goo blog サービス終了のお知らせ 

大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

ビニールハウスに居座るマムシ

2014年07月21日 | 動物

Photo

7月11日の朝、ハウスの中に、マムシがいることに気づきました。我が家のハウスには、いろんな生き物が同居していますが、

ハウスの中の生き物 http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20120613 マムシは初めてのことです。

「来るもの拒まず」と、ハウスに入るときには、大きな声で「マムちゃん。仕事に来たよ~ 悪さしないでね~」と言葉をかわしてから作業に入ります。時々、ヤマトが不意打ちマムシに咬みつかれた状況がよみがえると「マムちゃん!、ここにいるからね~」と声をだし、人の存在を知らせながらの農作業です。作業を終えると「あと、帰るよ~、留守番よろしくね。」と声掛けをしてハウスを出ます。

そのうちに、ビニールハウスから脱出してくれるだろうと、ヘビが出入りするくらいの出入り口を空けておいたのですが、1週間たっても居座っています。日中、ハウスの中は、30℃~40℃近くまで気温が上がる猛暑、居心地が悪いと思うのですが、何が魅力なのでしょう。

昨年、セロリーの根がことごとく食べられたことがあり、ネズミかモグラのようなものがいるのも事実ですが、マムシがこれらを退治してくれれば、ありがたいと思う反面、ハウスの中で害虫を食べてくれているカエルがマムシに食べられては困ると、いろいろ思いを巡らしています。


Photo_2

10日経った今朝も、マムシはハウスの中で胴体に頭を載せ、目をつむってのんびりとくつろいでいました。朝は動かないでジッとしていることが多く、夕方は、ハウスの中を動き回っていて、足音や気配に反応して、すぐに茂みに隠れてしまいます。ヘビの中でもマムシは、夜に活動する生き物と言うことを知りました。

マムシを脅かすことをしなければ、マムシは自ら咬みつくことはないようですし、毎日の声掛けに、マムシも慣れてきて、ハウスは安全地帯と思っているのでしょう。

夫にマムシの話をすると、「それは危険なので、生け捕りにしてマムシ酒でも造ろうか」と言っていますが、10日もハウスで過ごしていることを思うと、「それはやめて!」と断っています。でも、ハウスの中に居座って子を産み、10匹も一度に家族が増えてしまったらどうしようと言う不安も頭をよぎります。

今年はマムシが多いようです。5日前の真夜中(2時30分ごろ)に激しく吠えるヤマトに目覚め、外に出てみると、何と犬小屋の傍でとぐろを巻き、バタバタと尾を激しく振っているたマムシがいました。ヤマトは1mほどの距離をおいてマムシに向かって吠えたてていたのです。近頃、動く物にじゃれつくことが多いヤマトも、毒へビと言う認識があるかのように離れてマムシと向き合っていました。

昨年までは、シマヘビが最も多く、次はヤマカガシ、そしてアオダイショウやマムシと言う状況でしたが、今年はマムシとの出会がダントツです。つむぎの家の里山に、ヘビの餌になるカエルなどが増えてきたのは事実ですが、ヘビの天敵であるタカやフクロウはほとんど見ることがありません。夕方に聞こえていたフクロウの鳴き声も4~5年前から途絶えていますし、野鳥の姿も少なくなっています。やはり身近な自然の生態系が崩れてきている証なのでしょうか?。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。