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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

圧縮陳列

2005-12-20 21:22:55 | なんということはない日常
テレビで「ダウンタウンの松ちゃんを渋谷のドン・キホーテで見ました」などという視聴者の目撃情報を聞くたびに、まぁよくあんなごちゃごちゃしたところに行くな~と思っていた。
お金だって一杯持っているだろうに、なんで棚から物が落ちそうで、どこに何が売っているが、何が置いてあるか分からないような所に仕事が終わった後にぶらぶら行くんだろうととても不思議に思っていたのだ。

今日昼休みに眺めていた雑誌に、ドン・キホーテの社長のインタビュー記事が載っていた。(西川りゅうじんの徹底検証!CEOの戦略・戦術という物々しいタイトルだ)
物議をかもしている六本木店のジェットコースターのことも、「アミューズメントを提供する」と簡単に話していたが、その中の一文を読んで「ああこれだったのだか」と思い知らされる一文があった。
海外出店は?東アジアは?という西川氏の問いに「いつかはあると思っていますが、東アジアは難しいではないかと・・・アジアのお店は元から圧縮陳列されていますから。香港の市場もソウルの東大門も・・・・」

そうだ!香港は街全体が圧縮陳列のような街。時間の都合が付けば、なけなしのお金をはたいて香港や韓国へ足を運び、圧縮陳列の街をウロウロし、街のエネルギーが凄いなどと言っている自分のことを思い出した。

街全体が圧縮陳列の熱気で溢れる香港や韓国で、これでもかというほど圧縮陳列のパワーを満喫していたのだ。「今更ドン・キホーデでちっちゃな圧縮陳列を楽しむなんて」と心のどこかで思っていたに違いない。

ちなみに、インタビューが掲載されていた雑誌は@1億円をめざすビジネスセレブのための金融経済誌@フィナンシャルジャパン2006年2月号だ。
もちろん会社に置いてあったのを読んだだけなのだが、随分景気のいい雑誌もあるものだ。一体どんな人が購入して読むのだろう・・・・