ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

呼吸器内科→整形外科へはしご

2010-11-30 21:25:54 | 日々あれこれ
今日は6週間ぶりに総合病院の呼吸器内科へ。
8月下旬に風邪っぽくなってから咳や右側の気道閉塞感がとれず、内科のクリニックから紹介されて9月上旬に行ったのが始まり。

前回受診してからいったん咳は落ち着いて、検査入院が長引いた後半でまた咳が出るようになって、また咳は落ち着いてきて今は少し右側の気道の違和感だけが残っている感じ…と、これまでの経過を話す。
経過を話す上で症状の再燃の時期と重なったから話したんだけど、当然のごとく先生は検査入院って何の?と質問してきた。

というわけで、事情を説明。
ミエログラフィーとCTの検査をしたこと、翌日から副作用の頭痛がひどくて10分と起きていられず結局は10日間の入院になってしまったこと、退院する頃は頭痛が落ち着いてきても今度は筋力低下か長く起きていられない状態だったことなど。

そしたら先生、「ミエログラフィって造影剤使うやつだよね?この辺から入れるんでしょ?」とご自分の腰の辺りを指さしながら話される。
「ミエロの後の頭痛は一定の割合で出ちゃうんだよね。あの頭痛は尋常じゃないらしいね。」と先生。
確かにあの頭痛は尋常じゃなかったです…。
身体を起こしているときの頭痛は、頭が割れそうなくらいガンガンして、頭がおかしくなりそうな…もう耐え難い痛みで、頭をかかえて唸るしかない感じでしたから。

さすがお医者さん?、ミエログラフィの副作用のことは心得ていて話が早く助かった。
職場で聞かれて話したら先生の技術を疑われたりしてしまったり、あげく医療ミス?みたいな話をされたりして、体調悪いのに説明するのに疲れて困ってしまったんだけど、それとは違いすんなり話が通じて良かった。

咳や気道症状が検査入院中に再燃したことについては、「体調が悪かったり体力が落ちると出てくるものだよ」とのこと。
「1週間も寝ていれば若い人でもかなり筋力も体力も落ちるから出てきてもおかしくないよね」と先生。
ちなみに、検査の翌日からとかでなく、4.5日たってからだったので、造影剤の影響ではないと思うとのことでした。

で、頭痛と咳が落ち着いたという話で先生も一安心されたようで、呼吸器症状の話に戻り「2ヶ月、3ヶ月か、期間としては妥当なところだと思いますよ」と先生。
3ヶ月ぐらいは普通にかかることはあり、3ヶ月ぐらいで症状が落ち着き始めてもそれから半年ぐらいかかる人もいるそうです。
私の場合、アドエアが動悸が出るので使えない関係で、有効成分が一種類減る結果になってしまっているから余計に…と。
それが使えていれば、もう少し症状が治まるのが早かったかもしれないと言われました。

とはいえ副作用が出る薬は使えないのでそれは使わないとして。
「今の薬で効果が出てるみたいだからしばらく続けたほうが良い」とのこと。
症状がずっと落ち着いているようであれば一種類ずつ減らしていき、いずれは薬を使わなくても大丈夫になることもあると。
風邪から始まり、この話だと何ヵ月?、はたまた年単位、はたまたずーっとになりそうな…?。

「これからは3ヶ月ごとぐらいで良いと思うから、次は2月22日で良い?」と先生。
3ヶ月後となると普通にしてても仕事の予定は分からないし、手術で入院なんてことになってるかもと思いつつ…日程や時期が決ったわけではないので今回は手術のことは話さず。
予定がさっぱり分からないからとりあえずはそれでと答えたら、「だよね。薬は2月末まであると思うから、2月中旬から薬がなくなる前までに来て。症状が悪くなるとか何かあったらその前でも来てね」と言われました。
というわけで、前回と同じフルタイド200ディスカス、アレグラ、シングレアを、今回は90日分処方されました。

財布の残金をみて銀行に行かなきゃと思っていたところで、3ヶ月分も処方されると思っていなかったので…
いゃあ、薬局ではお金が足りないんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ。
足りなければ後で取りに来るしかないなと思いつつ、処方箋を出したときに足りないかもと話して先に金額を教えてもらったらギリギリ大丈夫だったので良かったですが。
病院の診療代は410円、で、薬局で薬代が14640円、3ヶ月だし仕方ないかもですが、1回にこの金額はちょっとびっくりでした。

夕方はいつもの整形外科のクリニックへ。
いつもの仕事帰りより早い5時ごろに行ったら、待合室を掃除していた受付のお姉さんが思わず振り返り時計を確認(笑)
2度見した後、「早いですね、時計確認しちゃいました(笑)、今日はお休みですか?」と。
はい、お休みです。この時間はちょっと予定外…ですかね?と私。
外は暗くなってきていたので、余計紛らわしかったかな?

リハ室に行くと、「あれ~?今日は早いんじゃないの??この時間に予想外の患者さんだよ(笑)今日はお休み~?」と看護師さんにも言われ。
今日は呼吸器内科受診のためにとった休みと話しつつリハビリスタート。
他にリハビリの患者さんがいなかったのもあり徒然話。

呼吸器内科の受診内容について先生が話した内容について「何て言ってた~?」と聞かれて話をして、看護師さんも薬の金額には驚いていた。
そこから医療費控除の話になり、去年はした?とか今年はどう?とか。
私は去年は整形外科と歯医者と内科と眼科で1人で医療費10万円越えだったので家族のと併せて申請したけど今年はどうかな?
看護師さんは今年は申請できるぐらいの医療費になりそうとのことでした。

あとは手術についての話も。
職場との兼ね合い、身体の状態との兼ね合いの難しさ。
首の手術をしたとしたら、半年ぐらいはフルで仕事をするのはキツイと思うよと、看護師さんの自身の体験談より。
あとは私の気持ちについて…手術はやらなくて済むものならやりたくはないという気持ちはなくなったわけではないけれど、検査の結果や先生の説明を受けるとやらなくて済むものでもなくなっているのかなと感じて、やっても良いと思うようになったという感じ。

