ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

MRI、結果説明の日

2008-05-20 01:18:12 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
先週の土曜日(2008.5.17)のこと。
4月19日以来の大学病院から来るDrの診察の日。
他の病院へ行き4月21日に撮ってきたMRIの結果の説明を聞くことになっていました。
5月17日はチャーが逝った日、本当は外に出るような気分じゃなかったんだけど、大学病院Drが来る日は月に1,2回、予約じゃないけどこの日に聞きに来るように前もって言われていたので重い腰を上げて聞きに行きました。
もし行かなかったとして、次に先生が来る日がいつかも分からなかったし。
土曜日は午前中だけで12時までの診療時間のところ、到着したのは11時半過ぎになってしまいましたが・・・。

この日のクリニックはいつもになく込んでいました。
土曜日で仕事や学校が休みの人が多く来院する上に、月に1、2回しか来ない大学病院の先生の診察があったからでしょうか?
何とか停めるところはありましたが駐車場もかなり満杯、待合室でも座りきれずに立って待っている方がちらほらいるほど。
受付で診察券を出し“今日は診察も”と伝えると、事務長さんに「今日は混んでるから待つけど良い?」と確認されました。
クリニックに着いたときから混んでいるのは重々承知なのですが、S先生が来る日は限られているし、”今日はS先生の診察を受けるように言われているので”と伝えて診察をお願いしました。
この混みようなので「先にリハビリで良い?終わってしばらくすると診察になると思うけど」と言われ、先にリハビリに行きました。
この日は診察目当てが多かったのか?、リハ室の方は空いていました。

リハビリを終え、診察室に戻ってからしばらく待ちました。
12時までが診療時間で12時には受け付けも閉めてしまっていたのですが、12時の時点ではかなりの待ち人。
1人減り、2人減り、受付が遅めだったので最後の3,4人目だったのですが、
診察の順番が来て呼ばれたときには13時を回っていました。
先生も、受付の方も大忙しだったことと思います。

診察室に入ると人の多さにびっくり!
S先生と私の他に、普段見てくれている主治医のY先生、看護師さん2人、いつもは見慣れない先生の助手さん?っぽい方が1人と、それほど広くない部屋に合わせて6人もです!!
S先生と私が椅子に座り、周りを囲まれている感じ、私のすぐ後ろにY先生がいて。
人数と結果に関係はないのでしょうが、あまりの人の多さに“何を言われるんだろう・・・”と緊張してしまいましたよ(汗)
外来の通常の診察でなかなかここまで病院スタッフが集まることってないですよね?

MRIのフィルムを机の前に貼りながら説明が始まる。
「明らかな断裂などはなく、手術を必要とするような器質的な変化はないですね」と言われて少しホッとする。
「この辺が少しあれかなぁって感じもしなくはないけど」と一ヶ所、フィルムを指でさしながら言われたところがあったので、微妙なところはあったみたいですが。
「事故の時に打撲はあったんだと思うよ。それからの神経の関係じゃないかと思う」と言われました。

「その後はどう?」と聞かれ、“この前診ていただいたときよりは上がるようになったような”と上げてみせる。
何がきっかけかは分からないけれど、MRIを撮った後ぐらいから少しだけ上げられるようになった。
それでも腕を伸ばした状態での前方挙上は90度ぐらいが限界でそれ以上は自力では動かせない・・・でもまぁ、以前はその半分ぐらいまでだったのを考えれば少しは進歩している?かな??
先生に手を添えられ力を加えられれば180度近くまで上げることはでき、ほぼ上まで上げた状態で「ここでキープできる?」と言われるのにはそのままキープできる。
S先生に言われたのは初めてだったので“上げてもらえればキープは前からできます”と伝える。
「横はどう?」と言われて頑張って上げてみるけれど、こちらもまた90度ぐらいまでで限界。
「硬くて動かない感じ?」といわれればそういう表現なのかもしれないと思い「そうですね」と答える。

その後は先生との力くらべなど・・・。
肘を曲げて、引っ張られるのに抵抗する。
腕を上げようと力を入れて、降ろそうと上から押される力に対抗する。etc...
「全体的に力は前回よりも戻ってきている感じがする」
「痛めた神経が少しずつ戻りつつある途中なんじゃないかと思うよ」とのこと。

