干ばつと厳しい暑さが続いた今夏でしたが、大小迫川の沢の水は、なんとか枯れることなく、水田を潤してくれたおかげで、稲は黄金色になり秋風にそよぎながら刈り取りを待っています。
9月の末、例年よりも10日も遅くなりましたが、台風が直撃する前に、少しでも刈り取っておこうと、稲刈りを始めました。
この日は、台風の影響もあって今にも降り出しそうな天気でした。まずは、ハセ架け用のスペースを確保するために、モチ田の稲刈りです。淡水魚を釣ってきて大小迫川に放流してくれた久保井さんも、コーナーの手刈りを手伝ってくれました。
稲刈りは生まれて初めてという久保井さん。手刈りの後、機械による稲刈りにも挑戦。
夫の指導を受けながら、初めての機械刈りにチャレンジ。しかしながら、刈りはじめて1時間ほどのところで、雨が降り出してきたので一時中断。その後も雨が続き、残念ながらこの日の稲刈り作業はできませんでした。
台風が通過した後、田んぼは水びだしになり、ようやく水が引けた昨日の夕方、束の間の晴れ間を利用して、ハセ造りに取り掛かりました。毎年、ハセは植木さんにお願いして造ってもらっていましたが、今年は、植木さんに教わりながら、夫もハセ造りに取り掛かりましたが、なかなかうまくいきません。一応ハセの骨格ができた後、仕上げは植木さんに任せ、夫は、刈り取った稲をハセに掛けています。
昨夜は、「ハセ木もできたし、明日からは本格的に稲刈りができるぞ」と意気込んでいましたが・・・・
今朝も朝から雨。秋の長雨に入ったのでしょうか?
雨がほしい時には降らずに、乾燥を望む刈り取り期の今、雨降りが続くとは、なんとも皮肉なことです。
子どもたちが植えた学校田の稲刈りも、先々週に予定を組んだものの、雨降りで2度のキャンセルとなりました。稲刈りと秋の自然散策を楽しみにしている5年生のため、3度目は、今週の5日に予定しています。秋晴れになーれ!!
人の思い通りにはならない自然の流れに寄り添い、天気と相談しながらのんびり取り組むことにいたしましょう。
子ども達により豊かにして残していこうとされているのですね!
明日、子ども達と稲刈りできるといいですね。
農作業ができるって素晴らしいですね!尊敬します。…私は自信ないなあ…
一杯、書いていたのですが…確認の後操作失敗で消えてしまいました。短くてごめんなさい。
楽しみにしていますが、いいのかな?
無農薬での農業はまだ3年目ですので、真に豊かな自然に戻るにはまだ時間がかかりそうです。
里山を駆け巡る子どもたちの笑顔に励まされ、老体にムチ打って農を営みながら、より豊かな自然を取り戻し、次世代へとつないでいきたいと思っております。まだまだ手入れが行き届かないのが現状です。
おいでを心よりお待ちしております。