一頃おおいに期待されていた燃料電池は
原発をなくすための候補にさえ登ることなく
いまや
すっかり忘れ去られてしまっている
原子力災害がおきた後で
自然エネルギーが改めて再評価されるようになった
だが
その能力の限界が詳らかとなったときから
再生可能エネルギーもまた
燃料電池と同じ身分へと落ちていく
道の行方は既に明らかなのだが
第三の方法を模索することに
文明は
関心を持とうとしなかった
ここに問題の種が埋まっている
発電の原理と
それを成り立たせている法則を
再確認するということが
困難を乗り切るための
最初の 一歩
所期の成果が得られるようになっていたのであれば
どんな方法であったとしても
それは正当に評価されていた
役に立たないままで終わってしまうものなら
過去の選択肢の一つ
となるだけのこと
その間に生じる時間と費用を
無駄とさえ思わない
知識の量的拡大を目指すことは
無知の量産化にひとしい
有象無象の数を徒に増やす
という結果を残しただけの拙い現実は
文明が歩んできた道が誤りだった
ということを
かねてから人類へと訴えかけていた
既存の電源に代わり得る
あらたなエネルギー創出法に気がつけば
新文明の勃興は
おのずから早まる
政界では
この危急存亡のときに
内閣不信任案を提出するに至り
呆気なく否決されるという
語るのも愚かな展開を生みだした
教育の失敗は
困難に遭遇しているこの時代に
国を却ってあやめる
という粗末な経過をミナモへと浮上させた
現実認識ができない政治家ほど
有害で
かつ
無益なものは他にない
その事実を見せつけられてきた国民は
不毛な事実に嘆くことしか
為す術がなかった
着手すべき手段の検討を蔑にして
リーダーシップの不在を種に
党の復権を優先しようとする
その姿勢は
余りにも
愚か
だ
国会という名をもつ場は
鳥なき里の
蝙蝠
が犇めくだけの洞窟となった
国民に寄生して恥じない選良共に
どのような価値
どのような意味
があるというのだろうか
平均化を目指す教育を施されて育った者は
突出した存在となる指導者を
芽であるうちに
摘み取ることを善し
とする
日本を復興させる未来のリーダーは
高等教育を避けてきた一群の中から
おそらく登場するだろう
効率を重視する教育制度は
それを阻害する分子である問題児を
教室から排除する
権威に対して従順な子供たちだけが
教育機会をより多く与えられる現在のシステムが
権威主義者を再生産させ
原発の安全神話を語る御用学者と呼ばれる存在を
はびこらせてきた
この経緯に
こそ
膿となった
かつての白血球だったものの亡骸が
隠されている
核分裂によるエネルギーは
軍事目的であろうが
平和利用であろうが
一つの破壊で
地球全域に重大な影響を与えるものとなる
その事実が
漸く
誰の目にも明らかとなったのが
スリーマイル島からチェルノブイリを経て
フクシマへと至った
一連の原子力災害という現実であり
それが齎した多くの変化であった
権威とされていた者が
判断を誤ったとき
国民には不幸が訪れ
国会には魑魅魍魎が跋扈する
文明に備わる構造的欠陥は
教育制度の在り方に存する
画一的で一方的な教育を目的とする制度は
却って拙劣な結末の到来を急がせた
良かれと思ってしてきたことが
最悪の結果を生み出すことが
ある
これも
合成の誤謬
と呼ばれる概念に含まれる
新文明は
歴史に学ぶところから
はじまる
謙虚であれば
未来のエネルギー創出法が
誰にでも手に入る
それをどのようにして
恒久平和へと結びつけていくのか
ということが
最も大きな
当面の課題
解は既に地上へと与えられている
真実に先ず気づく
ということから
新文明の創設が
はじまる
原発をなくすための候補にさえ登ることなく
いまや
すっかり忘れ去られてしまっている
原子力災害がおきた後で
自然エネルギーが改めて再評価されるようになった
だが
その能力の限界が詳らかとなったときから
再生可能エネルギーもまた
燃料電池と同じ身分へと落ちていく
道の行方は既に明らかなのだが
第三の方法を模索することに
文明は
関心を持とうとしなかった
ここに問題の種が埋まっている
発電の原理と
それを成り立たせている法則を
再確認するということが
困難を乗り切るための
最初の 一歩
所期の成果が得られるようになっていたのであれば
どんな方法であったとしても
それは正当に評価されていた
役に立たないままで終わってしまうものなら
過去の選択肢の一つ
となるだけのこと
その間に生じる時間と費用を
無駄とさえ思わない
知識の量的拡大を目指すことは
無知の量産化にひとしい
有象無象の数を徒に増やす
という結果を残しただけの拙い現実は
文明が歩んできた道が誤りだった
ということを
かねてから人類へと訴えかけていた
既存の電源に代わり得る
あらたなエネルギー創出法に気がつけば
新文明の勃興は
おのずから早まる
政界では
この危急存亡のときに
内閣不信任案を提出するに至り
呆気なく否決されるという
語るのも愚かな展開を生みだした
教育の失敗は
困難に遭遇しているこの時代に
国を却ってあやめる
という粗末な経過をミナモへと浮上させた
現実認識ができない政治家ほど
有害で
かつ
無益なものは他にない
その事実を見せつけられてきた国民は
不毛な事実に嘆くことしか
為す術がなかった
着手すべき手段の検討を蔑にして
リーダーシップの不在を種に
党の復権を優先しようとする
その姿勢は
余りにも
愚か
だ
国会という名をもつ場は
鳥なき里の
蝙蝠
が犇めくだけの洞窟となった
国民に寄生して恥じない選良共に
どのような価値
どのような意味
があるというのだろうか
平均化を目指す教育を施されて育った者は
突出した存在となる指導者を
芽であるうちに
摘み取ることを善し
とする
日本を復興させる未来のリーダーは
高等教育を避けてきた一群の中から
おそらく登場するだろう
効率を重視する教育制度は
それを阻害する分子である問題児を
教室から排除する
権威に対して従順な子供たちだけが
教育機会をより多く与えられる現在のシステムが
権威主義者を再生産させ
原発の安全神話を語る御用学者と呼ばれる存在を
はびこらせてきた
この経緯に
こそ
膿となった
かつての白血球だったものの亡骸が
隠されている
核分裂によるエネルギーは
軍事目的であろうが
平和利用であろうが
一つの破壊で
地球全域に重大な影響を与えるものとなる
その事実が
漸く
誰の目にも明らかとなったのが
スリーマイル島からチェルノブイリを経て
フクシマへと至った
一連の原子力災害という現実であり
それが齎した多くの変化であった
権威とされていた者が
判断を誤ったとき
国民には不幸が訪れ
国会には魑魅魍魎が跋扈する
文明に備わる構造的欠陥は
教育制度の在り方に存する
画一的で一方的な教育を目的とする制度は
却って拙劣な結末の到来を急がせた
良かれと思ってしてきたことが
最悪の結果を生み出すことが
ある
これも
合成の誤謬
と呼ばれる概念に含まれる
新文明は
歴史に学ぶところから
はじまる
謙虚であれば
未来のエネルギー創出法が
誰にでも手に入る
それをどのようにして
恒久平和へと結びつけていくのか
ということが
最も大きな
当面の課題
解は既に地上へと与えられている
真実に先ず気づく
ということから
新文明の創設が
はじまる