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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ローファーム

2005-05-10 21:30:30 | ソン・スンホン(宋承憲)
明日の仕事のため早く寝ればいいのに、先日購入したローファームのDVDを1話ずつ観るのが寝る前の日課になってしまった。
香港版のVCDを観るのには半年以上かかったのに、こちらはもう12話を観終わったところだ。日本語字幕に感謝である。

VCDと比べて面白いなと思っているのが、使われている音楽が殆ど違うことだ。
ドラマそのものは主役を演じるソン・スンホン(宋承憲)を筆頭に、どちらかというと体育会系の明るいドラマなのだが、何故か挿入歌はオ・ヒョンランの歌うドラマの雰囲気とは全く違った、どちらかというとしっとりとねっとりと歌い上げる雰囲気の歌ばかりなのである。
特にソン・スンホン(宋承憲)演じるヨンウンを愛してやまないユ・ジン(演じるのはあのキム・キドク監督作品@魚と寝た女の演技が印象的なソ・ジョンだ)の登場場面に必ずかかる願 (Want)は願いというより、恨といったほうが合っている雰囲気の歌だ。
「他に夢見ることはない。他に望むものはない。こんな風にあなたのそばにだけいさせて。私をみて。私のそばにいて。」(訳がこれであっているか自信なし。ただ雰囲気はこんな感じの歌なのだ)こんな風に切々と歌い上げる歌が何度も繰り返し流れるのだ。
題名は願だが恨を連想させるような歌なのである。韓国の恨は日本人の考える恨というより、手に入れたくても手に入らないものを望む気持ちに近いという説明を読んだことがあるが、まさにこのユ・ジンがヨンウンを愛してやまない気持ちが恨(願)そのものだと、何度も繰り返されるこの歌を聴くたびに思い出させてくれる重い歌だ。

版権の関係なのだろうが、日本版のDVDではキム・ボムスのハルが使われており、この歌を聴くことが出来ない。VCDを観ていた時はあのちょっとねっとりした歌声を聴くのが怖かったのだが、いざ聴けないと思うとあの歌声が懐かしく思えてくるから不思議だ。

このドラマは法廷物でありながら話の中心は恋愛だし、ドラマの雰囲気は明るいのに使われている音楽はしっとりと、あまり深く考えて作られたとは思えないが、そのおかげで結構暢気に観られる。寝る前に観るにはぴったりのドラマだ。

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