看護師さんにはご本人の体験からか、「手術を決めたら仕事とかどーでも良いって気持ちにならない?」と言われた。
確かにそういう気持ちも少しなくはないけど、実際はそうもいかないよね。
結局はその間、自分がしていた仕事を誰かにぶん投げることにはなるんだけど、ちゃんと引き継いでお願いしてこないとね。
職場とは仲たがいはしたくないですし。

それからふとこれまでを振り返り、初診からこれまでの約5年間の流れ話。
初診の病院からは2回目の受診で物理療法が必要になるかもと、転院になったこと。
3ヶ月後ぐらいに転院先の病院の担当医が退職して別の病院に移ってしまったことにより、当時はその少し前にその病院と提携した病院にいた今のクリニックの院長先生に診てもらうことになったこと。

今のクリニックの院長先生が、先生の師匠である当時今のクリニックの院長先生だった先生に相談してくれたことで今のクリニックへ転院になったこと。
そして当時の院長先生が病気をされ、今の院長先生が代理で診察に入っての再会。
その後、後を継がれて代診の先生から院長先生へなられ。
今の院長先生のススメでS先生やH先生にも継続的に診てもらうようになったこと。

「これも出会い、巡り合わせだね。今はS先生やH先生にも診てもらっているし恵まれてるよ」と看護師さん。
確かに、そういう意味では私はすごい恵まれていると思う。
自分で捜し回ったわけでなく、先生の勧めに応じたり、先生が退職したりで、最初の事故から4ヶ月ほどで今のクリニックにたどり着いている。
特にMRIを撮ってきちんとした診断をつけ、クリニックの当時の院長先生に私のことを相談してくれた、今の院長先生には感謝しないとかな。

もし初診の病院が違ったら、初診の病院から転院にならなかったら、転院先の病院の担当医が退職しなかったら、そして今の院長先生の診察を受けなかったら…私は今どこでどうしていたのだろう?
まともに診てくれ、状態を分かってくれる先生に出会えていたかどうかも分からないよなぁ。
もしかしたら今だに頚椎捻挫の診断のまま症状に悩まされ、本当の脊髄の状態も知らないままの可能性もありますよね…怖い、怖い。
そう考えると、2回の交通事故は不運ではあるけれど、病院運、お医者さん運には恵まれているのかもしれません。

そして今ここで、私のことを当時いらした病院から今のクリニックに紹介してくれた院長先生の他にS先生とH先生という専門の先生2人にも継続的に診て頂けているのですから。
車で10分ほどの近所のクリニックで、脊椎脊髄病指導医の先生2人に継続的に診て頂ける環境なんてそうそうないと思います。
院長先生も2人の指導医の先生も看護師さんもスタッフの皆さんもみんなあったかい良い方だし、良いクリニックに出会えたと改めて感じた今日この頃です。

今日はS先生

2010-11-27 20:28:01 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日は午前中にクリニックへ。
さすがに土曜日、それに院長先生+S先生の外来も開いている日だから患者さん多いですね。
まずはリハビリをして、その後は少し待って診察。

診察室に入ると先生は第一声、「まだ首に傷はついてないんだ~?もうてっきりやったかと思ったよ。」だって。
冗談か本気か、軽~い感じで聞いてくるけど、最近は月1回の診察のたびに言われている気がする。
まぁ、先生の人柄的に、全然嫌な感じとかないから良いんですけどね(笑)

挨拶?の後は本題に入り、最近の調子を聞かれ、検査入院の後から右手足の挙がりが悪くなっている気がすると話した。
「検査入院って、ミエロしたんだっけね」と結果について聞かれて説明。
脊髄が短いようなことを言われたと話したら、「脊髄緊張症ね」とのこと。
で、普通にしていて前側があたっていて、下を向くと変形がひどくなると言われたと話したら、「じゃあ下を向くなってこと?前を向いて、上を向いて歩こう!、良いじゃない??」と先生。
生き方としては良いですけど、日常生活としてはどうなのよ…看護師さんと目を見合わせて苦笑い。

で、「検査の後は針を刺したところの圧迫感とか何か症状出なかった?」と聞かれ、翌日から頭痛がひどく10日間退院できなかったことを話した。
そしたら、「あぁそ~う。若い女性には多いんだよねぇ。頭痛がしたり気持ち悪くなったりしちゃうことが。若い証拠だよ!!」と先生。
結局は副作用の頭痛や吐き気は誰に言わせても若い証拠…ということに話はなるらしい。
S先生によると、検査で刺した針穴から髄液が漏れて髄液圧が下がることで症状が出て、中にはずっと髄液が漏れ続けて症状が続く人もまれにいるそうです。
でもほとんどの人は検査の後の髄液漏れがずっと続くことはなく、髄液圧が安定すれば症状は治まっていくから、心配しなくて大丈夫とのお話でした。

その流れで検査入院中についての話になり、「じゃあ点滴とかしてたの?」と聞かれ、24時間退院前日まで点滴しっ放しだったことを話した。
また、頭痛がひどくて10分と起きていられず、ご飯も最後まで起きていられなくて…退院したころは歩くのもやっとだったと話したら、「とんだ災難だったね」と先生。
「じゃあまだ復活の途中かな?ぼちぼち無理しないでね」と言われました。

その後は手をグーパーするように言われて数回グーパー。
早くやってとかって感じでもなかったけど、何の意味があったんだろう?
次は診察台に座るように言われて膝と足首の腱反射のチェック。
ミエロの後、髄液圧減少の影響で?反射が低下する人がいるらしいけれど、変わらないみたいだからそれは大丈夫そうとのこと、相変わらず亢進ぎみかな。
「トイレは検査前と変わりない?」と聞かれたけど、検査入院前後で特に変化はないかと。

椅子に戻ると「あと、肩だっけ」と右肩の可動のチェック。
先生が他動で動かす分には、上の方にいくと少し痛みがあるぐらいで、真っすぐに近いぐらい挙がる。
「関節自体は前よりやわらかくなってると思うよ」とのお話でした。
自動では相変わらずなので実感ないですが、先生に挙げられたときの痛みは少ない方だったかも?
関節は硬くなってないということなのでとりあえず良かった。

その後は、ここ数日、腰の上の方(背中?)の背骨のすぐ左ら辺が、また度々チクチクして気になることを話した。
後ろを向くように言われて、その辺り、私が指差して話した辺りの背骨の左右を押されたら、左側だけちょっと痛かった。
その後は、その辺りをドンドン叩かれたけど、それはちょっと響くかなぐらい。
先生には筋肉が緊張してるか、胃の調子が悪いか、と言われ、「暴飲暴食してない?」と聞かれた。
してるつもりはないですけど…あ~ぁでも、入院中に吐き気であんまり食べれなかった期間があったから、普通に食べるようになっただけでも負担になってたりして?

