私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

令和2年の紅白歌合戦

2021-01-02 19:16:33 | なんということはない日常

史上初の無観客紅白、6579万人が視聴

昨年の紅白は、例年よりもテレビのチャンネルを変える回数も少なく、年越しそばを食べながらゆっくり鑑賞。

テレビを見ている最中に「今年は久しぶりに紅白を見ています」というメールが知人からも来たので、久しぶりなのは私だけではないなと安心して、その後ものんびり見続ける。

様変わりしたその紅白の様子に、意見も色々あるようだが、私は歌の合間、更には歌の最中に入る応援合戦がなんとなく無理やりな感じがし、見ているのが気恥ずかしくなって別の番組に切り替えてしまうことが多かった。要するに「歌合戦らしさを否定して別の番組に切り替える」という行動をしていたので、今までの紅白らしさが見られない紅白は逆にゆっくり見られる歌番組になっていたのだ。

JUJUの『やさしさで溢れるように』やYOASOBIの『夜に駆ける』は紅白だということを忘れてゆっくり鑑賞。

2020年の歌というと、香水や炎を思い出す人が多いかもしれないが、私には聴くたびに「いつ息継ぎをしているんだろう?」と思わずにはいられない『夜に駆ける』が2020年を思い出させる歌だ。その歌が今一番行ってみたい場所の角川武蔵野ミュージアムで歌われていることもなんだか印象的だった。

もちろん郷ひろみが歌っている最中に「ゴーゴー」という掛け声が無かったのは寂しかった。でもその寂しさよりも歌がゆっくり聴ける番組になっている紅白の方が良かった。

コロナが収束しても、今回のようなゆっくり歌が聴ける紅白が私はいいなと思う。

 

 

 


ポップコーン part1

2021-01-02 18:44:02 | ソン・スンホン(宋承憲)

HPの閉鎖を計画中の為、それに伴う過去のデータの移行中。結構データ量があるので、突然唐突に過去の話題をアップし続ける予定・・・テキストだけ貼り付けようと思ったが、見た目のアレンジに時間がかかりそうなので、そのまま貼り付ける。

今のブログの形式とは合わないが、見た目よりもデータの移行を重視して・・・

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香港版のVCDを2004年初冬に視聴。
当初の明るい雰囲気から一転する物語の流れにびっくりしての視聴だったし、(さらにこの後あの秋の童話という同系列の作品を選んだことにも驚くが)小粒な感じは否めないが好きな作品の一つ。ソン・スンホン(宋承憲)が演じる主人公のキャラクター@ヨンフンは、私の一押しキャラクターだ。

(気に入っていたようで、感想も長々と書いている。part2は改めてアップする予定)

 

pop corn

懲りずに漢字頼りの視聴はまだまだ続く popcorn

香港版VCDは中文字幕のみ。韓国語理解不能の私は、漢字を頼りの視聴
(中国語ではなく漢字であることに注意!)
一体ドラマのストーリーがわかるのか?そして最後までたどり着くことが出来るのか?
(1週間に一回のペースで視聴していこうと思っております。)


 

  多分
ストーリー ウェディングプランナーの事務所を舞台にしたラブコメディ?ソン・スンホン(宋承憲)はカメラマン役。
イ・ヨンフン
(ソン・スンホン(宋承憲)) 
かなり軟派と思われるカメラマン。特技はUFOキャッチャー。そして普段の移動手段はバイク。
ユ・ヒョンス
(キム・キュリ)
ソン・スンホン(宋承憲)と同じウェディンプランナー事務所に勤務。
ビジネスの基本とはと口やかましく、かなりのしっかり者と思われる。
チャンス ヒョンスの弟 穏やかな性格で姉思い。
スジョン チャンスの友人。同じウェディングプラン事務所に勤務。
オ車長
クォン・ヘヒョ
ウェディングプラン事務所の上司。スンホン演じるヨンフンの先輩。
香港版のVCDでの字幕では車長だが、恐らく部長とか次長といった肩書きか・・・
ジヒ ウェディングプラン事務所に勤務。何故かオ車長に好意を持つ。若さ故の暴走か?
ペ室長 仕事をバリバリしてきたと思われるキャリアウーマン。一体オ車長と社長どちらを選ぶのか?
社長 カラーシャツとサスペンダーがトレードマークの社長。
(私の中ではホテリアーでペ・ヨンジュン演じるドンヒョクのパートナー @レオ)

