7月8日、中央卸売市場視察の後は、湯涌田子島町地内にある「玉家の森」の企業の森づくり活動視察です。心配していた雨もだんだん小降りになり、現地に着いた時はなんと晴れてきました!旧白雲楼ホテルのさらに上にある細い道を上った場所にあり、雨がやんで本当にラッキーでした。
マイクロバスの中で、新村森林再生課長より森林再生事業の以下の概要説明がありました。
<森林荒廃の理由>
・国産材価格の低迷 ・エネルギー利用の変化(炭・薪矢印石油)
・中山間地の過疎化 ・森林境界が不明確
その結果、<森林の公益機能の低下>
・二酸化炭素吸収量の低下(地球温暖化) ・防災機能の低下(土砂災害など)
・水源涵養力の低下 ・生態系への影響 など
森林は間伐などの手入れをしないと日光が入らず、荒廃の原因となることから、金沢市として平成19年度より「企業の森づくり活動の推進」事業を展開しています。市の支援として、活動場所の紹介(現在4か所)、森づくり専門員の派遣、作業道具の貸し出しなどを行っています。
本日視察した森は、玉家建設が、木の恩恵を受ける企業として、環境保全、地域貢献の一環として、平成15年から活動を行っているとのことでした。
具体的な森づくりの内容は、植樹、間伐、遊歩道整備、森林レクリエーション(炭焼き、シイタケ栽培、バーベキュー)などで、参加者は約150名だそうです。
なるべく多様な広葉樹を育てることを意図した間伐を行うことにより、残された木が太く育ち、落ち葉が腐葉土となり保水性が高まり、また、日光が差すことから下草が生え、新しい木の芽が育つことを実感できる、炭やシイタケといった山の幸を手に入れることができることから、参加者の参加意欲も次第に高まっていったそうです。
かつては里山を利用し手入れをすることにより、クマなどの動物とも共存でき、生態系が維持できていたものが、安い外国産材に押されて森林が手入れもされず放置されてしまっています。
民有林を再生する、木材を利活用する、林業の担い手を育てる、山元に経済的還元を行うなどの「森林再生施策」は今日的な課題だと思います。
マイクロバスの中で、新村森林再生課長より森林再生事業の以下の概要説明がありました。
<森林荒廃の理由>
・国産材価格の低迷 ・エネルギー利用の変化(炭・薪矢印石油)
・中山間地の過疎化 ・森林境界が不明確
その結果、<森林の公益機能の低下>
・二酸化炭素吸収量の低下(地球温暖化) ・防災機能の低下(土砂災害など)
・水源涵養力の低下 ・生態系への影響 など
森林は間伐などの手入れをしないと日光が入らず、荒廃の原因となることから、金沢市として平成19年度より「企業の森づくり活動の推進」事業を展開しています。市の支援として、活動場所の紹介(現在4か所)、森づくり専門員の派遣、作業道具の貸し出しなどを行っています。
本日視察した森は、玉家建設が、木の恩恵を受ける企業として、環境保全、地域貢献の一環として、平成15年から活動を行っているとのことでした。
具体的な森づくりの内容は、植樹、間伐、遊歩道整備、森林レクリエーション(炭焼き、シイタケ栽培、バーベキュー)などで、参加者は約150名だそうです。
なるべく多様な広葉樹を育てることを意図した間伐を行うことにより、残された木が太く育ち、落ち葉が腐葉土となり保水性が高まり、また、日光が差すことから下草が生え、新しい木の芽が育つことを実感できる、炭やシイタケといった山の幸を手に入れることができることから、参加者の参加意欲も次第に高まっていったそうです。
かつては里山を利用し手入れをすることにより、クマなどの動物とも共存でき、生態系が維持できていたものが、安い外国産材に押されて森林が手入れもされず放置されてしまっています。
民有林を再生する、木材を利活用する、林業の担い手を育てる、山元に経済的還元を行うなどの「森林再生施策」は今日的な課題だと思います。