緩い斜面をダンボールで草すべり。
草が伸び過ぎて、勢いをつけて滑り込んでも思うようには滑らない。
丸太の皮をはいでこの上を滑り降りたらどうだろう? 杭が打ってあるのでこれも断念。
急な山の斜面に場所を変更、どうだ!
小枝や木の根が引っ掛かって滑りが悪い。
応援隊がやってきて小枝を払い、木の根を切りみんなで地ならし。
うむむ・・・ やっぱり無理。
それでもレイ君はあきらめず、はだしになって山すべり創りに挑む。
レイ君のとの会話。
「あー泥だらけになっちゃった!お母さんに怒られる。そうだ!千田さんの農作業を手伝ってきたといえばいい!」
「汚れたものは自分で洗えばいいのよ。お母さんに褒められるよ」
「ここにジェットコースターを作ろうよ!」 「えー?」との私の返答に「自然がゆっくり見られるようなジェットコースターだよ」
犬のヤマトも子供たちの人気者。里山散策コースをお散歩。
ため池に入っていもり探し、そーっとおどかさないように!
田んぼの取水口では 「オタマジャクシがいっぱい!」「うわーきもちがいい!」
コウ君は川に入って生き物探し。
貧しくとも心豊かに過ごした私の子供時代に思いを重ね、傍観している子どもたちもいつの日か、自然にとっぷりとつかって我を忘れて遊んでくれることを願う。