私自身は「メイ アイ スピーク トゥー ミスター○○ プリーズ?」といった簡単な英会話がやっとだが、今勤務している先は海外関係の部署もあるので、どうしてもそんな拙い英語で電話をかけなくてはいけない時がある。
相手が不在で、なおかつ問い合わせの内容が日本語でも説明に手間取ったりする時は、さっさと「プリーズ テル ヒム コールミー バック」と言って電話を終わらせたいのだが、そんな時に限って「何かお手伝いしましょうか?」などと暖かい言葉が返ってくる。
手伝って貰いたいのは山々だが、この貧弱な語彙では一体どうやって説明したらいいのか。
結局「私の英語のスキルは大変プアなので、手伝ってもらいたいのは山々だが説明出来ない」と説明するのがやっとだったりするのだ。大変情けない。
そんな私でも、日本語が恋しい駐在員の人にとっては、いい話し相手になる時があるようだ。上海の日本人用幼稚園の一ヶ月の月謝が円価で85000円だという話に一緒に憤慨したり、(足元を見られているのだろう。好景気のせいで上海のオフィス賃料はこの1年で7%も値上がりし、ちょっとしたオフィスは坪単価2万円もするのだという)ジャカルタの治安の悪さについて話を聞いたり(歩道橋ははさまれたら逃げられないので、絶対渡ってはいけないのだという)などという話を聞くだけなのだが、そんなことでちょっとは役に立っていると思いたい。
インドネシア駐在の人から聞いた話なのだが、インドネシアには日本のギンダラにそっくりな魚がおり皆が好むポピュラーな魚なのだという。これが何故か日本人の体質に合わないらしく食べるとギンダラ症候群になるのだという。(日本人医師が勝手に命名したらしい)魚の油が特殊で日本人には消化しきれないらしい。
「大便をしているときに、ラー油のような油がぽたぽたと落ちるそうで・・・
お腹が痛くなる訳でもなく、ただ油が出てくるという気味が悪い症状らしいです。」
淡々とした口調なので、ネタかとも思ったのだが、帰国の時再度確認すると「本当ですよ。日本人は皆食べません」とやっぱり淡々とした口調で説明してくれた。
どうしても自分の育った国 日本の常識で物事を判断しがちになるが、国が違えば常識も違うし、食べ物も違う。納得出来ないことも多いなかで仕事をしている駐在員の人たちを見ていると、とりあえずそうなんだと受け入れることも大事なんだと思える。
そうはいっても「ギンダラ症候群」の話はどうも受け入れられない。しつこいと思われそうだが、もう一度聞いてみたいと思っている。
相手が不在で、なおかつ問い合わせの内容が日本語でも説明に手間取ったりする時は、さっさと「プリーズ テル ヒム コールミー バック」と言って電話を終わらせたいのだが、そんな時に限って「何かお手伝いしましょうか?」などと暖かい言葉が返ってくる。
手伝って貰いたいのは山々だが、この貧弱な語彙では一体どうやって説明したらいいのか。
結局「私の英語のスキルは大変プアなので、手伝ってもらいたいのは山々だが説明出来ない」と説明するのがやっとだったりするのだ。大変情けない。
そんな私でも、日本語が恋しい駐在員の人にとっては、いい話し相手になる時があるようだ。上海の日本人用幼稚園の一ヶ月の月謝が円価で85000円だという話に一緒に憤慨したり、(足元を見られているのだろう。好景気のせいで上海のオフィス賃料はこの1年で7%も値上がりし、ちょっとしたオフィスは坪単価2万円もするのだという)ジャカルタの治安の悪さについて話を聞いたり(歩道橋ははさまれたら逃げられないので、絶対渡ってはいけないのだという)などという話を聞くだけなのだが、そんなことでちょっとは役に立っていると思いたい。
インドネシア駐在の人から聞いた話なのだが、インドネシアには日本のギンダラにそっくりな魚がおり皆が好むポピュラーな魚なのだという。これが何故か日本人の体質に合わないらしく食べるとギンダラ症候群になるのだという。(日本人医師が勝手に命名したらしい)魚の油が特殊で日本人には消化しきれないらしい。
「大便をしているときに、ラー油のような油がぽたぽたと落ちるそうで・・・
お腹が痛くなる訳でもなく、ただ油が出てくるという気味が悪い症状らしいです。」
淡々とした口調なので、ネタかとも思ったのだが、帰国の時再度確認すると「本当ですよ。日本人は皆食べません」とやっぱり淡々とした口調で説明してくれた。
どうしても自分の育った国 日本の常識で物事を判断しがちになるが、国が違えば常識も違うし、食べ物も違う。納得出来ないことも多いなかで仕事をしている駐在員の人たちを見ていると、とりあえずそうなんだと受け入れることも大事なんだと思える。
そうはいっても「ギンダラ症候群」の話はどうも受け入れられない。しつこいと思われそうだが、もう一度聞いてみたいと思っている。