 

回数 どこまであっているのか?
第一回
2004・1・18
(とっても簡単なあらすじ)
前日 タクシーに相乗りした軟派な男性が同じ事務所に勤務するカメラマン イ・ヨンフンと知りびっくりするヒョンス。いい加減なヨンフンと仕事をすることを嫌がるウェディングプランナーのヒョンス。
勿論ヨンフンも男勝りなヒョンスとペアで仕事をすることを嫌がっている。

初回だから登場人物の紹介だけかと思いきや、ドラマそのものはかなりなテンポの良さである。
カメラマンとしての腕は悪くはないがどうも勤務態度が良くないヨンフン。(どうやら以前の勤務先も素行不良で辞めさせられたらしい・・・)夜遊び先のクラブから直接出勤したり、勤務中にカップラーメンを食べたりと結構初回からやりたい放題である。しかしそんな軟派なヨンフンにもどうやら辛い恋の思い出があったりするらしい。
そんないい加減なヨンフンに辟易しているヒョンス。がヒョンスも新婦の写真を撮ろうとするヨンフンを邪魔したりして負けてはいない。
(一番迷惑なのはなんの関係もない新郎新婦だ。)

初仕事の後に開かれたヨンフンの歓迎会にヒョンスの勘違いから行けなくなってしまった二人。(新村と新川 を間違えたという設定なのだが、何度聞いても同じシンチョンにしか聞こえなかった。ネイティブでも間違えるのだから、日本人の私が解らないのは当然 と力技視聴は気にせずに続く。)
仕方なしに二人で食事をするも険悪なムードである。文句タラタラのヨンフンにヒョンスも、自分だけ缶ジュースを買って飲んだりして、ヨンフンに対する戦闘意識剥き出しだ。
(一人だけジュースを飲むヒョンスに向かって「一本しか買わなかったのか?」とかなりむきになって怒るヨンフン。やっぱり韓国はどんなものでも、どんな時でも分け合って飲んだり食べたりするんだと納得する)
しかしこの二人、どうみても喧嘩するほど仲が良いといった雰囲気である。(笑)

(こんなことが気になった)
そしてヨンフンが仕事を放り出して行った個展会場にいたのはなんと@ユミママ(秋の童話)ではないか!ちょっと訳ありな感じだが・・・・

(今回覚えた韓国語)
ヘンボッカセヨ→お幸せに 挙式を無事おえたカップルに
シガン オプソヨ パリ ハプシダ→時間が無いんだ 早くしてください。
(新婦のドレスを直すヒョンスに向かってカメラマンのヨンフンが一言)
第ニ回
2004・1・25
仕事に遅れたことをヒョンスに注意されるヨンフン。しかしその後のウエディングセレモニーでモデルが来ないことになりヨンフンにモデル役を頼まざる得なくなるヒョンス。仕方なしにヨンフンに頭を下げることになるのだが・・・・・
友人のために格安結婚式をやってくれるように手配を頼むヨンフン。事情を知りちょっとだけヨンフンのことを見直すヒョンス。

プロ意識がないのよとヨンフンを非難していたにも関わらず、その直ぐ後にそのヨンフンにモデルをやってくれるように頭を下げなくてはならないことになるヒョンジェ。
ヨンフンはかなりお調子者のようで、人にものを頼むときは丁寧にだの、舞台の上ではモデルなんだから笑えよなどと、かなり言いたい放題である。
スプレーをかけるまでもないような短い髪にスプレーをかけてみたり、モデルの仕事に満足げな笑顔を見せ、ピースサインまでして見せたりとかなり面白い。