あと、だいぶ治まってきてはいたんだけど、3.4日前から左肩が動かすと痛いことを話した。
ちょっと前までは動かすたびに痛くて…と話したら、「だんだんガタが出てきたんじゃないの~?(笑)」と言われてしまった。
症状はいつも右がメインなのに、これは左だしねぇ。
とはいえ、一応まだ20代の女の子つかまえて先生、ガタがきてるって…(苦笑)

っと、ゆる~い感じの会話をしつつ診察は終了。
そういえば、退院以来では一番まともな診察だったかも?
院長先生はゆっくり問診だけ、H先生は予防接種と軽い問診と手術の決断と職場との調整についての話だけだったし。
S先生に「最近H先生に診てもらってないの?手術決めたら来てって感じなの?」と言われるぐらい、あっさりしたカルテ記載だったみたい。
複数の先生にかかっていると、誰かしらが状態をひろってくれたりもあるので助かるかも。
今日もいつもの薬を1週間分もらってきました。

今日は診察と予防接種も

2010-11-19 21:11:45 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日は仕事はお休み。
というわけで午前中にいつものクリニックへ。

受付で、「今日は診察も」「あとできたらインフルエンザの予防接種も」と伝える。
「今日大丈夫だって」と言われ、予防接種の問診票をもらい受付で記入。
〇才と〇ヶ月と書くときに、〇ヶ月なんて考えたことないし計算苦手だから一瞬では出てこず・・・
指折り数えていたら、事務長さんに「指貸してやろうか」と突っ込まれてしまった(笑)
体温計を借りて検温したら、ひとまず先にリハビリ。

リハビリが終わったらけっこうすぐに診察になりました。
今日は受付でH先生とY先生どちらにという希望は伝えなかったのだけど、H先生の方で呼ばれました。
H先生の診察は脊椎脊髄病専門外来だから掲示によると本当は予約制らしいんだけど、事前予約はしたことなかったりします。
良いのかな・・・と思いつつ、予約してとも言われないので、そのまま。
たぶん混んでなければ予約以外も診てるみたいだし、合間に入れてくれているのかな?

で、第3診察室へと看護師さんに呼ばれて向かったら、「先に注射しちゃおうか」と部屋に入る前に先生から隣の第2診察室へ行くように言われた。
で、「今日の体調はどう?特別悪いとかはない?いつものような感じ?高熱があるとかじゃなければちょっとぐらいは大丈夫だから!」と先生。
・・・じゃあ大丈夫かと、ていうか、高熱あったら整形外科でインフルエンザの予防接種じゃなく、内科に受診でかかりますよ。
看護師さんに「インフルエンザの予防接種は毎年してるんだよねー?」と聞かれ、「どっちの腕にする?右の方が悪いほうだから左にしとく?」と言われつつ、予防接種。
「ちょっと痛いよ~」と言われ、チクッとはしたけど、これくらいは全然平気な範囲。

で、その後は診察室を移動することもなく、カルテは隣の部屋に置きっぱなしじゃ?という状態のまま。
先生から「薬はいつもの薬を、いつもの日数分でいいの?」と聞かれ、はいと話をしたぐらい。
診察らしいことはしなかったけど、良いのかな?って、昨日話したばかりだしね。
あと、手術に関して、昨日の話の続きのように「日程はよく考えてで良いからね。決まったら教えて」と今日も言われました。
カルテに処方を書きに隣の部屋へ向かう先生、「看護師さんにあとなんか話したいことある?」って聞かれたけれど、昨日話したから大丈夫かなと、あとは予防接種後の注意事項を聞いてプリントを貰って終了。
今日もいつもの薬を1週間分もらってきました。

今日はH先生の方から

2010-11-18 21:14:21 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
検査入院がら退院して8日がたちました。
ようやく普段の調子にほぼ戻ってきた感じです。
やっぱり、長期臥床の衰えは、戻るのに時間がかかりますね(苦笑)

今日は職場の上司に、事務室でたまたま2人になったタイミングで検査の結果と今後について軽く話をしました。
詳しくは、来週以降に上司ともう1人別の上司の勤務があうときに時間をとって聞くと言われましたが・・・
検査結果を受けて、まだ先生にも話していないし決心したわけではないけれど状態があまり良くなかったので手術を考えていると伝えました。
やらずに済むのならそれに越したことはないけれど、手術のリスクよりもこのままいることのほうがリスクが高いような感じがして。
そうなると仕事を長期に休まなければいけないので、あまりいい顔はされませんでしたが、こればかりはしょうがないですよね。

それと、上司には検査入院が長引いたことで、その病院大丈夫?その先生で大丈夫?と言われてしまいました。
私はそれについては心配はしていません。まだ未知の他の先生を探してしてもらう方が怖いし・・・。
少なくても、今担当してくれている先生は、脊椎脊髄病指導医の先生で脊椎手術の症例数も豊富だし、経験も豊かな先生で遠くからくる患者さんもいるなど評判も悪くないです。
それに、先生の真剣さも伝わるし、説明もしっかり筋が通っているし、患者さんのことを考えているというのが話していて分かる先生です。
完全に内輪の話ではありますが・・・クリニックの看護師さんにも「手術に関しては太鼓判を押していい先生」と言われました。

