国の劣化は政治が起源
国会に
問題を
正しく
認識する能力が
残されていたのであれば
国の借金が
1050兆円以上の水準へと
四半世紀以内に
到達してしまう
などということは
到底考えられない
ことなのだ
問題の本質は
偏に
国会の成員
すべて
がもつ思考力の
一律な不在
にある
国民がこれほど膨大な規模へと達するまで
債務の増加を放任した
ということはできない
それは選良の責に属すること
であり
国民には何の責任もないことであるからだ
国家予算を決定する機関
である国会が
判断を誤らなければ
国の繁栄は
失われることなく
その期間を通じて
着実に維持されていた
税収が頓に低下した
とする事実は存在せず
国民の担税能力にも
衰えはみられない
納税義務の回避を試みた経営者はいても
恒産が失われた
とする事実もまた
存在しない
国家の運営に決定権をもつ
国会の当事者である選良
と形容される一同が
打ち揃って
国民に苦難の日々を
一貫して強いてきた
その背後に蟠踞しているのは
いうまでもなく
巨大化した官僚システム
歳出に欠陥があることを知っていながら
それを
税収不足
即ち
歳入欠陥だと
言い張ってきた
この政府による説明が事実なら
課税強化をする前に
歳出削減を実施するのが
妥当であろう
経世済民の要諦は
出るを制すること
そのものの内にある
この国には
まっとうな判断能力を備えた選良が
相変わらず
ながく
不在のままなのだ
これが国民に背く結果を導き
国の劣化となって顕在化した
ヒトはそれを
デフレ経済と呼ぶ
インフレ型の経済成長を
国際社会が失ってから
既に久しい
総ての政党は固有の課題を抱え込み
すべての議員は
未解決の課題に
見て見ぬふり
を続けて善し
とするのを文化だと心得る
止まらない温暖化を承知していながら
実効のまったくない諸対策に
巨額の血税を
惜しげもなく昂然と投入し続け
有効需要が成り立っていないにも関わらず
当該分野の予算を
増やし続けて満ち足りている
実に不思議なありさま
が
この国では予てから
国民生活を圧迫する主因
となって経済を鬱屈
させ続けていた
温暖化を止める積もりで
省エネ節電を国民に励行させ
却って
温室効果ガスの濃度を
高める
という結果を
反省することなく
一貫して導いている
考える力がありさえすれば
問題の本質は自明であった
交流の長距離高圧送電
いう方式で
国家のインフラが成り立っている以上
いつ増えるか予測できない電力需要の増大に
電力生産を対応させておく目的で
恒常的な発電義務
を業界は四六時中課されている
いついかなる時にでも
電力供給を維持することが
安定的に
できていなければならない
という宿命を
電力業界は負わされている
供給電力が足りなければ
安定した電圧を維持することは
固より不可能
電力会社による発電出力の制御は
交流送電の場合
本質的に
できない
交流電流には
周波数という絶対的な成分
が付随していることから
出力変動を許容する能力
そのものが
ない
乱れた周波数をもつ交流電流は
エネルギーとしての価値はゼロ
取り出すことができない電流であったのでは
生産すればするほど
無駄が積み重なる
というだけのこと
こんなことさえ
分からないでいる国会は
発電で消費した地下資源を
消費者が電気を消していた
その時間の分だけ
減らした
と見做すという法律を捏ね上げた
物理法則に反するこの法律は
温暖化防止に関する法律と呼ばれ
法としての与件を
最初から失っていた
節電していた時間に対応する化石燃料が
確かに
二酸化炭素の発生を
減らしていた
とする数字による証拠(データ)は
ない
電力会社は省エネ関連のデータを
これまで一度も
公開してこなかった
自然エネルギーを買い取ったその分だけ
地下資源がセーブされた
とする数値による実際の記録は
皆無
再販売で得た利益の所在は
不明のまま棚上げされている
再生エネルギーの買い取り制度が
本当に有効な措置であったのなら
買い取り枠に上限を設けていること
それ自体が理由のない