そして物語の本筋とは関係ないかもしれないが、ペ室長を巡る中年男性二人@社長とオ車長のバトルも暢気で笑える。前回は髪飾りという古典的な贈り物で競いあい、今回はヒールが取れたペ室長の靴を巡って新しいものをプレゼントするか、誠意を持って直してあげるかで争っていた。これから何で争うのかそれも楽しみの一つだ。ただヒールがマンホールの蓋に挟まって取れるやら、プレゼントの靴の色は赤と、かなりベタな展開が続くのは想像に難くない。

ソン・スンホン(宋承憲)のファッションチェック
カメラマンという業界人らしいファッションが続くようだ。
基本系は白のTシャツと黒い革紐のネックレス。ヘッドが大きめのシルバーなのがワイルドに決めるポイントだろう。(隠し味は鍛え上げた上半身か?)今回は新郎姿のタキシードも好印象だった。上半身があまりにも鍛え上げられているので、上着が入るのか他人事ながらちょっと心配したりもする。

今まで観たソン・スンホン(宋承憲)のドラマのなかでは、日本のトレンディドラマに一番つくりが近いような気がする。ポップコーンが弾ける場面や雨の中の夜の花火などかなりロマンティックだし・・・・・・

(今回覚えた韓国語)
ハナハナ カルチョボルケッヨ→一つ一つ教えてみるつもりです。
(ヒョンスがペ室長に向かって)
ウリ トゥリ テシン モデルヘヤヘヨ→私達二人が代わりにモデルをしないと
(ヒョンスがヨンフンに向かって一言)
ミアナジマン トワジュセヨ→申し訳ありませんが、手伝ってください。
第三回
2004・2・1
ガーデニングウェディングパーティの後片付けで雨に打たれたせいで風邪をひき仕事を休むヒョンスを心配するヨンフン。(公園での撮影現場でも気遣ったりしていてすっかり典型的な職場恋愛の始まりだ。)仕事帰りにお互い連絡を取り合ったりしているし、本人たちに付き合っている意識がなくてもこれは付き合っているとしかいいようなし(笑)
(しかし何故ゲームセンターでロデオゲーム?なのか意味不明だ。確かにストレス解消にはなるかも知れないが・・・そして本当の馬車だ!といって屋台でトッポキを食べたりして本当に微笑ましいカップルである。)そしてヨンフンは一度は断わったウェディングフォトコンテスト出場も、ミスをし弁償金が必要になったヒョンスのために出場することにする。それを甲斐甲斐しく手伝うヒョンス。
残念ながらコンテスト入賞は逃すも二人のいい雰囲気は絶好調といった感じだ。
今回弾けたのは公園の噴水。次回は何が弾けるか楽しみである。

ヨンフンはなかなかいい奴である。
その日の運勢はゲームセンターのUFOキャッチャー次第とかなり単純で、まだ結婚写真なんかとっているのか?と以前の知人から言われれば後先考えず殴りかかったりと結構血の気は多いが、ミスを誤るヒョンスに同行してあげたり、大賞の400万ウォンのために頑張ったり(でも対象が40万とはちょっと安い感じだが)と結構優しいのだ。
しかし風邪をひいて病院を訪れたヒョンスの様子がちょっと変だった。このドラマ二人のラブストーリーを追うドラマかと思ったら思いのほか展開が速いし、もしかしたらこの後の展開に急に病気など出てくるのではとちょっと思ったりする。

ペ室長を巡るバトル
今回は社交ダンスバージョンだった。オ室長演じるクォン・ヘヒョの腰つきを見るだけでも一見の価値ありか?

