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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

秋の童話

2005-05-26 21:29:31 | ソン・スンホン(宋承憲)
初めてテレビでソン・スンホン(宋承憲)主演の秋の童話を観たのは、三年前の今頃、2002年の5月だった。
病院で取り違えられ兄妹として育った男女の恋愛物語にも関わらず、兄を演じるソン・スンホン(宋承憲)の余りの眉毛の濃さに「こんなにシリアスなドラマなのに、なんでこの人眉毛をこんなに濃く描いているんだろう?」と真剣に思ったものだ。
眉毛の濃さに慣れた後も、登場人物達の流す涙の数にびっくりしながらドラマを楽しんだため、結局自分自身は最後まで一筋も涙を流さずに終わってしまった。

そんな色々な意味でカルチャーショックを受けた秋の童話をきっかけに、この3年間程ソン・スンホン(宋承憲)の出演するドラマ、映画そして韓国四天王と命名された俳優たちの出演する沢山の作品を、韓流ブームの波にしっかり乗って楽しんできた。
そんな事を考えると韓国ドラマ好きと思われて当然だと思う。(実際嫌いではない)しかし自分の中では韓国ドラマや映画が好きというより、ソン・スンホン(宋承憲)ファンになったから、韓国語を覚えたい、そのためには好きな映画やドラマで言葉を覚えるのが一石二鳥ではないか。そんな事を思いながらドラマを楽しんだりしているというのが正直な感じだ。
勿論楽しむ機会が増えれば愛着も湧く。何かというと交通事故や病気、出生の秘密といった定番のドラマ設定に、ちょっとぐらい辻褄が合わなくても、まぁいいやと思う心の余裕も生まれる。三年間そんな感じで行きつ戻りつしながら、ドラマや映画を楽しんできたつもりだ。これからもきっとそんな暢気な雰囲気で楽しむことになると思う。

韓国ドラマについて書かれている本も沢山読んだりした。
そんな中で@ピビンバの国の女性たちという大変元気の良い本にめぐり合った。
勢い余ってかなり勇み足の箇所も多い。ちなみにドラマを観ないで秋の童話のことを書いている件は本当にびっくりした。私の観た結末と違うあらすじが書いてあり、その間違ったあらすじをもとに更に次の話へと繋がっていくのだ。これを著者に正したら「そんなこと、たかがドラマのあらすじじゃない。ケンチャナ」といわれるのがオチだろうか。
それについて文句をいってもいいかもしれないが、それをもってしてもなお余りある元気の良い文章には心引かれるものがある。書店に山積みになっている韓国ドラマ本を何冊も読むより、この本のお役立ち解説を読んだほうが面白い。
しかしドラマを観ないでドラマ解説を書いているぐらいだから、是非話半分で楽しむことをお薦めする。


ピビンバの国の女性たち

講談社

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