http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20140715 先月に紹介しまたアオバセセリの終齢幼虫は、その後どうなったか。蛹になっていることを期待して見に行ったところ、巣がありません。
もしや、野鳥にでも食べられた??。
アワブキの木の下を見渡すと、破れたところもなくそのままの巣が地上に落ちていました。
巣を拾い上げてのぞくと、巣の中はからっぽで、葉の主脈は刃物のようなもので切ったよう切り口でした。自ら巣を落とし、新たな場所で蛹になったのか?周辺を探して見たのですが、幼虫の姿も、蛹も見当たりません。
幼虫を確認した日から10日後、庭に2頭のアオバセセリがやって来ました。観察していたアオバセセリかどうかは分かりませんが、成虫を見ることができほっとしました。
しばらく、オカトラノオの蜜を吸いながら花から花へと飛び交っていました。羽化したばかりの鮮やかな色合いでしたが表翅を開くことはありませんでした。
アオバセセリの蛹は、赤と白のツートンカラーになり、その後、真っ白に変身するそうですが、今回は見ることができませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20140618 スミナガシの幼虫
6月18日に紹介した葉細工名人のスミナガシの幼虫は、この時点で4か所で確認できたのですが、その後観察に行っても、幼虫を一度も目にすることはありませんでした。
左上の、アワブキの葉裏にワカバグモがいました。葉細工による隠れ術も、天敵に見つけられてしまうのでしょうか?
それにしても、その後、幼虫の成長過程を全く観察できずがっかりでした。
スミナガシの幼虫観察から25日後、裏庭のイタドリの葉上で、ジッとしている成虫がいました。羽化したばかりのような、美しい色合いでした。
卵から成虫へと完全変態するチョウの成長過程を観察するのは、なかなか容易ではないようです。今回観察できなかったところは、またの機会に期待したいと思います。
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