ソン・スンホン(宋承憲)のファッションチェック
夏らしく麻のスーツだった。(何故かベルトなし)勿論インナーは白のランニングシャツ。

(今回覚えた韓国語)
トイサン ハルマリ オヌンゴヤ→これ以上言うことないわ!開いた口がふさがらないとかそんなニュアンスだろうか?
(ヒョンスのミスに対してペ室長の一言)

トゥロッソヨ?→聞こえた?
(ヨンフンとヒョンス お互い告白しようとするがバスの走る音でかき消され聞くことが出来ず・・)

クンナッソヨ?→終わった?仕事帰りにお互いに連絡をとろうとする二人。
第四回
2004・2・1
婚約式で以前の彼女が新婦なことを知りビックリするヨンフン。それだけでもビックリなのに更に自分のお兄さんが新郎だという。さすがにそんなことはヒョンスにはいえないヨンフン。(というか言っても誰も信じないだろう)銀縁の眼鏡をかけたお兄さんはいかにもヨンフンとは正反対といった趣で、家族が訳ありなのは一目瞭然だ。
ヨンフンはかなりショックだったらしく、気落ちするヨンフンを気遣って一杯飲みに誘うヒョンスにも気のない返事しかしない。
翌日も元気のないヨンフンだが、暢気な職場の仲間に誕生日パーティを開いてもらったりしてヒョンスの優しさに気づいたようだ。新しいロケ地の下見にヒョンスを誘ったりして、感謝の気持ちを表そうとかなり努力の跡が伺える。
後輩のジヒに「デートじゃないのか」とからかわれながらも嬉しそうなヒョンス。バイクで送ってもらったり、下見の買い物にスーパーに寄ったりと、からかわれるのも当然といった雰囲気の二人だ。しかし好事魔多し。どういう訳かヨンフンに広告会社からの引き抜きの話があったり、兄嫁になる以前の彼女から呼び出しがあったりと、結局下見にいけなくなってしまう。
勿論引き抜きの話をきいてヒョンスは驚くばかり。ヨンフンの言い訳にも耳を貸そうとしない。(まぁ確かに普通は怒る状況だろう。)職場のトラブルも無視されたと思い込みさらにヨンフンに不信感を募らせるヒョンス。そんなヒョンスに自分の生い立ちを打ち明けるヨンフン。
(あの銀縁の眼鏡のお兄さんは異母兄弟だというのだ。)しかし兄嫁が昔の彼女だとはどうしても打ち明けられないヨンフン。そしてなんと広告代理店に転職することが決まってしまうのだ。
まぁこの間転職したと思ったら又転職と、早い展開にビックリである。一体この後はどうなるのだ。

ソン・スンホン(宋承憲)のファッションチェック
カメラマンの仕事着として定番ともいえるチェックのシャツと普通のブルージーンズというごくごく普通の着こなし。

(今回覚えた韓国語)
パップ モグルッテルル オプスルコ カッタ→食事する場所ないと思って
(下見にキンパップを作ってきたのを後輩のジヒに見つかって一言)

キョロン ジュンビ チャレ→結婚の準備 無事にすむように
(兄嫁になる昔の彼女にむかってヨンフンの一言)
第五回
2004・2・8
あっという間に転職し、大きな広告会社で戸惑いながらもカメラマンとして働くヨンフン。職場が一緒という共通項がなくなりなんとなく寂しそうな二人だが、カタログ撮影の手伝いをヨンフンに頼むヒョンスとそして自分の仕事のモデルをヒョンスの弟チャンスに頼むヨンフン。
(なんとかして口実を作って会う機会を作ろうとする二人が微笑ましい。)
ヨンフンは自分の仕事に自信を持っているようだが、やはり大きな広告会社から急に声がかかったのは兄テフンの口添えがあったのだ。チャンスをモデルにした写真も採用されず、職場を辞めることになってしまうヨンフン。

ソン・スンホン(宋承憲)のファッションチェック
ピンクのセーターを着、白い手袋をはめてファッショングッズを撮影するヨンフン。チェックのシャツなどと違ってちょっとお洒落な感じが大きな広告会社のカメラマンらしい。

