どうみたところで
合理的
とは到底言えない
自己に属する不労所得
の一方的拡大
をめざそうとする
利益の誘導および
獲得競争に最大の価値
を起きたがる人の世のありよう
というものは
種々様々な混乱の胤
を地表へとばら撒くととなり
それが生む意味のない損失の山
を
欲の深い連中に
享受せよ
とばかりにある日突然
推し付ける
欲に駆られて大量に手に入れた
浮利を
一瞬で
取り上げる
という変化
が予告なく
ある日起きる
ということは分かっていた
総ての力学系は
平衡状態への回帰を目指す
ものであるからだ
このような
価値の誘導による創出と
それを起源とする
価値の喪失を繰り返すことにより
平衡状態で安定化する
そこで漸く落ち着く
ことが物心双方の安定的協調
を成り立たせるための
方途
として共通に見られる
普遍的な経過
不労所得を得たことにより
増殖して止まない
果てしなき欲望を
満たし
その後
安定を手に入れることができた
としても
価値を担保する何か
を見失ってしまったとき
その利益は雲散霧消して
損失のみが
最終的に
滓となって
そこに残される
仮想通貨への熱心な投資は
効率の良い不労所得の拡大
を図るための有効な手段
だと
そのように思われている
実態を持たない
ある特定の対象を共有することで
仮想の利益を追い求めようとする
虚ろな行為
それは実態をもたない
想像上の産物
薄っぺらな価値
しかもたないものであるのだが
信頼を寄せる仲間同士の間で
のみ
特別な価値を共有する安心が
そこに生まれる
相互信頼が成り立つ関係性が
失われてしまったとき
価値の共有化は不可能となる
実態のないものであっても
価値の互換性を共有する関係
が成り立っているのであれば
市場機能は成立している
信用経済とは
まさしくそのようなもの
小文字のiを頭に付した
虚数で表記すべき
特殊な利益であ
というることを
誰も意識したことがない
ここに暴落が起きる余地
が残されていた
価値を信奉しあう者同士の間
でのみ
流通することが許される
実体のない仮想の通貨
に対する実態を有する法定通貨
との兌換機能の意図的な演出と
それを前提とする投資行為のあれこれ
とが
不労所得で高い利益を得るための
新たな手段
として信認されるようになってから
価値の喪失というリスク
がそこに見え隠れする状態で
常に付き纏うようになったのだった
投資行為が相互信頼で成り立っている
現在の信用経済の枠組み
というものが
仮想通貨を妄想経済へととりこみ
不労所得の分捕り合戦の
あまたあるその主戦場
のそれぞれの場
に於て
効率良く富の収奪を図ろう
とする我欲に塗れた
すこぶる貪欲な者ども
を
執拗に特定の方向へと
狩り立てる
欲の泉の水を一度でも飲んだなら
その味を
生涯忘れられなくなるようだ
投資の本質は
欲の制御の可否
という其の点にある
この意味で
投資行動と宗教活動は
よく似ている
この相似する関係性
を成り立たせている
不労所得の獲得競争
を合理化する
目的を持つようになったのが
宗教的原理運動と
市場原理を信奉する
新自由主義運動
前者は神仏を措定する行為で
資本集約する活動を
信仰の名の下で推進し
後者は市場主義経済を前提とする
欲望の充足を積極的に肯定する
たった1%だけが共有する特異な認識
を世に定着させたことで
残りの99%に
粗末な暮らしをいま強いている
この現状を与え
貧困がテロを生む土壌を
休むことなく培養する制度が
様々な不具合を
地上へと連れてきた
仮想通貨の誕生と蔓延は
信用経済が生んだ
落し子
金本位制から離脱した後の
国際経済の反応場
となった株式市場と為替市場
を中核とする多種多様なあらゆる相場
は
利益を導出するための共通手段
となることによって
資本を集約する機能を
ドルショック以降
最大化して現在へと至った
そこに信用経済が青天井で
成り立つようになり
先物取引などが
不労所得獲得の天下道
として認知される時代を呼んだ
仮想通貨の登場は
その極値の到来を意味する
実態を持たない仮の価値を
互いに信用しあうことで
実際に機能せしめる
ことで価値の安定化
を盤石なものにする
という思惑の産物は
こうして生まれた
ところが
その最終局面で
仮想通貨が宗派の如く
一斉に乱立する状態となり
それが醸し出す不審の念
を共通分母
とするようになったとき
利益が体現するその価値に
実態の不在を察知した勢力が
信頼で成り立っていた市場から
担保なき信頼
が生む漠然性に危機観を募らせ
市場参加者の一方的増大
に壁を設けて
国家的な歯止めを
複数かけた
法定通貨であろうとなかろうと
価値を担保する機能
を失ったとき
信用で成り立っていた経済
はたちまち奈落の底へと
突き落とされる
通貨インフレというものは
通貨価値に対する不信を
量で指し示すための
指標
市場経済は利益の追求を合理化し
宗教活動は利益を与えるための保証
を与えることで
不労所得の獲得合戦
を現在まで
衰えることなく
延々と続けてきた
利益をリエキと呼ぶか
リヤクと呼ぶかで
組織化による与信行為の性質
が露わとなる
合法化に努めてきた固有の文化
の それぞれが
歴史として
こうして今に残された