今日も仕事帰りはいつものクリニックでリハビリ。
帰りがけ、職場の事務長に日曜出勤に関することについて話をされたのでちょっと到着が遅れてしまった。
看護師さんに、「クリニックの事務長に怒られるから帰りがけにつかまえちゃダメ」って言っておいてといわれてしまいました(笑)
リハビリ中は看護師さんとおしゃべり、検査入院中のこと、手術について考えていること、今日上司に話しての上司の反応・・・など、つれずれなるままに。
この看護師さんも頚椎を手術した経験があります。「痛いのは3日、辛いのは2週間」とのこと、あと「仕事は3ヶ月してからも無理にしようとしちゃだめだよ。最初は1とみなさないでもらうぐらいにしないと。やろうったってできないからね。」と言われました。
仕事との調整が一番の難題でしょうか?・・・体が一番大事、でも職場がどこまで理解してくれるかは分からないですものね。

そうこうしているうちに15分のリハビリはあっという間に終了。
リハビリを終えて、上着を着たり、リハ室を出る準備をしていたら、診察でもないのにH先生がリハ室に来て声をかけてくれた。
「どう?もう頭痛は大丈夫?治った??」と先生。
もう大丈夫、殆ど治りましたと伝えたら、「ここにこうしてこれているなら大丈夫そうだね」と。
そして、手術について「まだ考えているの?」と聞かれ。
まだ決心しきれていない部分があるのと、H先生の外来は午前中だけなので今日の夕方にH先生と話す機会があるとは思っていなかった私は第一声「う~ん・・・」と言ってしまいましたが。

「手術はしても良いと思っている」「ただ仕事もあるので・・・」と正直な気持ちを話しました。
それでも先生は、私が以前より少し手術に向けて一歩進んだ答えを出したことに、少し嬉しそうな感じでした。
そして、「早いほうが良いのはいいけど、仕事との兼ね合いもあるだろうから、時期はよく考えてでもいいから。入れる順番ですぐに組むならそれで良いし、切りよく今年いっぱい仕事してとか、3月いっぱい仕事してとかでも良いから。時期は調整できるからいつごろするか決まったら教えて」と言われました。
本当は、明日か明後日の午前中に先生の外来にかかったときに聞かれるだろうからそのとき話そうと思っていたのだけど、不意打ちで先生に声をかけられ驚きつつ今日話してしまいました。

とうとう?というか、先生に手術の意向を伝えました。
看護師さんとリハビリ中に話していたのですが、私はたぶん、手術をするという決心にも時間がかかるけど、すると決まったらやっぱりやめるとは言わない、というか言えないと思います。
たぶん、決まってしまい具体化してくれば、怖いは怖いけどそれなりに受け入れていけるんじゃないかとも思います。
「言っちゃった」ので、もう逃げられないかな・・・って、これがたぶん自分の身体にとって、自分の将来のためにいい選択なのだと思うので、これで良いのだと。
正直なところ、検査入院が長引いたことで病棟の様子が見えて入院に対する不安はなくなりましたが、手術に対する怖さがなくなったわけではありません。
でも、「この先生なら任せても」と思える先生だとは思うので、逆にこの先生にしてもらえるうちにした方がという気持ちも。

仕事をしていたり、職能団体の役員をしていたり、周りに迷惑をかけてしまうのは申し訳ない。
でも、自分の体のことは大事にしたいし、将来の生活のことを考えると、踏ん切りも必要だと思う。
検査入院で自分の脊髄の状態が鮮明に見れたこと、検査後の説明で自分の状態が良く理解できたことは自分の身体のことを改めて考えるいいきっかけになりました。
ここまできたら、ではないですけど、手元にある先生手書きの手術の説明と、同意書のことを考えつつ、自分の身体のために思い切りも必要だと思えるようになりました。
まずは改めて職場に話して・・・かな。少しずつでも予定の具体化に向けて前に進んでいこうと思います。

退院後初

2010-11-11 18:38:34 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
昨日退院して、今日はとりあえず出勤。
午前中いっぱい何とか頑張ったけど、しんどくて半日で帰らせて頂いた。
まず、長時間起きていることが辛い…。
午前中も半分ぐらいでもう横になりたい…みたいな。

半日でタイムカードを切って、車で少し身体を倒して休憩。
職場で頼まれた郵便物があったので通り道の郵便局に立ち寄り、また少し休憩。
家に帰ったらお昼を食べるよりまず横になってしまいました。

夕方、久しぶりにいつもの整形外科のクリニックに行きました。
入院先で処方してもらった薬ももうすぐなくなるので今日は診察も。

ひとまず先にリハビリ。
「久しぶり~待ってたよぉ。大変だったねぇ。」と看護師さんに出迎えられ、通い慣れた空間が心地いい。
1日に検査して、クリニックのスタッフさんたち的には1泊入院だから2日には来ると思っていたそう。
金曜日にH先生が再度入院先の病院に来るまでは事態が分からずだいぶ心配されていたみたい。

検査をしたH先生も「今日は来た?」「まだ来ない?」と看護師さんに聞いては毎日心配して下さっていたそうで。
金曜日に入院先の病院に来て事態が分かり「まだ入院してた」 という話になったらしい。
話しているとH先生ってはっきりものを言うし恐いようなとこもあるけと、真剣さを感じることも多いし、根は優しいのかも。

リハビリが終わり診察というとき、「15分ぐらいしたら向こう出れそうって、H先生戻ってくるけどY先生で薬だけで良い?」と看護師さんに聞かれ、ちょっと悩んだけど結局はY先生に診てもらうことにした。
看護師さんに「H先生には最後いつ会った?」と聞かれ、「昨日」って答えたら「じゃあ大丈夫かな」ということだったので。
それに、午後にH先生の外来はないから、予想もしてなかったし、逆に「ありなの?」って思いつつ。

今は手術した患者さんの麻酔をさましているところということだったらしい。
15分後ぐらいに向こうを出てこちらに向かうとなれば、30分以上はかかるだろうし、今日は早く帰って休みたい気もして。
それにたまにはゆる~く話せるY先生の顔も見たいかなって。