ペ室長を巡るバトル
なんと今回はペ室長自作自演の巻きだ。オ室長の気を引こうと自分で自分に花束を贈るという離れ業をやってのけるが、なんとそれをジヒにみられてしまうのだ。
私だってまだまだいけるということを皆に解って欲しいというペ室長の気持ち解らないでもないが、ばれてしまっては効果なしだ。

フォローは大事・・・
急な仕事の付き合いでヒョンスの頼みを手伝えなくなってしまうヨンフンだが、仕事が終わったからとヒョンスの家の前で待っているのだ。(なんて優しい)が気の強いヒョンスは背広姿のヨンフンに「別の人みたい」といっただけで家に入ってしまうのだ。(本当は嬉しいくせに・・・・)会いたくて家の前で待っていたのだろうが、電話で済むこともわざわざ会いにきてくれるとは、気持ち伝わるというものだ。
第六回
2004・2・8
仕事を辞めてしまったことや、チャンスの写真が使われなかったことをヒョンスに謝ろうとするヨンフンだが、行き違いになってしまいヒョンスに会うことが出来ない。
そして未来の兄嫁ミヨンから職場を急に辞めたいきさつを聞き、複雑な気持ちのヒョンス。
何とか話をし誤解を解く二人。そして後輩思いのやさしいオ室長の計らいによってまたウェディングプランナー事務所のカメラマンとして働くことになるヨンフン。
社員旅行へいったり二人でチャンスの誕生日プレゼントを準備したりとすっかり打ち解けた雰囲気になるが、またまた好事魔多し。ヨンフンの撮影した写真のせいで喧嘩をした未来の兄嫁ミヨンからの涙ながらの電話に、心がゆれるヨンフン。

ソン・スンホン(宋承憲)のファッションチェック。
薄手の白のセーターと白のパンツ。男性が上下白というのはありそうでない格好だと思うが、夏らしく爽やかで好印象だ。洋服がシンプルなので、ペンダントと時計がいいアクセントになっている。

ペ室長を巡るバトル
ペ室長とオ車長 すっかりいい雰囲気になっているかと思いきや、なんとジヒまでオ室長のことが気に入ってしまった様子だ。(ミイラ取りがミイラになったというのはこういうことをいうのだろうか)もういいといっているのに、オ車長にネクタイを買ったり、社員旅行でも親しげだ。オ車長 暢気だが、後輩思いの優しい先輩でもあるのだ。仕事が長続きしないヨンフンを説教するも、結局また職場へ戻れるようにしてくれる。本当に持つべきものはいい先輩だ。オ車長の恋物語もシットコムのようで思いのほか面白いし、私の中では演じるクォン・ヘヒョの株が急上昇だ。

恋する二人に会話は大事
ヨンフンとヒョンスの恋物語は「会って話がしたいんだ。」という恋の始まりの定番で始まっていく。お互いどうしてこの職業についたか打ち明けあったりして、こういう定番はみていて驚きはないが安心してみていられる。が上手くいくかと思ったら、昔の恋人かつ未来の兄嫁が涙ながらに電話をかけてきたりしてなかなか上手くいきそうもない。昔の恋人に頼りたい気持ちもわかるが、新しい恋の邪魔はしないであげて欲しいものだ。
第七回
2004・2・15
ミヨンの家へいったため、チャンスの誕生日に間に合わなかったヨンフン。(しかしそんなヨンフンにも優しく接するヒョンス。)
そしてそんなヒョンスを自分の家へ招待し、写真を見せるヨンフン。(自分の家に誘う口実が「写真展があるんだ?行かないか」とはまぁかなり気障である。それも屋上にまるで洗濯物のように綱にクリップで留められた写真の数々。)
どんどん親しくなっていく二人だが、それに反比例するように思わしくないヒョンスの病状。
(もしかしてと思ったのだが、これからの展開はこのヒョンスの病気が大きな位置を占めるのは想像に難くない。楽しいラブコメだと思っていたのに、韓国ドラマの王道がこれから待っているようだ)
無論ヨンフンはそんなことを知る由もなく、ヒョンスの写真を観に家に遊びに行ったり、夜電話をかけたりとごくごく普通の恋人たちと同じように恋の始まりを楽しんでいるのだが・・・