合理的
とは到底言えない
自己に属する不労所得
の一方的拡大
をめざそうとする
利益の誘導および
獲得競争に最大の価値
を起きたがる人の世のありよう
というものは
種々様々な混乱の胤
を地表へとばら撒くととなり
それが生む意味のない損失の山
を
欲の深い連中に
享受せよ
とばかりにある日突然
推し付ける
欲に駆られて大量に手に入れた
浮利を
一瞬で
取り上げる
という変化
が予告なく
ある日起きる
ということは分かっていた
総ての力学系は
平衡状態への回帰を目指す
ものであるからだ
このような
価値の誘導による創出と
それを起源とする
価値の喪失を繰り返すことにより
平衡状態で安定化する
そこで漸く落ち着く
ことが物心双方の安定的協調
を成り立たせるための
方途
として共通に見られる
普遍的な経過
不労所得を得たことにより
増殖して止まない
果てしなき欲望を
満たし
その後
安定を手に入れることができた
としても
価値を担保する何か
を見失ってしまったとき
その利益は雲散霧消して
損失のみが
最終的に
滓となって
そこに残される
仮想通貨への熱心な投資は
効率の良い不労所得の拡大
を図るための有効な手段
だと
そのように思われている
実態を持たない
ある特定の対象を共有することで
仮想の利益を追い求めようとする
虚ろな行為
それは実態をもたない
想像上の産物
薄っぺらな価値
しかもたないものであるのだが
信頼を寄せる仲間同士の間で
のみ
特別な価値を共有する安心が
そこに生まれる
相互信頼が成り立つ関係性が
失われてしまったとき
価値の共有化は不可能となる
実態のないものであっても
価値の互換性を共有する関係
が成り立っているのであれば
市場機能は成立している
信用経済とは
まさしくそのようなもの
小文字のiを頭に付した
虚数で表記すべき
特殊な利益であ
というることを
誰も意識したことがない
ここに暴落が起きる余地
が残されていた
価値を信奉しあう者同士の間
でのみ
流通することが許される
実体のない仮想の通貨
に対する実態を有する法定通貨
との兌換機能の意図的な演出と
それを前提とする投資行為のあれこれ
とが
不労所得で高い利益を得るための
新たな手段
として信認されるようになってから
価値の喪失というリスク
がそこに見え隠れする状態で
常に付き纏うようになったのだった
投資行為が相互信頼で成り立っている
現在の信用経済の枠組み
というものが
仮想通貨を妄想経済へととりこみ
不労所得の分捕り合戦の
あまたあるその主戦場
のそれぞれの場
に於て
効率良く富の収奪を図ろう
とする我欲に塗れた
すこぶる貪欲な者ども
を
執拗に特定の方向へと
狩り立てる
欲の泉の水を一度でも飲んだなら
その味を
生涯忘れられなくなるようだ
投資の本質は
欲の制御の可否
という其の点にある
この意味で
投資行動と宗教活動は
よく似ている
この相似する関係性
を成り立たせている
不労所得の獲得競争
を合理化する
目的を持つようになったのが
宗教的原理運動と
市場原理を信奉する
新自由主義運動
前者は神仏を措定する行為で
資本集約する活動を
信仰の名の下で推進し
後者は市場主義経済を前提とする
欲望の充足を積極的に肯定する
たった1%だけが共有する特異な認識
を世に定着させたことで
残りの99%に
粗末な暮らしをいま強いている
この現状を与え
貧困がテロを生む土壌を
休むことなく培養する制度が
様々な不具合を
地上へと連れてきた
仮想通貨の誕生と蔓延は
信用経済が生んだ
落し子
金本位制から離脱した後の
国際経済の反応場
となった株式市場と為替市場
を中核とする多種多様なあらゆる相場
は
利益を導出するための共通手段
となることによって
資本を集約する機能を
ドルショック以降
最大化して現在へと至った
そこに信用経済が青天井で
成り立つようになり
先物取引などが
不労所得獲得の天下道
として認知される時代を呼んだ
仮想通貨の登場は
その極値の到来を意味する
実態を持たない仮の価値を
互いに信用しあうことで
実際に機能せしめる
ことで価値の安定化
を盤石なものにする
という思惑の産物は
こうして生まれた
ところが
その最終局面で
仮想通貨が宗派の如く
一斉に乱立する状態となり
それが醸し出す不審の念
を共通分母
とするようになったとき
利益が体現するその価値に
実態の不在を察知した勢力が
信頼で成り立っていた市場から
担保なき信頼
が生む漠然性に危機観を募らせ
市場参加者の一方的増大
に壁を設けて
国家的な歯止めを
複数かけた
法定通貨であろうとなかろうと
価値を担保する機能
を失ったとき
信用で成り立っていた経済
はたちまち奈落の底へと
突き落とされる
通貨インフレというものは
通貨価値に対する不信を
量で指し示すための
指標
市場経済は利益の追求を合理化し
宗教活動は利益を与えるための保証
を与えることで
不労所得の獲得合戦
を現在まで
衰えることなく
延々と続けてきた
利益をリエキと呼ぶか
リヤクと呼ぶかで
組織化による与信行為の性質
が露わとなる
合法化に努めてきた固有の文化
の それぞれが
歴史として
こうして今に残された