旅の記録が前後しましたが、2日目中日は鳥海山山麓へ。
山麓周辺の人々の守り神として古くから崇められている鳥海山(2236m)。
東北で2番目に高い山だそうです。ちなみに一番は尾瀬の燧ケ岳(2356m)です。
この日は鳥海山山麓の自然の中を散策です。(午前中は60分、午後約2時間)
午前中は現地ガイドの案内で元滝伏流水へ。
約10万年前に流れ出た溶岩流の末端部分から滝のように絶え間なく流れ出ている伏流水。
滝の大きさは落差約5m、幅約30mで、冷たい湧水に真夏にも関わらず周囲は涼しい!
苔むした岩肌に流れる冷たい湧水と周囲の温度差で霧が発生し、幻想的な景観を生み出しています。
ただ滝(伏流水)の周辺は岩がゴツゴツとし、足元が悪く気を付けなければなりません。
本来の「元滝」はもう少し上流にあり、現在はがけ崩れのため通行禁止となっているそうです。
滝のような元滝伏流水の周辺にはあちらこちらから湧水が湧きだしています。
こちらは飲み水としてOK.とても冷たく美味しかったです。
梅花藻が咲いていました。
珍しい苔も見つけました。赤み苔というのだそうです。
可愛いというかちょっぴり薄気味悪いというか。
駐車場に戻り昼食は岩蠣膳、何から何まで蠣ずくし料理です。
蠣は大好物でとても楽しみにしていた岩蠣膳でが・・・・。
実は前日の夕食の食べ過ぎか、その夜、腹痛と下〇と吐き気に苦しみました。
(食中毒かと思いましたが、夫は全く平気、翌日他のツアー仲間もお元気でしたので私だけの問題だったようです)
そのため生ガキはちょっぴり怖くて手を付けることができませんでした。残念。
午後からは鳥海山の火砕流で作られたなだらかな地形に広がる緑豊かなブナの森へ。
奇形木の巨木が群生する「獅子ヶ岳湿原」!
多少のアップダウンはありますが、ほぼ木道歩きで、森林浴の2時間のハイキングでした。
現地ガイドのおじさん 少し訛りがあり聞きづらいところもありましたが、
丁寧な説明、ありがとうございます。
↓
燭台のブナの木の前で私!ニンフのふりしてちょっと腰かけて見たかったのですが・・・・。
終着点ブナの巨木「あがりこ大王」!
<猿が万歳をしている形に見えます>
奇形木の原因は定かではないそうですが、付近に炭焼き跡が多く見つかっていることから、
雪上で伐採された幹から萌芽したのではないかというのが定説となってるそうです。
解説の通り、幹が上がったところで子にわかれていることから「あがりこ大王」と命名されました。
空に向けて大きく幹を広げていくブナの巨木には、大きな生命力、逞しさを感じます。
自然に抱かれているような癒しの時間でした。
これで2泊3日の旅の記録を<完>とします。
かなり大雑把な紹介となりましたが、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
長々とお付き合い下さり有難うございます。
8月に入り、相変わらずの猛暑続き。ブログを綴る意欲も削がれます。
孫たち来訪、お盆とイベントが続きます。よってしばらくブログ夏休みとさせて頂きます。
ただコメント欄は開けまままにしておきます。よろしくお願いいたします。
酷暑の中の一服の清涼剤です。
また苔の緑が素晴らしい。
こんなハイキング付きの旅行、羨ましいです。
猿が万歳の木、本当にそう見えます。
自然の造形は不思議ですね。
獅子が岳湿原、いつか行ってみたいです。
実際の場に立った時は気持ちよかったでしょうね。
前夜の腹痛で大好物の牡蛎を目の前にしながら食べられなかったのは残念でした。
原因は何だったのでしょうね?
ブナが巨木というだけでなくそれらがいろんな奇形木になっているのは面白く、珍しい光景ですね。
今年はまだ行ってないですが、息子と涼みに出かけます。
獅子ヶ鼻湿原、何度か行きましたが、湧水の冷たさ。
ほとんど木道歩きが良いですね。
ニンフさん、笑顔が素敵ですよ!
それでも朝からガンガンクーラーかけています。
我が家は夫が私以上に超暑がり、というより我がまま!
