千万回愛してます

父親の手術費用ねん出のために、実の父親にも義母にも内緒で代理母の道を選ぶウンニム。
お金を借りる変わりに中国で働くからと両親にウソをつき、一人こっそり国内の田舎で出産。
自分の産んだ子供に愛情を感じてしまうが、子供は手放さなければならない運命。
子供に会いたい気持ちを抑えつつ、財閥の息子と知り合い、やり直す決意をするものの、なんと自分の産んだ息子が夫の兄夫婦の息子だったという設定。

それだけであり得ない設定なのに、代理母のセッテイングをしたおばさんが実は・・・とか、さまざまな偶然が重なりすぎのドラマなのだ。
さらに、なんとか結婚するも、嫁ぎ先で自分の味方になってくれるのは夫だけとか、ウンニム自身は非常に穏やかで父親思いの子なのに、どうにかしてウンニムに涙を流させるような設定になっているのだ。
それでも５５回という長丁場を見てしまったのは、イ・スギョン演じるウンニムとチョン・ギョウン演じるガンホの二人の愛情にブレがなかった点。
千回でもなく一万回でもなく千万回というそのタイトルからもそれは分るというもの。
愛があればどんな困難も乗り越えられるという点だけは揺るがずにいたので、最期まで見続けることができたのだが・・・・・

それでも最後の最後にウンニムに訪れる不幸にはもうびっくりだった。
いくらなんでもそれはやりすぎだろうと思う。
まぁそれでも見続けてしまったのは、やっぱりチョン・ギョウン演じるガンホのキャラクターの良さだろうか。

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登場人物の多いドラマ。皆自分の立場があり、自分の守る道があるという設定は良く分るのだが、唯一どうしても許せなかったのが、代理母コーディネーター。この人だけは本当に最初から最後まで自分本位の生き方で、やや呆れてしまった。金に困り世の中に色々恨みもあったのだろうが。。。それを差し引いても、本当にその他人に様々なことを転嫁するその生き方。。。。。。

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チョン・ギョウンは私が視聴を断念（面白くなかったのではない。部屋のリフォームをしている最中でPCを見ることが出来なかったからだったと思う）したこのドラマでもいい役だったはず。今更だが、このドラマをもう一度見てもいいかなと思ったりする。