世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

やっぱり雨女かな~(^-^;

2017年07月27日 | 国内旅行

東京も涼しいのにはびっくり致しました。今朝の気温は24度だそうですね。軽井沢と変わりません。

昨夕2泊3日のプチ旅行から帰宅しました。

やっぱり私は雨女!夫は晴れ男を自認しておりますが、私の勝ち!有難くない勝ちです。(苦笑)

当初の予定は・・・・・

一日目(24日)は軽井沢でゴルフ、2日目は観光、3日目は浅間山の代替え山としての黒斑山登山。

ところが1日目のゴルフは晴れ間ものぞくまずまずのお天気でしたが、2日目は曇り時々雨、3日目は曇り、霧、雨。

一番楽しみにしていた黒斑山(2404m)登山は中止、諦めました。山は逃げませんものね(歳は逃げる~)

ゴルフはいつも通り、特に記すこともなく、楽しい気楽なリゾートゴルフでしたと言うことをお伝えして写真だけ。

<スタート前>

2日目はお天気も優れず、さ~どこへ行きましょう?と朝からのんびり、まったり過ごしていました。

そして2度目となる小諸城址「懐古園」へ。1度目は2003年、夏の終わり。もう14年前、写真を見ると私も若かった!


<懐古園 三の門>

懐古園と言えば、何といっても、関ヶ原の戦いで関が原に向かう途中の徳川秀忠が、真田親子に足止めされたお城として有名です。

<大手門 小諸城の表玄関>

昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」を思い出しますね。第二次上田合戦です。

ここ二の丸がその時の徳川秀忠の本陣とされたところです。詳しい解説はこちらにお任せ!(横着してすみません)。

小諸城「二の丸」 

 

日本桜の名所」100選に選ばれています。

懐古園内にある藤村記念館に寄ってみました。

藤村はここ小諸に小諸義塾を開き、国語と英語の教師をしていました。

そしてここであの有名な「千曲川旅情のうた」を記しました。「破戒」も小諸時代に執筆されています。

若い頃「破戒」を読み、涙の止まらなかった私です。何にそんなに感動したのか、今では思い出せません。

また懐古園内には動物園もあり、以前来た時には全く気が付きませんでした。

歴史的エリアを散策していると、突然、奇妙な動物の雄叫びが聞こえ、何ともミスマッチな感じがし、少し興を削がれましたが・・・。


さてさて本当はここからが一番ご紹介したい場所なんです。

「牛にひかれて善光寺参り」伝説の発祥の地と言われる布引観音釈尊寺!

マイナーな観光地ですが、観光案内所で薦めていただき訪ねてみました。一見の価値ありでした。

その伝説とは・・・・

 

 

私はこの日はスカートとスニーカーの観光用スタイルでしたが、甘く見てはいけません。ここはちょっとした山登りです。

行かれる方は是非ハイキングの服装と山靴で行かれることをお勧めします。

パラパラと時折小雨降る中、雨よけに持参した雨傘をストック代わりに慎重に登っていきました。

古い石仏や石塔があり、信仰の山であることがうかがえます。

山道の途中には、善光寺まで続いていると言われている洞窟があります。

善光寺で火災があった際に、この洞窟からも煙が出てきたと言われています。

これは牛岩!

岩に牛の姿が浮かんで見えるそうですが、分かりますか?夫に説明され、そう言われてみると、という感じでした。

およそ15分、ようやく山門に到着です。この山門の上に「観音堂」あります。昔はこの山門をを通って観音堂へ。

今は通行禁止です。

参道に戻りそのまま道なりに階段を登っていくと、真正面に観音堂が!

「ウォー!」と感嘆の声をあげたくなるような圧巻の素晴らしい眺めでした。京都の清水寺と同じ懸崖造りで見応えがあります。

釈尊寺社務所前を通り、岩をくりぬいたトンネルを抜けると、ゴール、赤い舞台の観音堂(重要文化財)です。

いやはや、高所恐怖症の方にはお勧めできない高台で、下を覗き見るとこんな感じですよ~。

このお堂の中に布引観音様が安置されているようです。


<天井はむき出しの岩です>

「牛にひかれて善光寺参り」の由来がこんなところにあるとは全く知らず、よいところを教えていただきました。

観光案内所は素通りすることが多い私たちですが、たまには訪ねてみるものですね。

思ってもいなかったことや、他人の誘いによって、よい方に導かれる例えとして使われるこの言葉。

このお寺を参拝した私にも「牛にひかれて善光寺」のチャンスがこれから多く訪れますように。

3日目は黒斑山登山を諦め、池の平湿原へ。そのお話はまた次回に。

明日からまた数日、ブログ留守いたします。次回の更新は月曜日になるかもしれません。


 

        いつもお読みいただきありがとうございます。                              

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