不遜な行為
実効不在の対策を実施するために
虚偽の法律まで拵えてしまうほど
この国は
腐りきってしまったようである
国民の信託に胡坐をかいて
間違った判断を
下し続けている国会であったからこそ
バブル経済を自らの
無知による無謀な行為
で潰してしまったことにさえ気づかず
不作為の三年と
それに続く失われた二十年を生み出し
日本経済に壮大な負圧を与え続けている
不動産融資に対する総量規制以外の
方法をバブル対策として採用していたのであれば
デフレ経済へと陥ることなく
経済事案を軟着陸させることは
十分可能なことだった
明瞭な事実関係
を成り立たせているものの正体が
指導者たちには
まったく見えなくなっていたのである
認識能力の不在こそが
国のこの困った現状の生みの親
体験したことのないデフレに
知識階級がおしなべて無知だった
ということも
この事実を知れば
容易に察しがつくだろう
思考力を失った者は
判断能力も同時に手放す
実行力があっても
間違った決断を
実行するために使ったのだったら
所期の成果は
当然のことととして
何一つ
得られない
アベノミクスはその延長線上に生み落とされた
鳥の糞
の如き穢れた付着物(コンタミ)
汚れを撒き散らすだけの
粗末で汚らわしい判断の過ち
による失敗の連鎖
でしかなかった
ということが
新会計年度の初日に
早々と確定する運びとなった
日銀が最初に行った異次元緩和で
通貨供給量(マネタリーベース)は
二年で二倍以上へと急増した
市中に流動性が浸透していったのが事実なら
経済は
活況を呈するほどの勢いで
多方面から
大いに
刺激されていなければならなかった
長期金利はというと
低下し続ける経過を辿り
株価は緩和マネーによる底上げ効果で
根拠不明の高値圏へと達したのだったが
やがて反転して
値を下げた
この損失がマネーゲームの覇者
が誰だったのかを規定すると同時に
国富が大量に失われた
とする事実を確定させた
評価損の規模を知れば
誘導された株価の持つ意味は
あきらか
公的機関が資本投入して成り立たせてきた
誘導された官制相場などというものは
有害無益
中国の株式市場が
相場操縦の失敗を確定させ
それが国際経済に対する
強い負の圧力をかける最大の原因となった
事実を忘れ去ってはならない
失敗に終わった
あまたある政策の屍の上に
新しい骸を積むための
むなしい作業が
これから先にもたぶん
待っている
国会の不明は国民の不明
国民の不明は教育の失敗
を意味する
教育の在り方を点検すれば
判断の誤りを生んだその理由と
思考力の不在が生んだその結果とが
同時に関連付けられて
いた筈だ
思考力は知識の量では計れない
得た知識が持つ意味の一つひとつを
理解して
他に応用するための
適切な指導が
いまこそ
切実に
求められている
政治資質に課題を残す人材を
国民が放置してきた
という一連の不正な過去が
莫大な規模に達した借金の山
となって
当事者である国民すべてに
残された
自業自得とは
まさしく
このようなことを言う
誤った判断が生んだ安直な消費税制を
維持拡大することほど
愚かな行為は他にない
小さな政府への切り替えを急げは
少ない予算で
国家の再生と運営とが
すぐにでも可能
守るべきではない問題のある制度を
これからも保守
しようと努め続けることほど
愚かで浅はかな
道はない
指導的立場にある
優れた制度を有する
民主政治を先行させてきた国家から
政治制度と教育制度とを
無批判に
取り入れさせたことにより
この国はいまや過度に追い詰められていき
大いに劣化することとなったのである
必然性のない枠組みの導入は
国民を却って
不幸の淵へと突き落とす
問題をモンダイとして認識する
ことがこれから先も
できないままであるのなら
世界は日本が着けた轍の溝から
いつになっても抜け出せまい
経済のデフレ化という一方的傾斜は
そもそも
日本がその震源となって
先鞭をつけたもの
日本が止まらない温暖化を導いたその訳を
世界に知らせるということこそが
この国に指導的立場を
