前回の続きです。
霞丘陵ハイキングコースは塩船観音寺ツツジ園の頂きに続いています。
突然眼前にもこもことお団子のように奇麗に刈られたツツジ園が現れます。
園へは山側からと正面からと両方に出入り口が設けられています。
私たちは山側からの入園ですが、入るとすぐに観音平和立像に出会い、ちょっとビックリ。
高さは10mもある立派な観音像で、そこがツツジ園全体を見渡せる展望台になっていて、
下の護摩堂からはおよそ60mの高さの丘になっています。
このお寺の始まりはパンフレットによると大化年間(645~650年)、若狭の国の八百比丘尼が、
当地に巡錫のおり、一寸八分の観音像を安置したのが開山と伝えられており、
周囲の地形が小丘に囲まれた船の形に似ているところから、僧行基が塩船と名付けたそうです。
ずいぶん歴史のある古刹なのですね。
ツツジ園はもともとは境内の裏山にヤマツツジが自生していたものを、昭和40年から植栽をはじめ、
今のような見事なツツジ園となったようです。
<展望台から>
私たちが訪れた5月2日は平日で人手も少なく、のんびりと下へ下りながら観賞できました。
しかし少し来るのが遅かったような?最高の見頃はすでに過ぎているようで、ちょっと残念。
4月から5月の連休にかけてが一番の見頃と紹介されていましたが・・・・・。
それでも十分見応えのあるツツジの群生でした。
見える建物は護摩堂。
私たちが訪れた翌日3日にはこの護摩堂の正面広場で、火渡り荒行が行なわれたようです。
こちらは苔むした趣ある茅葺屋根の本堂。
室町時代の作で国の重要文化財に指定されています。
正面の仁王門。こちらも国指定重要文化財です。
仁王門内に安置されている阿吽の金剛力士像が何とも歴史を感じさせる凄い迫力。
じっと見入ってしまいました。
塩船観音寺を後に、一路東青梅駅目指して歩きます。所要時間30分ぐらいでしょうか。
途中吹上菖蒲園がありますが、開花時期ではないのでパス。
少々疲れが出てきたので、本当はバスに乗りたかった~。私、シルバーパスで無料ですから。
が、本数も少なく歩いた方が早い。頑張りました。この万歩計のお陰!
この日の歩数21722歩
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