月曜日いつもの通りPCを立ち上げネットに接続しようとすると繋がらない。
ブラウザが開かないだけかと思い、メールを立ち上げようとするとメールも繋がらない。
PCが壊れた4月の悪夢再びかと思いきや、わたしだけでなく社内全部のネット接続が出来ないことがわかった。原因が分かるのが2時間後、何時頃復旧するのかはっきりするのが更に2時間後との連絡があったまま、結局火曜日の午後6時過ぎまで復旧せずまる二日間ネット接続が出来なくなってしまった。
私が会社員になりたての20年前は、隣のおばさんは電卓でなく算盤を使っていたし、ファクシミリも自動受信でなく手動のものが殆どだった。
コピーもソート機能がある機種がやっとはいったばかりだったし、主要な連絡手段は電話だった。長々と電話をかけると怒られたから、要点をまとめたメモを作って電話をかけたりしたものだ。
相手の声の感じや返事の様子から、メールよりも情報量が多いような気がするので、私はメールよりも相手に時間があるかどうか確かめてから、電話で用事を済ますことが多いのだが、メールでの問い合わせにはメールでしか回答しないという人もいるようだし、メールは証拠が残るからいいとメール信奉者も結構多いようだ。
そんな人は今回メールもネットも使えず本当に困っていたようだ。
メールよりも更に困ったのは、社内のスケジュールををウェブ上で管理していたことだった。来客の予定が分からず皆右往左往していたのだが、そんな時一人余裕な様子だったのが、いつも自分の黒革の手帖でスケジュールを管理しているB部長だった。
「皆で情報を共有化するために、是非入力を」と秘書の女性がスケジュールの管理をウェブ上でするように頼んでも、聴こえないフリをして、自分の黒革の手帖でスケジュールを管理していたらしい。
松本清張のドラマ@黒革の手帖が放映されていた時は「私たちもあの黒革の手帖で・・・」などとふざけていたのだが、今回その手帖のおかげでB部長は殆ど実害がなかったようだ。
今朝ネットが復旧して皆ほっとしていたのだが、B部長だけは自分の黒革の手帖の存在にえらく満足していたらしい。
「やっぱり手帖が一番だっていってます」との噂を聞き、今回の騒動で、手帖の大事さより情報管理の大事さや、セキュリティの大事さについて学んで欲しかったと思ったのは私だけでないはずだ。やはり一度黒革の手帖で痛い目にあってもらうことが必要かもしれない。
黒革の手帖 スペシャル
ブラウザが開かないだけかと思い、メールを立ち上げようとするとメールも繋がらない。
PCが壊れた4月の悪夢再びかと思いきや、わたしだけでなく社内全部のネット接続が出来ないことがわかった。原因が分かるのが2時間後、何時頃復旧するのかはっきりするのが更に2時間後との連絡があったまま、結局火曜日の午後6時過ぎまで復旧せずまる二日間ネット接続が出来なくなってしまった。
私が会社員になりたての20年前は、隣のおばさんは電卓でなく算盤を使っていたし、ファクシミリも自動受信でなく手動のものが殆どだった。
コピーもソート機能がある機種がやっとはいったばかりだったし、主要な連絡手段は電話だった。長々と電話をかけると怒られたから、要点をまとめたメモを作って電話をかけたりしたものだ。
相手の声の感じや返事の様子から、メールよりも情報量が多いような気がするので、私はメールよりも相手に時間があるかどうか確かめてから、電話で用事を済ますことが多いのだが、メールでの問い合わせにはメールでしか回答しないという人もいるようだし、メールは証拠が残るからいいとメール信奉者も結構多いようだ。
そんな人は今回メールもネットも使えず本当に困っていたようだ。
メールよりも更に困ったのは、社内のスケジュールををウェブ上で管理していたことだった。来客の予定が分からず皆右往左往していたのだが、そんな時一人余裕な様子だったのが、いつも自分の黒革の手帖でスケジュールを管理しているB部長だった。
「皆で情報を共有化するために、是非入力を」と秘書の女性がスケジュールの管理をウェブ上でするように頼んでも、聴こえないフリをして、自分の黒革の手帖でスケジュールを管理していたらしい。
松本清張のドラマ@黒革の手帖が放映されていた時は「私たちもあの黒革の手帖で・・・」などとふざけていたのだが、今回その手帖のおかげでB部長は殆ど実害がなかったようだ。
今朝ネットが復旧して皆ほっとしていたのだが、B部長だけは自分の黒革の手帖の存在にえらく満足していたらしい。
「やっぱり手帖が一番だっていってます」との噂を聞き、今回の騒動で、手帖の大事さより情報管理の大事さや、セキュリティの大事さについて学んで欲しかったと思ったのは私だけでないはずだ。やはり一度黒革の手帖で痛い目にあってもらうことが必要かもしれない。
黒革の手帖 スペシャル