改めて連れてくる
国会に
問題を
正しく
認識する能力が
残されていたのであれば
国の借金が
1050兆円以上の水準へと
四半世紀以内に
到達してしまう
などということは
到底考えられない
ことなのだ
問題の本質は
偏に
国会の成員
すべて
がもつ思考力の
一律な不在
にある
国民がこれほど膨大な規模へと達するまで
債務の増加を放任した
ということはできない
それは選良の責に属すること
であり
国民には何の責任もないことであるからだ
国家予算を決定する機関
である国会が
判断を誤らなければ
国の繁栄は
失われることなく
その期間を通じて
着実に維持されていた
税収が頓に低下した
とする事実は存在せず
国民の担税能力にも
衰えはみられない
納税義務の回避を試みた経営者はいても
恒産が失われた
とする事実もまた
存在しない
国家の運営に決定権をもつ
国会の当事者である選良
と形容される一同が
打ち揃って
国民に苦難の日々を
一貫して強いてきた
その背後に蟠踞しているのは
いうまでもなく
巨大化した官僚システム
歳出に欠陥があることを知っていながら
それを
税収不足
即ち
歳入欠陥だと
言い張ってきた
この政府による説明が事実なら
課税強化をする前に
歳出削減を実施するのが
妥当であろう
経世済民の要諦は
出るを制すること
そのものの内にある
この国には
まっとうな判断能力を備えた選良が
相変わらず
ながく
不在のままなのだ
これが国民に背く結果を導き
国の劣化となって顕在化した
ヒトはそれを
デフレ経済と呼ぶ
インフレ型の経済成長を
国際社会が失ってから
既に久しい
総ての政党は固有の課題を抱え込み
すべての議員は
未解決の課題に
見て見ぬふり
を続けて善し
とするのを文化だと心得る
止まらない温暖化を承知していながら
実効のまったくない諸対策に
巨額の血税を
惜しげもなく昂然と投入し続け
有効需要が成り立っていないにも関わらず
当該分野の予算を
増やし続けて満ち足りている
実に不思議なありさま
が
この国では予てから
国民生活を圧迫する主因
となって経済を鬱屈
させ続けていた
温暖化を止める積もりで
省エネ節電を国民に励行させ
却って
温室効果ガスの濃度を
高める
という結果を
反省することなく
一貫して導いている
考える力がありさえすれば
問題の本質は自明であった
交流の長距離高圧送電
いう方式で
国家のインフラが成り立っている以上
いつ増えるか予測できない電力需要の増大に
電力生産を対応させておく目的で
恒常的な発電義務
を業界は四六時中課されている
いついかなる時にでも
電力供給を維持することが
安定的に
できていなければならない
という宿命を
電力業界は負わされている
供給電力が足りなければ
安定した電圧を維持することは
固より不可能
電力会社による発電出力の制御は
交流送電の場合
本質的に
できない
交流電流には
周波数という絶対的な成分
が付随していることから
出力変動を許容する能力
そのものが
ない
乱れた周波数をもつ交流電流は
エネルギーとしての価値はゼロ
取り出すことができない電流であったのでは
生産すればするほど
無駄が積み重なる
というだけのこと
こんなことさえ
分からないでいる国会は
発電で消費した地下資源を
消費者が電気を消していた
その時間の分だけ
減らした
と見做すという法律を捏ね上げた
物理法則に反するこの法律は
温暖化防止に関する法律と呼ばれ
法としての与件を
最初から失っていた
節電していた時間に対応する化石燃料が
確かに
二酸化炭素の発生を
減らしていた
とする数字による証拠(データ)は
ない
電力会社は省エネ関連のデータを
これまで一度も
公開してこなかった
自然エネルギーを買い取ったその分だけ
地下資源がセーブされた
とする数値による実際の記録は
皆無
再販売で得た利益の所在は
不明のまま棚上げされている
再生エネルギーの買い取り制度が
本当に有効な措置であったのなら
買い取り枠に上限を設けていること
それ自体が理由のない
不遜な行為
