goo blog サービス終了のお知らせ 

私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

勝負師9話

2005-12-18 16:21:31 | 韓国ドラマ さ行
詐欺師だということをヒジョンに告げたのはソジュだということを知り、愕然とするミンス。ヒジョンには僕たちが必要なんだというミンスに「もう十分役に立ったはず」とソジュもひるむ様子はなし。

ミンスはヒジョンに「そうだ。僕は詐欺団の一員。会ってもらえるかどうかは関係ない。ヒジョンさんとの約束は守るよ。だからヒジョンさんも諦めないで」と手紙を送り一人悩むが、そんな最中でも
次なるターゲットを見つけ罠を仕掛ける詐欺団。ネクタイピンに盗聴マイクをつける非常に古典的な方法だ、なんとターゲットは№2と繋がっているのだ。そんなことも知らず詐欺の準備に余念が無い一団。(ここのBGMがコンゲームの最高傑作スティングのテーマとは(笑))

詐欺の現行犯で逮捕しようと張り込んでいる警察。詐欺団はミンスの機転により逮捕は免れるが、仲間割れにより一味の下っ端がなんと警察の手先になってしまうのだ。
そうでなくてもしょぼい計画の多い詐欺団。これからどうなるのだ。

ウギル商事の差し金で拉致されたヒジョンを素手で助けにはいるミンス。(5人も6人もいる相手に、とび蹴りだけで立ち向かおうとするかなり向こう見ずな元警官だ。)
勿論ヒジョンを助けることは出来るのだが、「ミンスにキム・ソジュは俺が連れて行ったと伝えろ!」ウギル商事のボディガードに逆にソジュを人質にとられてしまう詐欺団。
一味に裏切り者はいるし、ミンスは恋に盲目状態だ。詐欺団の行く末は・・・・


ソン・スンホン(宋承憲)のモテモテ度

警察に張られていて罠だということを警察の元同僚キム・サムスンからの「罠よ 逃げて」(함정이에요.핗하세요.)というメッセージで間一髪で逃げることが出来た詐欺団。
「さっきはありがとう」と言葉少なに礼を言うミンスに「どうしてあなたが詐欺の一味に入ったかしりたいの」と詰め寄るサムスン。「いつか話せる日が来る・・・」と煮え切らない態度のミンスに一発お見舞し「私が直接捜査するわ!」などと言い切るあたりなかなかさっぱりしていて格好良い。二人とも黒のスーツ姿で話しあうところなどもなかなか絵になるし、個人的には女っぽいヒジョンより、こちらの方がお似合いだと思うのだが・・・


SAYURI

2005-12-18 13:08:48 | 映画鑑賞
貧しさ故漁村から花街に売られる千代。少女千代から芸者さゆりとなり、運命の男会長と、一途な男延さんの愛情を受けるが、戦争という時代の波に飲み込まれるさゆり。どうするさゆり・・・
「100字以下で映画の説明をせよ」と言われたらこんな風に紹介できるファンタジー映画だと思うのだが、見ている間中「これはどんな風に楽しむのか?」「これは果たして・・・」などと色々な疑問が浮かぶ映画だった。

前半の初桃演じるコン・リー対豆葉演じるミシェル・ヨーは、色っぽい、艶っぽいというより、どうみても極道の姐さん対決にしか見えず、思わず男らしいという形容詞をおくりたいような迫力があった。
千代がさゆりとなり、チャン・ツィイーがさゆりを演じる後半部分は「オオーJAPAN」という形容詞を送りたいような、欧米人が思い浮かべる亜細亜浪漫満載の場面が次々と繰り広げられるのでびっくりしてしまった。

チャン・ツィイーが傘を持ち雪が舞う中踊る場面では、辻村ジュサブローの人形劇を思い出してしまったり、お披露目が無事成功し皆の喝采を浴びる場面では@アジエンスのCMソングが流れるのではないかと思った私に、この映画の感想を語る資格はないのかもしれない。

ただ観客の殆どが、芸者遊びの演目のなかに混浴で温泉を楽しむなどということがあるのかと、疑問を感じたのではないか?
まぁこの映画が正しい時代考証に基づいていない映画なことは、十分承知だが、それでも結構「あらあら」と思ってしまう場面が多数あり。あらあらとおもいながらも結構笑ってしまったので、そういう意味では結構楽しく見ることは出来た。

最後のナレーションにも結構笑ってしまった。
「男の愛を手に入れても、それは男の2分の1。(多分奥さんがいるからということなのだろう)それが芸者の宿命なのです・・・」こんな意味のナレーションが流れるのだが、確かに欧米の男性から見たらこんなに夢のような出来事はファンタジーに違いないのだろう。多分。

チャン・ツィイーがとても綺麗に撮られているのに比べ、工藤夕貴のかぼちゃぶりが非常にかわいそうだった。(相撲の場面で舞の海が出演しているのに驚く。決め手ははたきこみだ)