私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

鹿男あをによし

2010-02-02 21:00:00 | なんということはない日常
DVD特典の出演者によるコメンタリーでも「指揮男から鹿男へ」と話題に上っていたが、主演の玉木宏の鹿男ぶりに感心しつつ10話をさくさくと鑑賞。

「ちょっと神経衰弱みたいだから、2学期だけ奈良の女子高へ行って見たら?」といわれ、大学の研究室から奈良へやってきた小川君(演:玉木宏)
投げやりではないけれど、流されつつ勤務を始めた小川君。下宿で一緒になった歴史担当の藤原君(演:綾瀬はるか)の脈絡のない話に戸惑いつつも、奈良ライフを満喫しようとした矢先に鹿から60年に一度の大役をおおせつかり、さらにはミッション失敗のため、鹿の顔にされるという不名誉な負傷。

鹿が話しをするというのもびっくりだし、鹿からのミッションが「日本を救うために目を俺のところに持ってこい」なのだ。
目ってなんだ?日本が滅亡するってなんだ?というありえない話なのに、どんどん見進めてしまうのは、何故なんだろう。
玉木宏演じる小川君の消極的な生真面目さが非常に面白く、玉木宏の顔がどんどん鹿に見えてくるのこのドラマ。
小川君の消極的な生真面目さを情けないと思いつつも、彼を信じ、応援しようとする藤原君の乙女心がどんどん可愛らしく思えてくるのだ。

そしてなんといってもドラマを面白くしているのは、リチャードの存在だ。
リチャードというあだ名の教頭先生を演じる児玉清が、ダンディでありながらも、何かちょっとブラックさを感じさせる佇まい。
同僚の先生達のキャラクターも非常に分かり易く、綺麗な奈良の景色も満喫できるのだ。コメディなのに、ちょっとした品のよさも感じさせるし。

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こんなに楽しいドラマだとは思わなかったので、非常に大満足。
裏話が聞けるDVD視聴も楽しかったが、オンタイムで楽しめたら、もっと面白かっただろうにと思う。

DVDボックスについているという特典■「鹿男」公認奈良ロケ地マップが欲しい。。。この地図を見たら奈良に行ってロケ地めぐりをしたくなってしまうだろう。
(奈良県でもロケ地めぐり地図を作成していた)
2010年は平城遷都1300年らしいし、タイムリーではないか。



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このドラマを見るきっかけは、のだめカンタービレを見て玉木宏の顔をキチンと覚えたから。
それまでは名前に玉という字が入っているという共通点だけで、玉山鉄二と玉木宏の違いがよく分かっていなかったのだ。
そして最近の韓国芸能ニュースで玉木宏が歌を歌っていることも知る。


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