活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

この時機の風邪

2007-10-20 15:13:02 | 体の変化
 電車などに乗ると、風邪を引いて咳をしている人がわりと多いの
に気付く。
 上胸部が硬くなって、『この分では、まだ当分咳は続きそうだ…』
と思う。

 主にD3(胸椎三番)かなと思っていると、今度はD1(胸椎一番)に
来たりそして背骨のすぐ脇の1側から外側の3or4側まで張りが表
に出てくる。

 一番の原因は、急に秋らしくなった気候の温度差に対処しなかっ
たということで、他に腕の疲れや睡眠不足、心理的な過度の緊張
が続いたりしたことに因る。
 先ずD5(胸椎五番)とL1(腰椎一番)によく愉気をして、大腿部
(後側)の処理も大事である。
 高野先生も「D1にきたものは、長引く」と仰っていたが、いずれに
せよ直ぐには咳は抜けないことが多いのは、蓄積があって、隠れて
いたものが順々に出てくるからである。

 風邪が経過した後は上胸部が緩むので、さっぱりして顔付きもさ
わやかになる。