大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

待ちわびた野草  アサツキ

2013年03月19日 | 草花

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アサツキ(ユリ科)

葉の色がネギよりも浅い緑色であることからアサツキ(浅葱)の名前がついたようです。

一週間前には見られなかったアサツキが、日当たりのいい斜面に顔を出しました。紅紫色のスイバの若芽も土手に色を添えています。待ちわびた野草摘みのシーズンがやってきました。


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冬枯れの野原に、天を突くように真直ぐに立ち上がるアサツキ。


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アサツキを堀起こすと土のにおいに混じって浅葱の香りが漂ってきました。


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昨晩は、豆乳入り湯豆腐鍋にアサツキをたっぷり入れていただきました。寒い冬をじっとこらえて春を待っていたアサツキの味わいは格別で、大地のエネルギーを頂いたようです。

春を待ちわび、野原を駆け巡って遊んだ幼少の頃、カンゾウやスカンポ(スイバ)、アサツキやノビル等、いろんな若菜を摘んで楽しみましたが、中でもアサツキは大好きな野草でした。遊び仲間に「アサツキ摘みに行こう」と誘われると嬉しくて飽くことなく野を探し回った記憶がよみがえります。

栽培した野菜にも勝る山野草の味わいが楽しめる季節が巡ってきました。


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