文明は
既に
危機的な状況へと陥ってしまった
この地球が温暖化する
という状況から脱出するために
速やかに
有効な対策を打ち出さなければならない
主要な原因である石油の大量消費を
その発生源において
できる限り減らす
という道を
人類は選択した
その方法を
エコ
と呼び
金科玉条のようにして
崇め奉っている
てんでが
勝手に
エコという言葉を
使って平然としている
これが
いま世界でおきている共通の
ありさま
エネルギー効率を向上させたことで
二酸化炭素の排出量が
「実際に」
どれだけ減ったのか
ということを証明するデータは
一度も提示されたことがない
頭の中で
都合よく積算した結果を引いて
二酸化炭素を削減したことに
した
というだけのこと
に過ぎなかった
実効性に欠けた対策ばかりに終始していたのだったからこそ
温暖化による気候の変動は
時の経過と共に
より
深刻なものとなっていった
人類は
安易で便利な石油の消費を
この先
少しでも
長く続けるために
その消費を抑制する努力を行うことで
二酸化炭素の発生割合を
減らした
気分になり
すっかり安心していた
自分勝手にそう思い込んでいたのだったが
気候の変動は
甚大な被害を至る所に及ぼしている
僅かばかりの比率で
CO2削減に取り組んでみたところで
それで減らせる有害物質の量は
多寡が知れていた
経済成長を急ごうとする多くの途上国が
それ以上の割合で温室効果ガスの発生を促している
これが現状なのだ
地球全体のCO2が減る道理は
はじめからなかった
この認識の錯誤が生んだ一連の対策と
それがもつ意味の無さの絶対性については
未だに
気付く者がでていない
エコを謳ってさえいれば
それが免罪符として機能する
この認識の下で
企業は一斉に
自己のイメージアップに努めるようになっていった
地球の環境を元の状態へと復元するには
化石燃料の消費を抑制することでは
所期の成果など得られない
やるべきことは
二次生成物を生まないエネルギーを
速やかに
見つけ出す
ということ
これに尽きる
石油の消費を減らす
などいうことは
基本的に不可能なはなし
逆に
増やす結果になるのが関の山
現実をみると
ましくそのような経過を辿っている
文明が行った選択が誤っていたために
自然災害が
この星の至る所で
猛威を揮うようになったのだ
資源などなくても
エネルギーはいくらでも取り出せる
いとも
簡単に
そのためのヒントが
この記録の中に埋め込まれている
必要なのは
それを発掘するめの
地道な努力
考える力を持ち寄れば
思いのほか簡単に導ける技
究極のエネルギーを文明が見出す日は
近づいている
使い方が正しくなければ
第二第三のアメリカを生み出し
不健全な枠組みを拵えて
剣呑な対立を募らせる
優れた技術は
健やかな文明の基礎となる
新文明は健全性に裏打ちされていなければならない
歴史に学ぶことが正しくできていたのなら
恒久平和などとっくの昔に実現していたことである
既に
危機的な状況へと陥ってしまった
この地球が温暖化する
という状況から脱出するために
速やかに
有効な対策を打ち出さなければならない
主要な原因である石油の大量消費を
その発生源において
できる限り減らす
という道を
人類は選択した
その方法を
エコ
と呼び
金科玉条のようにして
崇め奉っている
てんでが
勝手に
エコという言葉を
使って平然としている
これが
いま世界でおきている共通の
ありさま
エネルギー効率を向上させたことで
二酸化炭素の排出量が
「実際に」
どれだけ減ったのか
ということを証明するデータは
一度も提示されたことがない
頭の中で
都合よく積算した結果を引いて
二酸化炭素を削減したことに
した
というだけのこと
に過ぎなかった
実効性に欠けた対策ばかりに終始していたのだったからこそ
温暖化による気候の変動は
時の経過と共に
より
深刻なものとなっていった
人類は
安易で便利な石油の消費を
この先
少しでも
長く続けるために
その消費を抑制する努力を行うことで
二酸化炭素の発生割合を
減らした
気分になり
すっかり安心していた
自分勝手にそう思い込んでいたのだったが
気候の変動は
甚大な被害を至る所に及ぼしている
僅かばかりの比率で
CO2削減に取り組んでみたところで
それで減らせる有害物質の量は
多寡が知れていた
経済成長を急ごうとする多くの途上国が
それ以上の割合で温室効果ガスの発生を促している
これが現状なのだ
地球全体のCO2が減る道理は
はじめからなかった
この認識の錯誤が生んだ一連の対策と
それがもつ意味の無さの絶対性については
未だに
気付く者がでていない
エコを謳ってさえいれば
それが免罪符として機能する
この認識の下で
企業は一斉に
自己のイメージアップに努めるようになっていった
地球の環境を元の状態へと復元するには
化石燃料の消費を抑制することでは
所期の成果など得られない
やるべきことは
二次生成物を生まないエネルギーを
速やかに
見つけ出す
ということ
これに尽きる
石油の消費を減らす
などいうことは
基本的に不可能なはなし
逆に
増やす結果になるのが関の山
現実をみると
ましくそのような経過を辿っている
文明が行った選択が誤っていたために
自然災害が
この星の至る所で
猛威を揮うようになったのだ
資源などなくても
エネルギーはいくらでも取り出せる
いとも
簡単に
そのためのヒントが
この記録の中に埋め込まれている
必要なのは
それを発掘するめの
地道な努力
考える力を持ち寄れば
思いのほか簡単に導ける技
究極のエネルギーを文明が見出す日は
近づいている
使い方が正しくなければ
第二第三のアメリカを生み出し
不健全な枠組みを拵えて
剣呑な対立を募らせる
優れた技術は
健やかな文明の基礎となる
新文明は健全性に裏打ちされていなければならない
歴史に学ぶことが正しくできていたのなら
恒久平和などとっくの昔に実現していたことである