活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

東京の桜は散りましたが、柏餅の季節です!

2018-04-03 21:22:10 | 体の変化
アメリカの老人ホームで、あるアンケートが行われたのですが、80歳以上の老人を対象に、こんな質問をしたそうです。
「あなたの人生で、最も後悔していることは何ですか?」というこの問いに対して、9割以上の人が
同じような回答をしたそうです。
それは、
「チャレンジしなかったこと」でした。

『あの時、挑戦しておけば…』
『あれを、思いきってやっておけば…』
というわけです。
やって失敗したことよりも、やらなかったということに後悔を感じるようです。

1月号のメルマガで「行動する年にしましょう」と記しましたが、思いは行動に移してこそです。

私のHPを検索で見つけて来られる方の多くが、“活元運動”という言葉を入れて検索されているようです。
体の働きを活発にし、眠っている力を喚び起こすという点では、愉気も活元運動も同じです。
そして異常のあるところが良くなったといっても、そのための手段が薬とか注射など外からによるものと、愉気や活元運動運動や整体(操法)で良くなったものとは、後の体の爽快さや勢いが違うのです。
他の何かによって治された場合と、自分の体力で治った場合とでは、その後の活発さが違うのです。

活元運動を続けていると、疲れたときに欠伸や、腕を伸ばして“伸び”をしたり、また居眠りが出るように、必要な時に自然に運動が出てくるようになります。
体の敏感さのレベルが上がるのです。
体の柔軟性が増し、動きがスムーズ敏捷になってきます。
習い事やスポーツをしている人の上達が早くなるのも、そのためです。
せっかく備わっている潜在能力を、生かして使わないのはもったいないことです。
ぜひチャレンジして、そして実行してください。
後悔しないために…

3月は、C6.7 (頸椎六番七番)の異常や、それに関連する顎関節の異常が多く見られました。
杉花粉症の人はそろそろ終わりですが、桧の花粉に反応する人はこれからが大変です。

肩甲骨の調整が対応策の中心になりますが、肩甲骨を直接操作すると身体を壊す元になります。
肩甲骨の縁に沿って指を当てて行き、つっかえて背中とくっつくようになっている部分があれば、連動する脊椎の一側(いっそく)を処理すると変わります。
この時期は、一側が調整の中心になります。

今の時期は骨盤調整を避けるべきである事は、先月にも記しましたが、自分でできる調整法として、下腹部(卵巣)の愉気があります。
左右の下腹部にそれぞれ掌を当てると、硬さや温度差があるのがお分かりになると思います。
掌から気を通していくと、そのうち下腹部が温まり、さらに汗ばんできたら終わりです。
今の時期が1年で一番効果のある時期なので、ぜひ試してみてください。
この愉気法をすると、骨盤の弾力が増すのですが、生理痛や生理の周期が乱れている人にもお勧めです。

またH5(頭部第五)が下垂すると、物事に集中できなくなりますが、D7(胸椎七番)の異常が共にある場合、クモ膜下出血などの脳血管障害の危険性が増すので要注意です。
肝臓障害や踝の下垂があると、D5が上手く上がらないので、先にそちらの処置をしますが、アキレス腱を緩め、また足の外側にかかっている力を親指側に持ってくる必要があります。

ただH2(頭部第二)からの“穴追い”をすると、上胸部まで全て変化するので、H5の下りやH5がイボのように飛び出しているものも、きれいに変化します。

上胸部の硬い状態が続くと胸の厚さに左右差ができ、眠りが浅くなるだけでなく、冠状動脈の異常やさらに心筋梗塞へとつながる元になります。
愉気のできる人は、H2からの“穴追い”に挑戦してみてください。

最近はワクチンや予防接種の普及でめっきり数が減りましたが、麻疹やおたふく風邪、水疱瘡になったら、とにかく冷やさないこと、そして風に当てないことです。
体が整っていれば、経過は軽くて済みます。
これらは身体の成長の一過程であり、本来自然に経過させるべきものです(例えばおたふく風邪なら、両方がよく腫れれば、生殖器が健全に発達し、将来その関連の病気の心配はあまり要りません)。

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