世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

再び高尾山へ

2019年04月21日 | 登山 ハイキング ウォーキング

もう今の私に登れる山は高尾山以外ありません。

年齢のせいもあり、それほどに体力が落ちてしまっていると感じています。

いつも書くように、怪我が怖い。それだけなのです。

頑張れる気力、山を楽しむ気持ちははまだまだ持っているつもりですが、

体力がついていきません。バランス感覚が間違いなくなくなってきています。

ですから慎重すぎて体に力が入り、余計疲れてしまいます。それでもやっぱり山へ行きたい。


昨日はおひとり様ハイキングでした。(写真は全てスマホ写真です)

いつもの相棒、夫は所属している山の会で群馬県の山へ(なんという山か忘れました)。

別行動です。高尾山なら一人でも大丈夫。今まで何回もひとりで登っていますから。

常緑樹と新緑と散りゆく桜と、1年で最も美しく山が萌えるシーズンです。

今行かなくて、いつ行く「今でしょ!」(少し古いですね

坐骨神経痛もかなり和らぎ、またこの程度の痛みでどれぐらい歩けるかも試したく出かけました。

コースは↓の地図の白い白線部分。

今回は高尾山駅までケーブルを使いました。

浄心門から4号路に入り、途中「いろはの森コース」との合流点から「いろはの森コース」を歩きます。


<右端が4号路出入り口>

8時45分のケーブルカーも満杯、薬王院に向かう表参道も人、人、人。

しかし4号路のなんと静かなこと。道も歩きやすく、ハイカーも少なく、とても土曜日の山とは思えません。


<みやま橋(つり橋)>4号路


<いろはの森コース>

真木柱太き心はありしかど この吾が心しずめかねつも」(作者不詳)

が、できるだけ登りの階段を避けたく、4号路を選んだのに、最後はやはり上りの階段でした。

何度も訪れている山頂へ行くのは止め山頂周回コース5号路からもみじ台へ。

5号路を選んだのは山頂からのもみじ台への下りの階段は下りでも私は苦手。急なんです。

残念ながらこの日はあまりのお天気に靄がかかり、富士山を仰ぎ見ることはできませんでしたが、

もみじ台ではまだ桜が残っており、ハイカーたちが青空の下桜を楽しんでいました。


<本来ならば左方面に富士山が見えるはず>

ここからまた一丁平まで表通りは階段の上りが続きます。

私はこれを避け、右側の巻き道に入り、最後やや険しい上りがありますが、ほぼ一丁平までなだらかな上り。

途中ミツバツツジの群生があり、色鮮やかに咲いていました。今が一番の見頃でしょうか。

その他にも全山にわたり、ヤマブキ、タチツボスミレ、ナガノハスミレサイシン、ツルカノコ、

ミミガタテンナンショウ、シャガ、ヘビイチゴなど。

一丁平からの帰路、表通りではヤマルリソウ、キジムシロを見つけました。

きっと、もっともっといろいろなお花が咲いていたのでしょう。

長い間山をお留守にすると花に疎くなり、花の名前も忘れてしまうものです。

ここでちょっと余談。

一丁平でお昼にしてベンチに座っていると、同じベンチに座った二人連れの同世代の女性。

体重の話をしていて、耳がダンボになりました。

ひとりの方は最近太ってきて困ってしまうと。もう一人の方は痩せてきたんだけどどこか悪いのかな~と。

そして体重増加を気にしている女性に、もう一人の方が言うには、

「貴女ね~太るってことはそれだけ細胞が活発に働いているということなのよ。元気だってこと!」

その言葉に妙に納得したのはお二人とは全く関係ない私。そうよね~と思った次第です。


<一丁平 以前はこの先小仏城山まで行ったものですが、いまはもうその体力ありません>

ここでUターン、帰路はやはり山頂を迂回し5号路から稲荷山コースへ入り下山。


<稲荷山コース途中の東屋 展望台>

久し振りに歩いた稲荷山コース、長かったな~

コースタイム100分の予定が休息含めて2時間かかってしまいましたが、無事下山。


<お稲荷さんに無事下山できたことを感謝してチリン>


さてさて坐骨神経痛の方はどうだったかと申しますと・・・・。

ハイキング中、全く痛みがなかったとは言えませんが、確実に楽しみが痛みに勝っていました。

翌日に当る今日(4月21日)、特に昨日の影響はなく普段と変わりません。

この年齢になると誰でもどこかが具合悪いのが普通ではないでしょうか。

気にしない、気にしない。いつも通りの生活をしていくつもりです。


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コメント (17)
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