というわけで看護師さんが「やっと昨日退院できて」と報告してくれる中、Y先生の診察。
「あーそ~う、昨日」と迎えられ、「長かったね、頭痛大変だった?」と聞かれた。
「もう大変でしたよ…10分と起きてられないし、ご飯も途中でリタイアみたいな感じで」と話したら、「若い証拠だぁ!おじいちゃんおばあちゃんになると大丈夫みたいだよ」と先生。

看護師さんが「だって20代だもんね~」とフォロー。
「一応まだ27歳なんですけどぉ」と私。
そしたら先生、「あーそっかぁ!若いんだった!!今の歩き方みたらお年寄りかと思ったよ(笑)」と冗談。
確かに足元よたよたしてしてましたが(苦笑)

その後は今日の症状の話。
「頭痛はもう大丈夫?」と聞かれ、「頭痛はほとんどなくなったけど、それより後頸部や背中が重い」と話す。
それから入院中の土曜日ぐらいから右手足の上がりが悪くなっていること、右半身にだるさがあることも。
足の上がりが悪いという話をしたときに入院先の先生と力比べをしたら、「元を知らないから分からないけどこんなもん?どっちも弱いよ」と言われてしまったと話し、入院先の先生に「廃用じゃん。そんなに長く寝てたことないでしょ?」って言われたと話したら、「廃用かぁ、長く寝てれば確かにありえるなぁ」と先生も笑っていた。

看護師さんから「検査の結果は?」と話題を振られ、検査結果について話す。
「手術するとしたら3から6の前方固定って言われました」と話したら、「3~6!?」と範囲の広さにかちょっと驚かれた様子。
「その辺りで脊髄が当たっていて、下を向くともっとひどくなると言われました」と話したら、それにはやっぱりというか納得という感じのようでしたが。
Y先生の勧めでH先生に診て頂くようになる前から、Y先生にはあまり下を向く姿勢をしないように、斜め上を向くぐらいのつもりでと言われていましたしね。

今日はまた入院先で貰ったものから、もともと貰っていた薬に戻して、いつものように1週間分貰ってきました。
診察が終わり、椅子から立つにも先生の机に手をついて、よいしょとやっと立ち上がっているような感じの私に「大丈夫?」と看護師さん。
「帰りホント気を付けてよぉ。」と送り出して頂きました。

退院できました!

2010-11-10 17:15:50 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
昨夜の回診では危ぶまれましたが、今日の午後に退院してきました。
家族が免許を持っていないので帰りは自分で運転する車で帰ってきたけど、帰ってくる20分ほどでもかなりしんどくて体力がだいぶ低下していると思い知らされましたよ。

今日退院予定だったけど昨夜の回診で「これじゃあ退院まだあれかなぁ」というY先生の話があったので、今朝の回診でS先生には「今日退院して良いんでしょうか?」と確認。
そしたら、昨夜のY先生の話は何だったんだろうというくらいあっさり「良いよ」と退院許可を頂けました。
で、S先生より「H先生の顔を見てから退院にしよう!それで行こう!」ということでH先生が他の患者さんの手術のために来院されてから退院することに。

入院先のS先生には手足の上がりが悪いのは痺れが強くなったりしてないというところで「いわゆる廃用じゃない?だってこんなに長く寝てたことないでしょ?」と「あとは少しずつ慣らして歩くしかないんじゃん」と言われましたよ。
結局、歩行状態は昨日と特に変わらないまま、退院が決ったことで歩行器も朝の回診までで解放。

その後に来た主治医のH先生からは廃用という言葉は出ず、「もともと首が悪いからちょっとしたことでそういうこともありますよ。中には髄液を抜くと圧迫が減るから頭は痛いけど手足は楽になったなんていう人もいるんだけどね~」と言われてしまいましたが。

5日以上休んでしまったので職場には診断書の提出が必要。
H先生には診断書を書くにあたり、「診断書は今日までで良い?今週いっぱいぐらい仕事休む?どうする?」と言われましたが、請求書の時期だし職場にはさんざん迷惑かけたのでとりあえず今日までで書いてもらって、出勤してみてダメなら半日で帰ってくるなど方法をとろうかと。
先生には「仕事はやってやれないことはないだろうけど、あんまり無理しないで最初のうちは様子みながらやるようにして」と言われました。

長かったなぁ~、1泊2日のはずが、結果的には9泊10日の入院となってしまいました。
身体を起こしていられないからシャワーも入れず看護師さんには清拭してもらったり。
退院の日の前夜は歩行器使用、当日になっても足元がおぼつかないものだから「まだふらふらしてるけど大丈夫?」と廊下で看護師さんにご心配頂いたり。
まだ長く起きているのも辛いので、体力付けるよう頑張らなくては。

入院したときから同室の患者さんには退院の挨拶をしたら泣かれてしまいました。
退院は嬉しいけど、4人部屋の同室の方たちみんな良い方だったので何だかさみしいです。
整形外科病棟、同室の方は皆さん手術後のリハビリを頑張っている方たち、早く成果が出て日常に戻れますように。

それとともに、職場の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。
本当に申し訳ありませんでした。
明日からは職場復帰の予定ですが、まだまだ本調子には程遠い感じなのでしばらくはまだご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。
早く身体を慣らすよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。

明日退院予定…のはずが。

2010-11-09 20:51:43 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日の16時でやっと、毎日24時間持続でしていた点滴が外れました。
まだ水分はたくさん飲んでと言われています。

頭痛はだいたい大丈夫そう。
退院したらの仕事復帰を考えて、今日は頑張ってなるべく日中に起きているようにしたら(とはいえ少し長く起きていると重苦感と疲れで間で何度か横になってしまいましたが)、後頸部から背中が重たい感じ。
まだ1日を通して起きているのは厳しそう。

