大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

ビニールハウスに来訪 「トモエガ」

2014年08月18日 | 昆虫

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トモエガ(ヤガ科)

ハウスの中で作業をしていると、オレンジ色をしたチョウらしき昆虫がひらひらと目の前を通り過ぎ、姿を追うと枝豆の葉上に止まりました。飛び方がぎこちなく、チョウではなくヒトリガの仲間かと思いましたが・・・・。

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正面から観察すると、今にも飛び出しそうな大きな目玉で睨まれ、ドキッとしました。右と左の斑紋が右巻きと左巻きにうずまき、まるで目玉が動いているように見えたのです。

このうずまきが名前の由来で、「左一つ巴」と「右一つ巴」の美しい斑紋をもつトモエガ(ヤガ科)でした。

幼虫の食草は、ネムの葉だそうですが、つむぎの家の氏神様裏にあったネムの木は、3年前の台風で倒れてしまい、今は無いはずなのに、どこかその周辺で子孫を残しているのだろうか?

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我が家の家紋は、「左三つ巴」、トモエガの来訪に、何かご縁のようなものを感じました。

ビニールハウスの中には、思いがけないさまざまな生き物たちが訪れます。居心地がいいのか、すでに一か月(初見が7月11日)経ちますが、いまだにマムシの「マムちゃん」は、ハウスの中で暮らしています。