公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

イブの日なのに、「何じゃこりゃ!!」

2006-12-25 11:30:31 | 競輪

昨日は3つも大レースのフィナーレがあったもので、名古屋記念を見る余裕もなかったが、そんなときに限って「発生していました」。7名大量落車!

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=42&KBI=20061224&RNO=8

名古屋記念8レース、逃げる3・芦沢大輔に9・坂上樹大がホームから果敢に叩きに行き、バックあたりまで激しいもがき合いとなるも芦沢が出きったかに思われた。

しかし坂上が外でもう一度踏ん張り、さらに後方から4・松山勝久が捲りに出たこともあって芦沢は2センターで外に牽制。するとこれが悲劇をもたらすことに。

http://meta.hitpops.jp/nagoya/B_BB/b02d08r.asx

牽制した芦沢から先に落っこちてしまい、6名を巻き添えに。

結局最後は7・諸橋愛と松山だけが「残って」、諸橋が勝った。

しかしなぁ、春・夏・秋、そして冬と、7名以上の大量落車は「季節の風物詩」にまでなっている様相。

まだまだ終わりません、競輪大量落車。今年も残すところあと6日ではあるが、さらに「大波乱」の予感が・・・


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2006 公営競技10大ニュース Vol.1 

2006-12-25 09:44:02 | 10大ニュース

恒例の公営競技10大ニュース。今回もまた、最初は10位までの記事をピックアップしてみたい。

 1位 ばんえい競馬、一旦は消滅決定も、皆の力を結集させて存続成就

 2位 ディープインパクト、国内七冠馬達成も、禁止薬物使用で凱旋門賞失格

 3位 競輪大量落車続発。大量失格も発生。

 4位 高橋貢、福田茂というオートレース界の第一人者が不正行為

 5位 佐藤隆騎手(船橋競馬)、橋本和美選手(オートレース)事故死

 6位 岩手競馬、330億円の緊急融資で存続決定するも、先行き不透明

 7位 拙い内容のレースが公営競技全般に蔓延

 8位 コスモバルク、悲願のG1制覇達成直後に「薬殺」の危機

 9位 大記録達成相次ぐ

10位 競馬唯一の女性予想屋、「なでしこ」デビュー

解説は次号以降行ってきます。


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賞金王決定戦回顧

2006-12-25 08:45:53 | 大レース回顧集

第21回賞金王決定戦は24日、住之江競艇場で行われた。

進入は枠なり。

1・松井繁、2・魚谷智之、3・山崎智也がスロー、4・瓜生正義、5・中村有裕、6・坪井康晴がアウトの3対3。

スリットはほぼ揃ったが、コンマ05秒で出た中村がスリット後に握って出る。しかし瓜生の艇にあたって失速。山崎、魚谷もその動きに被られてしまい、1マークの攻防は見た目に実に「ゆっくり」としたものに。

となると松井が楽々先マイ。これに対して体勢を立て直した瓜生が捲り、さらに内懐から坪井が差してくるも、松井は堂々と押し切り。焦点は坪井と瓜生の2着争い。

しかし2着争いも坪井が1周2マーク、そして2周1マークといずれも瓜生を制し先マイし決着した。

昨年のオーシャンカップの準優勝戦で松井はフライングを犯し、SG戦線から離脱を余儀なくされたばかりか、ほぼ毎年地元で行われている賞金王決定戦にも昨年は出場できなかった。

さらに今年度から賞金が12.5%カットされたが、「G1コレクター」とも称された松井にとって、G1の大幅賞金カットは非常にショックだった。

「もうこうなったら、G1で勝ち続けても賞金王には出られへん。やはり、一発でかい(SG)のを狙わんと。」

といっていた矢先、昨年フライングで散ったオーシャンカップでは堂々押しきり。しかしながら、「王者」と称される松井がSGを制覇したのはこれが5年ぶりであった。さらに松井にとって、毎年賞金王決定戦で勝つことを目標としているため、これを勝たねば本当にSGを制覇した気にはなれないという気持ちで挑んだ。

