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体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

保険では当たり前だが…

2008-11-28 10:11:16 | 日記・エッセイ・コラム
  麻生太郎首相が、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人
(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言し問題
になっているが、「病気になるのは本人の不摂生のため」とも
受け止められる為非難されている。

 然し実際にはそういう面が一部あることは事実で、健康を維
持するために食事に気をつけ、ジョギング等の運動をし、更に
整体やマッサージ等で身体の手入れをしている人と、暴飲暴
食に喫煙しながら徹夜マージャン深夜のTV…と不摂生して
いる人の保険料が同じというのは、例えば自動車の保険を考
えてみるとオカシいということになる。

 自動車保険の場合も、無事故無違反の人としょっちゅう違反
や事故を起こしている人では、保険料にかなりの差があり、誰
も皆当然のこととして異議を唱える人はいない。

だから麻生首相が云うように、努力して健康を維持している人
が払っている税金が、努力しないで病気になった人の医療費
に回っているとの見方は、一部では正しいのである。

 さらに首相は「努力して健康を保った人には何かしてくれると
か、そういうインセンティブ(動機づけ)がないといけない」と話し
た様であるが、病気になったのが本人の不摂生によるものか
どうかの判定は難しく、判定のために費用や人件費を使うこと
を考えると、結局今のままの方が割安ではないのか?

 更に、何故“不摂生”をするに至ったのか?ということ迄突き
詰めて考えると、必ずしも本人が“だらしない”為とばかりは云
えない場合が多々あると思われるので、自動車保険のように
明確な線引きは出来ないだろう。

 色々矛盾はあるものの、当面現行の制度のままでいくしかな
いだろう。

 



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