こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

虚 偽 情 報

2020-01-26 08:33:41 | Weblog
世界中が打ち揃って

気候変動に対抗しようと試みたところで

問題は

絶対に解決しない


これから先の時代になっても

二酸化炭素の排出量は増えつづけて

止まらないという現実が

相変わらず末永くつづく


物事の本質を

見損なっているからだ


温暖化の原因がCO2の濃度上昇にある

というフェイクニュースを真に受けている

というその状態が

誤った判断へと意識を導き

正しい解を見失わせる


効果のない対策を

承知の上で連ね続けているのだから

失った実効が伝えているその意味を

理解することが

まるでできない


問題の所在を把握しない限り

温暖化現象が改善することはない

持続可能性を圧殺しようとする

気候変動メカニズムの意味

を理解することが

できていないこの現状で

有効解を抉り出せる訳がない


事実認識が疎かなこの状況で

実効を引き出せると

頑なに信じ込んでいる

これこそが

認識能力の欠如を示す

それ以外のなにものでもなかろう


できる謂れのないことを

できると思い込んでやっている

ということがそもそもの誤り


要素抽出に課題を残し

その事実を自覚することができなければ

要因分析の過程で

必然的に判定を誤る

この経過を何十年も辿っていながら

己のその姿に気付くこともない

事態が改善する根拠は

従って不在


気候変動対策を熱心に講じていながら

パリ協定を登場させざるを得なかった

というそのことが

錯誤の顛末を歴史に刻み付けた

一連の顛末は

事業自得の結果に過ぎない


COP3からCOP25にかけての

二十年をこえる長い年月が

気候変動を定着させ

淘汰圧を高めつづけて

持続可能性を否定した


そもそもの過ちは

CO2に関する基礎的な調査を

何一つ行っていなかった

というその点にある


温室効果という属性ひとつに囚われ

比率や比重に関する検証確認を

未だに怠っているというその事実

大気中濃度の比率が

0,0004%(400ppm)