主治医のH先生には、顔色もだいぶ良いしそうやって起きていられるようになったなら大丈夫そうだねと、
他の人をみてると頭痛は急になくなるんじゃなく少しずつなくなっていくみたいだから頭痛が完全に引くにはまだ少しかかるかもしれないけど、大丈夫そうなら退院して、仕事は様子見ながらやってと昨日の夕方に言われました。

そして、頭痛がだいたい治まったということで、回診のときに「帰りたくなったらいつ退院しても良いよ~」と入院先のS先生に言われ、
点滴が今日で終わるというのもあって明日退院する予定という話になっていて、
朝の回診では入院先のY先生にも「明日帰れそう?」と言われ、「まだ点滴つながってるから様子見て、とりあえず明日の予定ね。」という感じで言われていたのですが…

今日の夜の回診で明日の退院が微妙な感じに。

右足の上がりが悪く歩行状態が良くないと、私が歩いているのを見た師長さん(?)から夜の回診のY先生に話が行き、先生の前で歩いてみることに…
歩行を見た先生に「足首が曲げれない?」と聞かれたけれどそれはできる。
でも足全体を引き上げられない感じで右足の上がりがかなり悪い。

そしたら、「これじゃちょっと退院あれかなぁ…」と言われてしまいました(泣)
はっきり退院をのばすとは言われてないけど、このままなら明日の退院は難しい感じかも…

独歩で歩いてたのに、転ぶかもしれないからと、念のため歩行器を使うように命じられてしまいました(涙)
歩行器は正直なところ使ってみると持て余している感じですが…
これじゃだんだんレベルダウンになってる気がする。
長期安静恐るべし?

明日の朝の回診はたぶんいつ退院してもと言ったS先生。
他の患者さんの手術のために主治医のH先生も来るみたいなのでまた話は変わるかもですが、どうなることやらという感じです。

ADL低下?

2010-11-07 20:41:07 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日もまだ入院中。
5日からはずっと1日3本(計1.5L)で24時間点滴しっ放し。
おかげで当初よりはだいぶ頭痛は落ち着いてきたけど、まだちょっと辛いかなぁ。

昨夜は夜中に点滴が落ちなくなってしまっているのを、巡回の看護師さんが見つけ、
ラインの位置を直したり、刺しているところをいじってみたり。
それでダメだったらしく、少しすると別の看護師さんが来てまたグリグリ。
寝ているからと少し様子を見ようと言われましたが、結局はそれで目が覚めてトイレに立ったところを呼び止められ、ナースステーションで針の差し替えとなりました。
時計を見ると午前3時、これにはちょっと参りましたよ。
でも、針の差し替えよりも寝てるからと、差し替えなしに落ちるようにならないかと、刺さっている針の根元を押したり捻ったりされるほうが痛かったぁ(涙)

今朝は何だか歩くときに前より右足が上げずらい感じがして、朝の回診のS先生に話したら、「安静で寝てばかりで歩いてなかったからかなぁ?」と。
仰臥位で足をのばしたまま上げて力くらべをしたら、「元が分からないけど、こんなもん?どっちも弱いよ。僕勝っちゃうもん。」と言われてしまいました。
左は大丈夫なつもりだったんだけどなぁ…

寝ていると無重力状態で宇宙遊泳してるのと同じだから、筋力も落ちると。
で、これまで安静にと言われてましたが、多少頭痛は辛いかもだけど連続じゃなくて良いからまめにちょこちょこ頑張って歩いてと言われました。
先生には「歩行器使う?」って聞かれ…そこまでレベル落ちてないし点滴台押して歩けてるんでお断りしましたけど(苦笑)

今日は起きてる時間を増やしてみたら、後頸部から背中に重苦感。
筋力低下を実感中な感じ…
いゃぁ、検査入院で起きている練習が必要になるとは入院前には思いもしなかったです。
明日も頑張らないとだわ。

思わぬ人の面会

2010-11-06 20:58:35 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日もまだ起きていると頭が痛い。
やっとなんとかご飯の間ぐらいは限界を迎えず起きていられるようになってきた。
それでも、食べ始めて少しすると頭が痛くはなってくる。
いつまで続くんだかこの頭痛は・・・

夕方、思わぬ人が面会に来て下さった。
大学時代の先生であり、そして今、社会福祉士会で一緒に活動しているメンバーの1人。
同じ事業部担当なこともあって、事前に検査入院のことも話はしていたし、
会の活動の関係で、入院中もこっそりメールしていたりはしたんだけど。

今日の昼間に「面会に行っていい?」のメールが。
点滴つないでどうしたものか?とも思ったけれど、特に断る理由もないので良いですよと伝えたら。
しばらくしてきた次のメールは、「これから伺います。って、もう駐車場だけど」のメール。
それにはちょっとびっくり!
で、返信を打つ間もなく、病室に到着でした。

先生を前にしても頭痛のため長時間は起きていられないので、失礼ながら横になったままお話。
そのうち夕ご飯が配膳されてきて、今度はおきてご飯を食べながらお話。
食べ終わったらまた横になってお話。
なんだかんだで1時間半以上お話してたのかなぁ。

会の活動のこと、会のホームページのこと、仕事のこと、身体のこと、卒業生の話などなど。
私と親との2人で聞いた検査結果のことや手術のことも少し話して、抱えていたものを少し吐き出せた感じで、ちょっとだけ気持ちが楽になった気がする。
不思議なんですが、この先生にはけっこう何でも話せる感じがするんですよね。

検査入院をしてから、病棟スタッフさんや先生、同室の患者さんを除いたら母親としか話すこともなかったんだけど。
久しぶりに世間話を楽しむことができて、いい気分転換にもなりました。
わざわざ面会に来てくださってありがとうございました。

検査入院から5日目

2010-11-05 19:58:33 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日もまだ入院中。
あんまり長く強く続くようならブラッドパッチも視野に入れてと入院先の整形外科の先生から話が出て、麻酔科の先生の話があったりもしたが、とりあえずは点滴で様子をみることに。

今日は昨日よりさらに点滴増量で3本(計1500ml)。
麻酔科の先生との話の後からで朝のスタートが遅れたために、18時ごろにやっと2本目が終了。
3本目が夜中までかかるということで、そのまま明日の1本目をつなぐとのこと。
夜通し点滴のまま明日まで継続することに。
寝ている間に点滴のラインを変なふうに引っ張らないように気を付けないと…