実効不在の対策を実施するために
虚偽の法律まで拵えてしまうほど
この国は
腐りきってしまったようである
国民の信託に胡坐をかいて
間違った判断を
下し続けている国会であったからこそ
バブル経済を自らの
無知による無謀な行為
で潰してしまったことにさえ気づかず
不作為の三年と
それに続く失われた二十年を生み出し
日本経済に壮大な負圧を与え続けている
不動産融資に対する総量規制以外の
方法をバブル対策として採用していたのであれば
デフレ経済へと陥ることなく
経済事案を軟着陸させることは
十分可能なことだった
明瞭な事実関係
を成り立たせているものの正体が
指導者たちには
まったく見えなくなっていたのである
認識能力の不在こそが
国のこの困った現状の生みの親
体験したことのないデフレに
知識階級がおしなべて無知だった
ということも
この事実を知れば
容易に察しがつくだろう
思考力を失った者は
判断能力も同時に手放す
実行力があっても
間違った決断を
実行するために使ったのだったら
所期の成果は
当然のことととして
何一つ
得られない
アベノミクスはその延長線上に生み落とされた
鳥の糞
の如き穢れた付着物(コンタミ)
汚れを撒き散らすだけの
粗末で汚らわしい判断の過ち
による失敗の連鎖
でしかなかった
ということが
新会計年度の初日に
早々と確定する運びとなった
日銀が最初に行った異次元緩和で
通貨供給量(マネタリーベース)は
二年で二倍以上へと急増した
市中に流動性が浸透していったのが事実なら
経済は
活況を呈するほどの勢いで
多方面から
大いに
刺激されていなければならなかった
長期金利はというと
低下し続ける経過を辿り
株価は緩和マネーによる底上げ効果で
根拠不明の高値圏へと達したのだったが
やがて反転して
値を下げた
この損失がマネーゲームの覇者
が誰だったのかを規定すると同時に
国富が大量に失われた
とする事実を確定させた
評価損の規模を知れば
誘導された株価の持つ意味は
あきらか
公的機関が資本投入して成り立たせてきた
誘導された官制相場などというものは
有害無益
中国の株式市場が
相場操縦の失敗を確定させ
それが国際経済に対する
強い負の圧力をかける最大の原因となった
事実を忘れ去ってはならない
失敗に終わった
あまたある政策の屍の上に
新しい骸を積むための
むなしい作業が
これから先にもたぶん
待っている
国会の不明は国民の不明
国民の不明は教育の失敗
を意味する
教育の在り方を点検すれば
判断の誤りを生んだその理由と
思考力の不在が生んだその結果とが
同時に関連付けられて
いた筈だ
思考力は知識の量では計れない
得た知識が持つ意味の一つひとつを
理解して
他に応用するための
適切な指導が
いまこそ
切実に
求められている
政治資質に課題を残す人材を
国民が放置してきた
という一連の不正な過去が
莫大な規模に達した借金の山
となって
当事者である国民すべてに
残された
自業自得とは
まさしく
このようなことを言う
誤った判断が生んだ安直な消費税制を
維持拡大することほど
愚かな行為は他にない
小さな政府への切り替えを急げは
少ない予算で
国家の再生と運営とが
すぐにでも可能
守るべきではない問題のある制度を
これからも保守
しようと努め続けることほど
愚かで浅はかな
道はない
指導的立場にある
優れた制度を有する
民主政治を先行させてきた国家から
政治制度と教育制度とを
無批判に
取り入れさせたことにより
この国はいまや過度に追い詰められていき
大いに劣化することとなったのである
必然性のない枠組みの導入は
国民を却って
不幸の淵へと突き落とす
問題をモンダイとして認識する
ことがこれから先も
できないままであるのなら
世界は日本が着けた轍の溝から
いつになっても抜け出せまい
経済のデフレ化という一方的傾斜は
そもそも
日本がその震源となって
先鞭をつけたもの
日本が止まらない温暖化を導いたその訳を
世界に知らせるということこそが
この国に指導的立場を
改めて連れてくる