代を自ら作り上げていた・・・」
と、御島さん。
「そりゃあ、当たり前さ。僕の人間性は果てしなくデカイし、周囲の男女を笑顔にし、コミュニティのムードメーカーにして、司会役の出来る」
「この僕の「将軍の性格ポテンシャル」と「将軍の判断力ポテンシャル」と、外見的に女性にも男性にも慕われる体脂肪率7%の「美人の外見ポテンシャル」を」
「同時に兼ね備えたんだから・・・時代を楽しむオトコになれるよ、それは・・・」
と、僕。
「ゆるちょさんは、平時の足利義満、乱世の織田信長たらんとしたんですね。それ正解ですよ、総帥」
と、貴島くん。
「とにかく、あの時代、日本人のしあわせ獲得能力が著しく低くなっていた・・・となれば、そのしあわせ獲得能力をシビアに鍛えてくれる養成機関を提示出来れば」
「好奇心旺盛な日本人はすぐに食いつくと判断出来ていたからね・・・それがズバリ当たったと言う事さ。市場が求めている商品さえ提示出来れば」
「この好奇心旺盛な人間性を誇る日本人は、いいお客さんになってくれると言うことさ」
と、僕。
「一旦火がついたら、ほんとに速かったですね。ブームというより、それが日本人の基本みたいな感じで受け入れられて・・・」
と、ユキちゃん。
「ちょうどあの時代、日本人の体力的な能力も最低レベルにおちこんでましたから・・・日本人のスポーツ能力を高く戻したかったワタシとしても」
「願ったり叶ったりの職場になりました・・・ゆるちょさん」
と、ユミちゃん。
「わたし達はやっぱり、日本人のカップルがしあわせな時間を過ごせるようにしたかったから・・・それも願ったり叶ったりだったわよね」
と、マキちゃんが言うと、アミちゃん、アイリちゃんが頷いている。
「結局、皆の願いをゆるちょさんが率いるこのコミュニティで実現したってことになるのかしらね・・・それはしあわせな事だわ、わたしにとっても」
と、御島さんが言葉にする。
「いずれにしろ、まだまだ、ガンガン行くよ・・・」
と、僕が言うと・・・。
「総帥、首相の代理の方から電話入っています」
と、女性秘書のユキノさんが伝えてくれる。
「はいはい・・・あ、首相、どうもどうも。はあ。まあ、僕なんかでよければ、首相補佐官のお仕事・・・はい、もちろん、僕も仕事忙しい人間なんで」
「専従ってわけにはいきませんけど、問題点をリストにして頂ければ、戦略はバッチリ立てられると思うので・・・」
「ええ、要は日本人をアイドルにしちゃえばいいんですよ。世界の人間が日本人を愛するようにしちゃって、日本文化を広めちゃって」
「・・・ええ、世界は、愛された者勝ちですから・・・」
と、僕。
「総帥・・・首相と世界戦略、話してますよ・・・」
と、池澤くん。
「俺らの総帥は、もう、そういう事を考えるべき人になったと言う事さ・・・」
と、貴島くん。
「いやあ、ゆるちょくんは、この間のノーベル特別賞の授賞式の時のスピーチが世界中で絶賛されているからな・・・」
「そういう意味じゃ、今、世界的に「日本人は来てる!」って言う認識だろう。まあ、とにかく、いろいろ頼みますよ」
「アインシュタインの上を行くとノーベル財団の方々に評価された、生きる偉人、ゆるちょさん・・・」
と、首相は上機嫌で、言葉にして、電話を切った。
「・・・という夢を見てね・・・我ながら、恥ずかしい夢だとは思ったけど、皆におしゃべりする格好のネタが出来たとも思ってね・・・」
と、僕はイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん、辛辣姫ユキちゃん(28)と一緒に飲んでる場で、言葉にした。
「ゆるちょさん、わかりましたよ、何でこの世に「正夢」と言う現象があるのか・・・それ絶対に「正夢」になりますよ」
と、貴島くんが少し興奮気味に語る。
「ん?それってどういうこと?」
と、僕。
「日本人の男性は二種類しかいないと言う事です。「絶対の因果関係」を使って日々、次々と目標を実現していくオトコは、常にビジョンを具体的にしながら」
「その実現に邁進している・・・そういう人間は寝てる間も、「絶対の因果関係」を使ってビジョンを追ってるから、それが夢に現れ」
「それが「正夢」になるんですよ」
と、貴島くん。
「逆に、日々、流されているだけのオトコは、「こうなったら、いいけど、絶対に実現しないよな」って言う事が夢になる」
「だから、絶対にその夢は実現出来ないんです・・・その違いが「正夢」と「ただの夢」の違いです」
と、貴島くん。
「今のゆるちょさんの夢は、完全に「正夢」ね・・・でも、その夢で一番気に入った所は、わたしが事務総長として、ゆるちょさんの夢実現のお手伝いを」
「未来永劫出来ているって事かしら・・・」
と、御島さんは笑顔。
「それなら、わたしもそうだわ・・・人間進化研究所の戦略部長・・・なんだか、わたしに合ってる職業みたい・・・」
と、ユキちゃん。
「僕は統括部長ですか、悪くないですよねー」
と、貴島くん。
「いずれにしろ、ゆるちょさんの周囲の男女がゆるちょさんの夢実現の為に動く・・・と言うのは、当然の結果だと思うわ」
「皆、そういう思いが強いもの・・・」
と、御島さんが言葉にした。
「人の未来って、そういう事なんでしょうね、結局」
と、貴島くんが結論的に言葉にした。
「だって、好きな人の為に、したい事が出来るのなら・・・協力するのがオンナの努めだもん・・・ね、御島さん」
と、ユキちゃん。
「そういう事」
と、御島さんも笑顔で、ニコラシカをクイっと飲んだ。
(おしまい)
さて、今日は水曜日。
気合入りまくりな一日になりそうですね。
仕事も充実化させ・・・って、今日は区民プールの日だ。
さ、楽しい時間を楽しみますか。
スポーツは、いい時間をくれます。
ではでは。