頭痛が引かないことにはどうしようもないのに、職場のことが気になって仕方ない。
毎日職場にまだ退院できないとベッド上から電話しては謝って…いつまでも復帰できない自分に何だか情けなくなる。
起きていられないんじゃ、無理やり退院したところで仕事になるわけもないのだが…みんなに迷惑をかけてしまっている。
まさか寝たまま仕事するわけにはいかないですもんねぇ。。。
看護師さんには、「しょうがないよ、それじゃぁどうせ仕事にならないじゃん、ゆっくり休んで」と励まされるけど、やっぱり気に掛かる。

今日は主治医のH先生が別の患者さんの手術のために病院に来て、手術の執刀前に病室に来てくれました。
「ユーチさん、まだ頭痛いの~?前に若いから出やすそうって言ったじゃん。年齢的なものだからあんまり気にしないでゆっくり休んでね~。横になってればそうでもないでしょ?」と先生。
分かってはいるけど、こっちにも色々と都合はあるんだけどなぁ。。。と思いつつ、はいと応じる。
H先生によると、「点滴して水分とって横になって安静にして、あとは治まるのを待つしかないから」とのこと。
「点滴して安静にしてればそのうち治まるから、ずーっと続くことはないから、あんまり心配しないで。」と声をかけ、手術に向かっていかれました。

そして夕方の回診にて。
入院先の整形外科のS先生には、「調子どうですか~?」と言われ、昨日よりは少しは良いかなあと私。
わずかだけど、起きていられる時間が長くなった気がする(と言っても頑張って耐えて30分以内ぐらいだけど)。
とはいえ少しは良いかなぁにちょっぴり嬉しそうに、「じゃあ、明日も3本、点滴いっぱいでいきますよ~。これで行きましょう!!」と先生。
とりあえず、入院先の整形外科の先生が明るい先生で気分的には良かったです。

1泊2日のはずが…

2010-11-04 21:08:52 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
11月1日(月)にミエログラフィーのため検査入院しました。
で、1泊2日で退院のはずが、今だに帰れず病院にいます。
今夜で4泊目…当たり前ですが予定外。

仕事は11月1日~2日しかお休みをとっていなかったので、既に2日穴をあけ。
今日も帰れないと毎日職場に電話をしては謝り通しで気がめいってしまう。。。
そろそろレセプトが気になる時期だし、まずいよなぁ。

入院が長引いている理由は検査の副作用…
検査自体はあっという間なぐらい早く痛みもほとんどなく終わったのですが、翌朝から軽い吐き気。
吐き気で退院を午後までのばして様子をみることになったら、昼頃からは頭痛…しかも段々と強くなり、退院どころでなくなってしまい、午後から500mlの点滴1本(吐き気止め入り)。
その後も頭痛は引く気配はなく、昨日・今日と500mlの点滴2本。

この頭痛、ミエログラフィーの副作用の特徴なようですが、身体を起こすと出てくるが、横になっている分には大丈夫だから不思議なもの。
入院先の整形外科のS先生には「若いとなっちゃうんだよね~」と言われた。
若い証拠?として前向きにとらえるか(笑)
それにしても、ちょっとでも長めに起きていると激烈な痛みになるんだけど(涙)

起き上がると少しして頭痛が出始め、10分と持たない感じだから、ごはんの間も起き続けていられず途中でキブアップ。
結局起きて食べたけど、今夜からは寝たままでも食べれるようにとご飯がおにぎりになった。
トイレの往復も病室に戻る前に頭痛が辛くなるしたまったものではない。

今朝の回診では「今日も安静に!、点滴2本でいきますよ~」とS先生。
夕方の回診のとき同じ先生に「どう?復活した??」と聞かれ、まだダメと答えたら、そうかぁ…と残念そうな感じ。
気を取り直したように、「明日H先生(主治医)に診てもらいましょうね!」と言われました。
明日で入院生活5日目、仕事のことを考えたらそろそろ退院できないとだよなぁ。

それはそうと、横になっていれば大丈夫なんだけど起き上がると頭痛が始まり10分ほどで激烈に…
というわけで、トイレとか以外はベッド上で寝ているしかないので、時間は持て余し気味。
持ってきていた白澤政和さん著の「福祉のアゴラ」という本をちょっとずつ読んでいるが、横になったまま読むのも長時間はきついし。
あとはこっそり携帯いじりで時間つぶし、この日記も病室のベッド上で寝たままぼちぼち書いています。

ミエロ終わりました。

2010-11-01 19:20:56 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
《過去日記》

日記を書いた日は後日なのですが、後で自分で分かりやすいように、実際にあった日を本文では今日として日付を直してアップします。

今日から1泊2日でミエログラフィーのための検査入院。
朝9時半に病院へ行って入院手続き。
書類はクリニックでもらって既に書いてあったんだけど、入院自体が初めてなのでちょと緊張。

手続きが終わると病棟へ上がり、ナースステーションに声をかけるよう言われ、ナースステーションからたまたま出てきた看護師さんに声をかける。
身長と体重を測ったら病室へ行き、これまでの経過や薬などについて色々と聞かれた。
病室は4階の南側の4人部屋で日差しが入り暖かい。

術前検査で入院の人は午前中に心電図などの全身検査をするんだけど、私は手術を決めてないので午前中は病室で待機(←9時半に入院じゃなくても良かったんじゃ?)。
昼食は抜いたりするのかと思ったら、お昼ご飯を普通に食べて午後から検査。

2時ごろからの予定だったけど、1時半からと2時半からの予定の人と、今日検査を受ける3人まとめて1時半前に1階の検査室の前へ連れていかれて待機。
お昼にもバイタルチェックあったけど、検査室の前で改めて血圧と脈とサチュレーションのチェック。