私は常に家計のことを考えていますので、これぐらいならクーラーなくても思っても、夫がすぐオンに。
もう諦めました、彼の好きなようにさせています。
弥陀ヶ原も獅子ヶ鼻も別世界のように涼しかったです。
やはり山はいい!
このブナの巨木は見事でした。猿が万歳しているように見える幹は、裏側から見ると女体にみえるのですよ、あそこの膨らんだね(苦笑)。
他にも奇木がたくさんあり、いろいろ想像しながら歩くのも楽しかったです。
とても涼しくて気持ちよかったです。
あの岩ガキは添乗員さんの説明ではひとつ1200円ぐらいするのだそうです。
あ~あ。食べたかったのですが、その日の午後の行動に差し障ってはと我慢しました。
多分前夜の夕食の食べ過ぎだと思います。普段粗食なものですから(苦笑)。
あまりのご馳走に胃腸がびっくりしたのでしょう。
ついつい悪いと思って必死で完食。その後は残すようにしました。
ブナの奇形木はいろいろ想像を膨らませながらワイワイ、楽しかったです。
後片付け、大変でしたね。
丹精込めて作ったお野菜など、ダメになってしまいお辛かったでしょうさぞ。お疲れ様でした。
一日も早く普段の生活に戻れることを祈っております。
その大雨の山形、秋田に参りました。
大雨の影響を少し心配しましたが、全く旅の行程には影響なく良かったです。
ミルクさんにとってはこの近辺はお庭のようなものでしょうか。
良いところにお住まいですね。まだまだ行きたいところの沢山ある東北です。
最初に拝見したときはコメント欄が開いていなかったので
応援などのポチ!だけ押しましたが、今朝拝見すると開いていたので
少しだけ感想を書かせていただきます。
出羽三山はそれぞれが独立峰と思っていましたが、月山を主峰に、
他の2山が連なっているということや、
神社も出羽神社に三山の神を合祭されており、そこまでバスで行けること。
弥陀ヶ原湿原やそこで出会ったお花たちの様子。
そして今回の清々しい鳥海山山麓のハイキング等を読ませていただき、
もうハイキングは無理だと思っていた私でしたが、
ひょっとしたら歩けるかもしれないと思わせていただけました。
昨日、クラブツーリズムの案内書が届いたので見ていると、
1名1室で利用できる(夫はツアーは無理なので)
「出羽三山と神秘の秘境・鳥海山」というツアーが
10月中旬まで催行されていることがわかりました。
予約がとれるかどうかはわかりませんが、申し込んでみることにします。
ありがとうございました(*^-^)
私の旅行記が参考になったなんてとっても嬉しいです。
私もクラブツーリズムとJTBとどちらにしようかと迷いましたが、
沖縄離島旅行でJTBを使った関係でJTBにしました。今ツーリズムを覗いてみて内容は殆ど同じですね。
月山8合目の弥陀ヶ原湿原のハイキングがツーリズムは自由散策となっていますよね。
絶対その方がいいです。
私たちはガイド付きでしたので、好きなように自由に歩きくことができませんでした。。
木道はやっと一人歩ける細さな。渋滞する上にツアーの場合は一列を崩すわけにはいかずですから。
hiroさんなら物足りないくらいのハイキングで余裕です。
ぜひご参加なさってください。
hiroさんの説明とても丁寧では詳しいので、ブログアップ楽しみにしています。
素敵な旅をされて羨ましいと思いつつ でも私はもう歩けないと思います。
自信がないですね~~。
大自然の中で「獅子ヶ岳湿原」での2時間の森林浴はしてみたいな~って思わされました。そこだけなら・・なんて情けないことを思いました(笑)
普段からの鍛えが必要ですね。
ブナ林 元気を貰えますね。 近場の伯耆富士、大山のブナ林も素晴らしいのでそこにでも行って見たいです(笑)
岩ガキにあたったことはありませんが広島の牡蠣には酷い目にあい生は10年ぐらい食べられませんでした。今は大丈夫です(*´ω`)
残念でしたね~~~。
暑さに負けずどうかご自愛ください。
出羽三山・・・懐かしく拝見、拝読しました。
百名山初の登山が月山でした。
その時に出羽三山の中の羽黒山など観光。
弥陀ヶ原湿原も歩きました。
素敵な所を山行。
素敵なレポートをありがとうございました。