「仕事は?」と聞かれたので“老人ホームの相談員です”と答える。
正確にはデイサービスの相談員なんだけど、大きな違いはないし分かりやすいかと思ってそう答えた。
「もう復帰しているの?」と先生。
“ずっとしています。休んだのは2日間ぐらいで・・・”と伝えたら。
「そうなの・・・」だって。
私にとっては意外な反応でした。
これまでも仕事内容を聞かれることはあって、介助とかに入ることが痛みに影響してる、「仕事のせいもある」って言われたことはあったけれど、休むように言われたことは無かったし、だからかなりしんどくても休むことも無かったわけで。
少し休んでもおかしくなかったのかな?とも思うけど、先生も2回目の診察、当時から診ていたわけじゃないからなぁとも思う。
初診のときの先生には休んだ方が良いとは言われず、2週間後ぐらいに紹介で変わった2人目の先生にはできれば休んだ方が良いとは言われたけれど事故直後でもなく今さら休みずらいというかんじで、その頃は開所前で利用者様もいなかったから身体を使うような仕事も無かったというのもありそのままずっと仕事は続けてきて、最近でこそなくなったけれど、一時は入浴介助などもしていたのが事実です。
先日、リハ中に看護師さんとの会話の中で仕事について聞かれ「最近は入浴介助は入らなくなった」と話したら、「痛くてできないでしょう?」と介助に入っていたことが信じられないというような反応で言われました。
でも、多かった頃は週に2回の中介助とかも普通にあり・・・辛くても外してもらえなかったし、医師の指示があるわけでもないから外してくださいとも言えなかったんだよな。
職場の人には「若いんだから大丈夫!」と言われたり(涙)
看護師さんには「かわいそうに・・・」と言われてしまいましたが・・・。
福祉の職場って、利用者様には思いやりある対応をですが、スタッフに対しては人員の問題もあり厳しいことが多いですよね。

「リハビリしてどう?」と先生。
“やった後は多少軽くなるような気がします”と私。
「事故からどれくらい経つんだっけ?」とカルテを振り返り・・・
「2年ぐらいか・・・」と先生、今のクリニックの初診から約2年ですが、事故からは間もなく2年半になります。
「もう少しいけると思うんだよね」と先生、
「リハビリはこのまま続けて頑張ってみて」ということに。
そして「私のほうで月に1回ぐらいチェックしていきましょう」と言われました。
少し可能性は見えてきたのかな・・・?という気はします。
でも、もう少しいけるであって、完全にっていうのは難しいのかなぁというのが印象です。
まぁ、不便は不便ですが日常生活に大きな支障があるわけじゃないから、良かったといえば良かったのでしょうがね。
ずっと前、風邪でかかった内科の先生に「命が助かっただけ良かったと思わなくちゃ」と言われたことがありました(その先生のお父様は往診の途中で事故で亡くなられました)。

とりあえず手術がいるような器質的な変化はないと言われて安心しましたが、まだ当面通院は続きそうです。
内容としては頚部の牽引と右肩のマイクロ波のリハビリ(通える限り毎日とのことで週4回)と今まで通りの飲み薬4種(ロキソニン、リンラキサー125、メチコバール、セルベックスカプセル)。
週1回のY先生の診察と、月に1回程度のS先生の診察の受診ということになりました。
Y先生の診察は毎日あるから終業後でもギリギリ受けれるけれど、S先生は基本的に土曜日なので来院日に合わせてお休みをとらないといけませんね。
今度先生が来るのは5月31日と6月21日とのことで、1ヶ月後ぐらいでいいので6月21日にS先生の診察を受けるように言われました。
来月のシフトの休み希望が間もなく締め切りなのでその前に出しておかなくては!

この日は病気で倒れてずっとお休みされていたもともとの主治医も久しぶりに少し診察に出ていたようでした。
S先生の診察を受ける形だったので面と向かうことはありませんでしたが、白衣を着て診察室と受付の奥を行き来する姿をお見かけしました。
まだ万全ではないというか、多少後遺症が残ってしまった様子で、歩くのもゆっくりで要見守りという様子、時々回りにある棚などにつかまりながら歩かれていました。
それほど足元が危ないという感じでもありませんでしたが、安全のためでしょう、後ろから看護師さんや事務長さんなど誰かしらついて歩き、サポートされておりました。
徐々に診察に復帰されるのでしょうか?昔は5本の指に入る先生と言われていたこともあるらしいし、先生を信頼して集まる患者さんは多いと思いますがあまり無理はなさらないでくださいね。
久しぶりに先生のお元気そうな姿を見ることができ、自分の通院期間の長さを感じてしまいましたが、少し嬉しくなりました。

そして今日も・・・リハビリに行ってきましたよ。
看護師さんには「どう?少しは上がるようになった?」と聞かれまた上げてみせる。
一昨日と今日じゃそんなに変わりはないですよ・・・
やっぱり腕を伸ばすと90度ぐらいが限界。
「そこで限界?それ以上は痛くて上がらない?」と看護師さん。
“痛いのはちょっとですけど、これ以上は動かせない感じ”
下ろす時は腕に下に手を添えてくれていました。
「下ろす時は痛くないの?」ってそれは大丈夫なんですけどね。
「もう少し頑張らないとだね」と声をかけられました。
確かにそうなんですよね・・・。

「字を書くのは大丈夫なの?」と聞かれ
ふと考えてみたりしますが“そういえばとりあえずは普通に書いてますね・・・”と私。
力仕事をした後などは手にいつも以上に力が入らなくなったりすることもあるので、書きずらいような感じがするときも無くはないですが。
「そっかぁ、腕を曲げれば上がるんだもんね」と不思議なものでそうなんですよね。
「でも、仕事に差し支えない程度で良かった」と言われ・・・
全くないと言えば嘘になるかもしれないけれど、大きな支障なく続けられているんだからとりあえずは大丈夫なんだよなと思う。
でもずっとこのままっていうのも何だし、もう少し頑張らないといけませんね。

最新の画像もっと見る