私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

変われるんだろうか

2010-08-15 19:20:06 | なんということはない日常
昨日の夜NHKで放送された日本の、これから 「ともに語ろう日韓の未来」を見る。
いつも韓国ドラマを楽しむだけで、ぼーっとしているのだが、それだけでなくちょっとは色々考えた方がいいんではないかと思ったからだ。

ちょっとした生活習慣の違いは、ドラマ慣れしているせいで、驚くことなし。
他人と一緒の布団で寝ることを戸惑う日本人、一々トイレに入ったりするのに声をかける日本人等等、YさんやSさんと何度も話したことなので、番組のような新鮮な驚きはない。
国が違えば、また地方が違っても生活習慣は違うものだ。
どっちがいいともいえない。違うんだから仕方ない。

併合についての歴史認識について、独自の理論で語る若者がいた。
その理解について、映画監督が歴史を語る資格なしと一刀両断していたが、それについて大学教授が誰にでも歴史を語る資格はあると応戦。
どちらも正しいんだろうと思う。
映画監督という立場から見たら、一刀両断する潔さは必要なんだろうし、大学教授という立場から考えたら、教育という可能性が例え少しでもあるなら、若者にチャンスは与えたいと思うのだろう。
独自の理論を持った若者は、非常に自信満々で自分の考えに迷いの一つもないように思えた。そちらの方が私は気になった。自分の事だけならそれでもいいが、相手がいる時の話なのに、それでもいいと思っているところが怖いと思った。

日韓の未来について上手く語れる語彙がないので、上手く自分の考えは語れないのがもどかしいが・・・・


***
日韓関係とはあまり関係ないかも知れないが割勘の話で一つ思い出したことあり。

来日して初めて割勘というシステムを知った欧米人の女性の話。
誘われて日本人の友人達と一緒に居酒屋に行った彼女。
会計の際に金額を人数割りすることに関して、不満を持ったのだという。
「私は○○と○○しか食べてない。皆は○○(勿論高いもの)を沢山食べていたけれど、私は箸をつけなかった。それなのに、私が皆と同じだけ払わなければならないのはおかしい!」
生活習慣の溝は深い・・・と思う。



追記

「歴史を語る資格なし」についての記事

沢山ついているコメントは「あの時代の併合は当然の流れ」という風に語った若者の意見は正論というもの。

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(直接併合でについてではないが・・・私の拙い考え)
明治以降、日本は独立を維持するために必死だったと思う。
後進ということで選べる選択肢も非常に少なかったと思う。
明治以降歩んだ道は、自分達が生き延びるために選んだ道だと思う。
資金もなく資源もない。他人のことを考え熱い理念に燃えている余裕は無かったのではないかと思う。
その中で結果的に良かったことも色々あったに違いないが、いいことをやろうと思ってやっていたのとは違うと思う。たまたま結果が良かっただけではないのか?
たまたま結果が良かったことを後日取り上げても、あんまり意味はないと思う。

領土問題はもっと日本が声を大きくして言っていい問題だと思う。
キチンとした歴史が残っていることだと思うので。。。。