1人目が終わったらいよいよ検査室へ。
検査室に入ると主治医がいて、検査台の上に横向きで寝て海老のように背中を丸めるように言われた。
針を刺す位置を決めようと先生が腰椎を手探り…曲がってる?と言われ、横向きでは刺せなかったらしく、「腹這いでいこう」と言われてうつぶせの状態になる。

造影剤を頚椎の方に流すために腰より頭の方を少し下げないといけないらしく、お腹の下にはタオル…おかげでお腹が苦しい。
針を刺すあたりを広めに消毒して、まずは麻酔の注射をされた。
麻酔の注射はちょっとチクッとする程度でなんてことない。
その後に「画像で様子見ながらやるからね」と、X線透視下で造影剤の注入…痛みは特になかったが、少し押されるような圧力を感じた。

そしてミエログラフィーの撮影。
横向きの態勢、うつぶせでまっすぐな状態、うつぶせでなるべく上を向いた状態、うつぶせでなるべく顎を引いた状態、とこんな感じだったかな?で撮影終了。
身体を横滑りさせてストレッチャーに移動し、頭に造影剤が行かないように頭の下にはタオルを入れて、CT室へ移動。

到着したらまた身体を起こさないように横滑りでCTの台へ移動。
今度はまっすぐ仰向けで寝た状態の頚椎と、仰向けで顎を引いた状態の頚椎と、腰椎のCTを撮影で終了。
終わったら病室から運んできてくれていたベッドへ、これまた横滑りで移動し、そのまま病室へ運ばれる。
いやぁ、天上を見ながらベッドで移動、初めてでしたが結構振動を感じるものですね。
病室についたら点滴を1本、あとはトイレと洗面、食事、先生の説明のとき以外は翌朝の回診まで横になり安静。

検査終了後、1時間ぐらいしたら検査をした主治医による説明。
クリニックで検査を決めたとき、「検査の後に一応説明しますと」言っていた。
親も同席して欲しいと言われて予想はしていたけど、思いっきり手術をするとしたら…の説明でした。

私の頚椎は通常の逆に後湾曲しているというのは前から聞いていたのですが、ミエロの画像を見ると中を通る脊髄が無理をしているのが良く分かる(苦笑)
CTの輪切り画像ではハート型のようにくぼみがあり円形に近い脊髄が徐々に扁平して半分ぐらいの厚さの楕円形になりまた戻っているのが鮮明に。
しかも真ん中あたりをはしるはずの脊髄が一部かなり前よりになっていて、顎を引いた態勢をとると圧迫される感じみたい。

症状が出たのは事故の影響にしても、事故の後1年近くたって症状が悪化したのはもともとの頚椎の状態のせいと言われた。
もって生まれた奇形のようなものだと…脊髄の発育が悪く?少し短いせいで、頚椎がそれに対応するために変な湾曲になったと思われ、小学生とか中学生の頃に撮影しても同じような画像だったと思うと。
無症状なら調べることもないので気付かないが、事故にあって症状が出たから気付いた、みたいな。
要は発症の原因と、去年の事故直後の悪化の原因は交通事故だけど、それ以外の悪化や根本にはもって生まれた頚椎の作りにあるらしい。

しかも主治医によると、私のケースは25年医者をしてきて30例ぐらいしか扱っていない、手術出来る医者も限られる珍しい症例らしい。
診断名も正確には学術論文とかでしか出てこないような…?
と、「脊髄緊張症(これは確か主治医がつけたあだ名のようなもの)じゃなくてえーっと、前方なんとか…」と言っていたが、結局は出てこなくて謎のまま。
一般名の診断名は頚椎症性脊髄症になるらしいですが。
これまで見てきた同じような症例の中で、私の状態は良いほうではないと言われてしまった。

で、手術をするとしたらC3~6の前方固定術になるらしい。
骨盤から頚椎に移植する骨をとるから傷はいっぺんに2つ。
頚椎を前側から縦長に削って脊髄の圧迫を解放し、削ったところに採骨した骨をはめ込みプレートで固定するとのこと。
首の傷より採骨用の傷の方が後は痛いそう。
首は切ったら前からだとすぐ骨にたどり着けるけど、骨盤は筋肉を一度剥がさないといけないからだそうだ。

手術は3時間、入院1ヶ月、仕事復帰までは3ヶ月。
入院している間は装具で固定、手術2日後から立つ練習を開始、頚椎は動かせないので手足のリハビリを行う。
手術後1ヶ月ぐらいは週1でレントゲン、約1ヶ月で装具が外れ、ソフトカラーに切り替わってから退院になるらしい。
骨が固まるまで3ヶ月ぐらいとのことで、仕事復帰はその後にとの話。
手術をすると4椎間を固定することになりそこが曲がらなくなるので、少し下が向きずらくなるが、これまで手術した人から日常生活に支障がという話はあまりないとのこと。
そもそも私の頚椎の状態的にあまり下は向いてほしくないと言われたけれど。

一通り、紙に図など書きながら説明され、合併症などの可能性なども説明された。
「症状に改善があるかどうかはやってみないと分からないが、必ず良いことがあると思います」と言われた。
また、放っておけば悪化していく可能性があるとも。
「手術をするかどうかはご本人次第」と言いつつ、決める前から手術の同意書を渡され、「今日決めなくて良いからよく相談して考えてきて」と言われた。
手術を決めたら、手術をする病院(検査入院した病院)で今日の午前中にやらなかった心電図などの全身検査をするとの話。
う~ん、必要性は感じなくもないけれど、後方からの手術より大変そうだし、どうしたもんだろう。。。

ところでミエログラフィーは若い人ほど副作用の頭痛が出やすいそうだ。
検査後、ちょっとふらつきがある感じで部屋を移動してボーっとしつつ説明を聞いた後、「頭痛が出やすそうな顔してるからこの後は特に安静にして」と主治医に念押しされた。
で、続けて、頭痛が強いようならここの先生に話して退院のばしてもらいなと。
本当無理しないでと再度の念押し。
頭痛が出やすそうな顔って…?、と思いつつ素直に従うことにする。
というわけで、明日の朝までは基本的にベッドで横になり安静です。