ソン・スンホン(宋承憲)のファッションチェック。
薄いブルーのTシャツと白いパンツ。天気のいい昼下がり、ビールを片手に屋上で恋人と和むには最適な服装だろう。
このシーンもそうだが、屋上で和むシーンは、このドラマの恋人たちの雰囲気を演出するのに欠かせないシーンのようだ。羅針盤を片手に電話を掛け合うシーンも屋上でやるからこそ意味のあるものになる。

恋する二人に会話は大事パート2
ヨンフンはとても正直な性格のようで、照れながらもかなりストレートな愛情をヒョンスに示している。チャンスの誕生パーティに遅れた訳も嘘をつくわけでもなく正直に打ち明けている。「言いたくないことは言わなくていいのよ」というヒョンスに「話したいんだ。全部」などと泣かせることをいう。こういう何気ない一言はかなり好感度大だ。

オ車長を巡るバトル
ペ室長を巡るバトルかと思っていたのだが、今はすっかりオ車長を巡るバトルとなっているのが笑える。「9歳の年の差なんてなんでもない」と若さ故いいきるジヒは、涙を見せるかと思えばオ車長にプリクラをせがみ、一緒出張に行きたいがために、わざと遅刻までする始末だ。そして「秘密ですよ」といいながらヒョンスにオ車長のことを打ち明けたりしているのだ。「いいな若いって・・・・」と思わせる、でもちょっとはた迷惑な元気のいい行動の数々だ。

今回覚えた韓国語
「ネイル パァヨ」「ネイル ポジャ」→
夜羅針盤を見ながら電話をかけるヨンフンとヒョンス。電話を切るきっかけに「又明日」という感じか。

ハンポン チゴ バァヨ→一回撮ってみましょう!
(怖いもの知らずのジヒがオ車長に一言)

ヨジュン サジン オンネ?→最近の写真がないね?
(ヒョンスのアルバムに最近の写真がないのを訝ってのヨンフンの一言)

ターバァッジョ?ヌジョッソヨ クマン カヨ→全部観たでしょ?もう遅いから帰って
(写真の話題に触れられたくないヒョンスの一言)
第八回
2004・2・22
ジヒが遅刻したせいで、済州島(チェズド)へ一緒に出張することになったヨンフンとヒョンス。すっかりリラックスしたヨンフンはちょっと調子に乗った振る舞いの数々でヒョンスを困らせるが、(悪ふざけが過ぎてヒョンスにホテルのプールへ突き飛ばされるが自業自得といったところか。)しかし洋服が濡れて替えの無いヒョンスについて買い物に行きちゃっかりペアルックを決め込むヨンフン。プールに落とされても凹まないところなどなかなかである。(笑)ペアルックにしたお陰で行く先々で新婚カップルに間違えられ微笑ましい限り。事務所が契約しているからと出張先の宿泊場所とは思えない立派なホテルに泊まる二人。そのホテルに偶然仕事で来ていたミヨンと食事をする二人だが、すっかりリラックスしたヨンフンはミヨンとの昔話に夢中になり、ヒョンスが寂しい思いなどしていることを気づかない。(ヨンフンにしてみたらミヨンよりヒョンスの方が大事という大前提があるので、昔話に夢中になろうともたいしたことでないのだろうが、女性からしてみたらこれはかなりショックである。べたべたされるのは嫌だけれども、なんとなく仲間はずれも嫌だと微妙な女心である。)そんなヒョンスの気持ちを感じたミヨンは二人が明日楽しく山登り出来るようにと二人に運動靴を用意してくれるのだが・・・・
なんにも感じていないヨンフンは、翌日の朝 自分の部屋のテーブルの上にヒョンス宛のカード、貝殻、一輪の赤いバラを用意するが、ベットの側に置きっぱなしになっていた運動靴のせいで、かえってミヨンとの仲を誤解されてしまう。出張先から寂しく別々に帰ることになる二人。

