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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

寒さの中で生き物たちは、今  その2

2013年12月02日 | 昆虫

畑に敷いた黒マルチをはがし、土を耕していると土中からいろんな生き物が姿を現しました。

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ヒラタシデムシ(シデムシ科)

ヒラタシデムシは、深い眠りに入っていたようでしばらくの間、このままの状態で身動きしませんでした。

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ツヤムネハネカクシ(ハネカクシ科)?

姿を現した当初、ひっくり返っていましたが、すぐに起き上がり動き出しました。

ツヤムネハネカクシの一種かと思いますが、胸が高鳴るほどの美しい藍色でした。初めての出会いで、ハネカクシ類を検索すると”ルリコガラシハネカクシ”という名称が飛び込んできて”ぴったり”と思ったほどです。


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ヒノマルコモリグモ(コモリグモ科)

コモリ(子守)グモの名のように、卵や幼虫を腹部で保護し、子育てする習性が有りますが、この個体はオスのようです。成虫越冬するのでしょうか??。


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コガネムシの幼虫

野菜の根を食べる害虫でもありますが、生態系の中では大切な存在です。


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マルガタゴミムシ(ゴミムシ科)

ゴミムシという語感は悪いが、雑草などの種を食べたり、害虫の天敵として活躍してくれ、無農薬での野菜作りに欠かせない存在です。


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寝ぼけ眼で顔を出したアマガエル

冬眠していたところを起こしてしまったようです。

厳しい自然の中で、冬の寒さに耐え、何も食べずに越冬する小さな生き物たちのたくましさに感心します。