でしかないCO2に

地球全域へ影響を

強く及ぼすほどの能力はない

空気よりはるかに重いその質量は

地に落ちることはできても

大気圏を上空へと昇る能力を

はなからもたない


固体のCO2であるドライアイスが

気化すれば白煙となって

下へと沈む

これはCO2が空気より1,5倍も重い

という属性が与えた結果


温暖化をCO2の所為だとした

知識階級の怠慢が

誤った理由を根拠なく正当化し

だれにも否定できないようにした

フェイクニュースのオソロシサ


CO2の性質を検索して

内容を一度でも確認していれば

大気圏に滞留できないほどの重さが

CO2を海へと沈め

海水の温度を高めて

飽和水蒸気の発生比率を

押し上げている

という程度の理解は得られていた


CO2がもつもう一つの特徴は

水に溶け易い

ということであることもリサーチできた

浮遊しているCO2がもつ重さの故に

やがて沈降していき海水に触れ

保持していた熱をそこに転写する

というメカニズムの関与

を察知するのは容易であった

だが CO2についての確認を

当事者の全員が明らかに怠った

検索することすら

していなかったからである


問題の本質を知れば

正しい判断はすぐに得られる

温室効果ガスという属性

の一つを見ただけで

それが温暖化の原因だ

一方的に決めつけた

一人合点の過ちが

その後の世界のあり方に

重大な変容を与えたのである

世間周知のこの経過は

刷り込まれた事実誤認が生じさせたのだ


気候変動は降水量の異常な増加

とそれによる洪水の多発

という変化を世界各地に定着させた


洪水は雨が降らなければおきない

雨は雲から落ちてくる

雲を作っているのは水蒸気

水蒸気は海面で生じた飽和水蒸気と

火力発電所が化石燃料を燃やしたことで

メタンCH4がもつ

一つの炭素Cと四つの水素H

とがそれぞれに

空気成分の酸素を取り込み

CO2が一つ生まれたその瞬間に

二倍の量の気体の水

H2Oが熱い炉内で同時生成する

というメカニズム に従う


蒸気発電というその旧来の方法が

水蒸気に圧力を掛けて高圧化したことで

圧縮熱が加わる随伴現象で

高温の水蒸気が更に加わる


総ての水蒸気には温室効果があり

熱を持ち寄って温度を高め

空へと向かって上昇する低気圧

を発生させる


低気圧は上昇気流であることから

空高く昇って雲となる


上昇気流を成す低気圧を生み出すのは

対流を成すもう一方の高気圧

とよばれる下降気流のエネルギー


上昇気流(低気圧)は高層域で折り返し

乾いた高気圧(下降気流)となって

地表へと舞い戻る

この反転した位置エネルギーが

あたらしい低気圧を改めて発生させる


低気圧がそこにあるとき

その周辺には高気圧が

予め配置されている

これが対流が生むそのメカニズム


CO2は重いため

自力で大気圏内に留まっていることが

できない

時と共に重力に引き寄せられて

広大な海へと落ち

そこで熱交換を果たす

海面の温度が高まると

発生した低気圧は

やがて台風へと発達する

その頻度は年間30回程度

と概ね決まっている


水に溶け易いというCO2の特性が

保存していた熱を

海水へと移転させ

飽和水蒸気を多少増やすが

降水密度を急増させるほどではない


高温の熱水蒸気と一体化し

身の軽さが気体の水を

上空へと運ぶ

この過程で位置エネルギーを体得し

後に雨となって落下したものが

川の水量を増やし

ダムで水力発電のエネルギーへと

変化して生活の役に立つ

水力発電は位置エネルギー

が生み出したもの


降水量が急増すると

余った位置エネルギーは

流体エネルギーへと変わり

川の土手を崩壊させたり

氾濫を引き起こしたりして

破壊エネルギーへと転じ

最終的にものみな総てを

押し流す


これが気候変動を起源とする

循環形式の変化の連続相となっている

最大の原因はCO2にあるのではなく

水蒸気にある

ということが

このことから分かるだろう


CO2は重い化合物であり

上昇する能力を身内にもたない

水蒸気は軽いため

上昇して地表の熱を

上へと運ぶ垂直運動を実演する


これが位置エネルギーとなって

潜在化したものが

上空の寒気によって凝固し

落下する途中で液化したものが




温暖化を止めるためには

CO2を排出する過程で

その二倍の量の水蒸気が

生まれている一連の経過を

速やかに阻止すればよい


蒸気機関車の動輪は

圧縮された水蒸気が動力源

圧縮熱を消すことは

従ってできない


蒸気を冷やせば

液体の水へと戻る

この循環を閉鎖系に閉じ込めておく

こうすれば水蒸気という気体が

位置エネルギーを獲得できず

降水量の異常な増加も発生しない


水蒸気の発生量が低下すれば

低気圧の発達は緩やかとなり

優勢な高気圧が乾いた空気を

地表へと押し付けるような事態

もまた生じなくなり

山火事の発生頻度は低下する


CO2を減らしたところで

炉内で同時生成した水蒸気は

まったく減らない

重いCO2にとって

位置エネルギーはそもそも無縁


気候変動を引き起こしているのは

CO2の熱ではなく

水蒸気の熱とそれが上昇することで得た

位置エネルギーの相乗効果


水蒸気を加熱する方式の火力発電と

原子力発電の双方とが

高温の熱水蒸気を

大量発生させている

原発は閉鎖系の蒸気発電だが

廃熱は海に吸収させている


これらのすべてが関わって

壮大な規模の気候変動を引き起こし

水と火による自然災害を

再生産するメカニズム

を成立させる


温暖化現象について

リサーチを一度もしていなかった

ということがCO2を

原因物質として誤認させ

その錯誤を確認せずに拡散させた

ということが

止まらない温暖化を連れてきた


知識階級の怠慢が

気候変動を加速させ

破壊による大量の喪失を

発生させた


真の犯罪者は

一知半解の自覚なき

権威主義的な似非知識人


思考力を蔑ろにしてきた

知育偏重型の教育の高度化が

世界規模の迷信を

それと悟らせることなく定着させた


分かってしまえば

実に単純なハナシであった
コメント
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