恋する二人に会話は大事 パート3&スンホンソン・スンホン(宋承憲)ファッションチェック
海辺で貝殻を拾いながらロマンティックな事をいうヒョンスを馬鹿にするヨンフンだが、ちゃんと覚えていて貝殻をプレゼントしようとするのだ。それもロマンティックなカード付きとは(!)話を聞いていないようでちゃんと聞いていることに感心する。
アイボリーの大きめのTシャツとバミューダパンツ。一昔前のハワイで休日を過ごす日本人カップルといった趣だ。韓国では新婚さんは本当にあんなペアルックで街中を歩いているのだろうか。上下全く同じで「ナ コウルヤ!(俺は鏡だ)」というヨンフンの台詞が本当にぴったりだ。これが韓国ドラマならではの解り易さなのか、本当なのかかなり疑問だ。

オ車長を巡るバトル
勿論今回もキチンとあったが、今回は済州島(チェズド)の二人の話の方が盛り上がったので、こちらは割愛。

今回覚えた韓国語
チョニョク モグルッテ チョナハルッケ→夕飯食べる時、電話するから・・・
(別れ際ヨンフンがヒョンスに)

オヌルン オディオディ カボシンゴエヨ?→今日はどこへ行ってみましたか?
(食事の席でミヨンが二人に)

ネイル ハルラサンネ ミョッシエ チュバラムニッカ?イルゴプシ オッテ?
明日ハルラ山へ何時に出発しようか?7時はどうかな?
(別れ際にヨンフンがヒョンスに一言)

チンチャル キスヌン ハミョン アンデヨ!→本当にキスしないでください。
(新郎新婦の前でポーズをつけるヨンフンにヒョンスが一言)
ちょっと一休み
2004・2・29
韓国結婚式事情

タレントの阿部美穂子さんと韓国サッカー選手チェ・ソンヨンさんの結婚式(2003年12月)を取材した番組をみていたら一日がかりで撮影される記念アルバムの撮影場面が紹介されていた。朝早くから深夜まで様々な衣装(ウェディング・ドレス姿から韓服姿)様々なシチュエーション(室内、野外撮影まで)で撮影される。20カット以上撮る写真はアルバムとして二人の大切な記念になるのだという。日本円で約13万円ほどと紹介されていたその様子は、まさにこのドラマのシチュエーションそのものだった。
NHKテレビ ハングル講座のテキスト(2004年3月号)にもこの撮影の様子が紹介されていた。ポーズのつけ方もドラマのなかで行われているものと殆ど同じで、韓国でいかに結婚式の写真が大事に考えられ、そして一つの事業として成立しているのかを改めて認識する。

韓国住居事情

ソン・スンホン(宋承憲)演じるヨンフンは、何故か屋上に入り口のある不思議な部屋に住んでいる。変わってはいるが、屋上が第二の部屋(いや庭か)になっているようでお洒落だなぐらいしか思っていなかったのだが、どうやらお洒落で屋上に部屋があるわけではないようだと韓国ドラマガイド@美しき日々(NHK出版)を読んでいて気づく。家賃の高いソウルでの節約方法としてヨンスとナレの二人が住む部屋として紹介されていたのはまさにこのタイプの部屋だったのだ。確かに美しき日々でも屋上らしきところでのナレの洗髪場面や、屋上に置いたベンチで一人悩むヨンスの姿があった。
東京より寒いソウルで屋上にある部屋ではかなり寒いことは想像に難くないが、そこはやはりドラマだし、綺麗な夜景が独り占めというのはやはりちょっと羨ましいものがある。
POPCORNでも屋上の場面(写真を見せるシーンや羅針盤を片手に電話を掛け合うシーン)は印象的だった。