今回のシリーズでは1・3戦目はインから押し切り、6コースに回った2戦目も3着に食い込んで堂々1号艇をゲット。

しかし松井は過去にSG優勝戦での1号艇というのは失敗も多く、今年も全日本選手権で1号艇をゲットしながらもスリットで遅れ、結局最下位という屈辱の成績に終わった。

相性がいいとはいえないSG優勝戦での1号艇だったが、今回は見事に押し切った。7年ぶりの決定戦制覇。そして、賞金王も7年ぶりに確定させた。

「来年はSGを3回勝つ」

と公言した松井。G1コレクターからSGコレクターへ。「王者」の走りはまだまだ来年以降も続く。そう体現した今年の決定戦での走りではなかったか。

坪井はグランドチャンピオン決定戦を制覇してからすっかりSG優勝戦の常連となり、今回も落ち着いて捌いて2着をキープ。瓜生も中村に艇を煽られながらもよく立て直してきた。

ちなみに今回の決定戦の売上げは約226億円と目標の225億円を上回った。最近は不振が続く競艇SGの売上げだが、今シリーズは賞金王シリーズ戦も通じてフライング事故が1本もなかったことがやはり大きな要因となった。

事故をなくせば売上げ向上にも繋がる。来年もまた、こうした傾向を持続してもらいたいものである。

また賞金王シリーズは赤岩善生が1周1マークで服部幸男に差し込まれながらも2マークで逆転。「番外的」なSG戦とはいえ、SG初優出初優勝を飾った。


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スーパースター王座決定戦回顧

2006-12-25 00:05:04 | 大レース回顧集

今年のスーパースター王座決定戦は下記のメンバーで行われ、試走タイムは次のとおりであった。(いずれも3.○○。○○のところだけ明記。)

1 荒尾  聡 27

2 伊藤 信夫 26

3 池田 政和 24

4 田中  茂 23

5 浦田 信輔 25

6 木村 武之 26

7 佐藤 裕二 26

8 東小野正道 25

田中がやはり23という時計を出してきた。前売り段階では池田のほうが人気があったが、試走後にはやはり田中を中心に売れることになった。

スタートは東小野、伊藤が大きく立ち遅れる一方で、早くも木村が1周目1角先頭の荒尾を捉えにかかる勢い。さらに池田、佐藤も速攻に出るも、佐藤は池田と接触して大きく後退。田中は前の動きをじっと見て4番手につく。

残りあと9周手前で早くも木村が荒尾を差し込んだが、池田がさらに木村を差して、残りあと8周の時点で池田が先頭。しかし差し込まれた木村はさらに池田を差し返しにかかろうとした3周回3角付近で、池田の後輪を当て、池田共々落車するというアクシデント。

2人がいなくなったことで、既に3周回の時点で荒尾を交わして3番手にいた田中が「満を持して」先頭。そしてこれまた道中の動きをじっと見ていた浦田が5周回目に荒尾を交わして2番手に浮上し、田中を追い詰める。

先頭に立っていた田中だが、オートレースGP、日本選手権の優勝戦のときのような機力にはなく、試走で02ほど負けている浦田がヒタヒタと田中を追い詰める。また、一旦は後方においやられた佐藤が荒尾にヒタヒタと迫って3番手を伺う。

それでも、道中のリードを田中が守りきってついに史上4人目となるSG 3連覇を達成。この大会を優勝すればグランドスラムだった浦田は2着。そして3着には最終周回で荒尾を交わした佐藤が入った。

実況の堂前アナが、

「落車さえなければひょっとすると今年一番のベストバウトになっていたかもしれない。」

と後述したが、序盤は本当に熾烈なトップ争い。

インから行った荒尾、そして外から荒尾を叩きに行った木村、さらに同じく行った池田、佐藤と、とにかく田中茂を破るためには速攻が肝心とばかりに、悪い言い方をすれば10周戦にしては明らかに、「落ち着きのない」レース展開となった。

しかしながら前方の動きは明らかに初手からスロットル全快モード。そんな中、田中は道中の動きをしっかりと見極め、池田と木村が相互に落車した際には「あっさり」と先頭を奪い、そのまま押し切った。

今シリーズはトライアル2走とも2着。いずれのレースも「田中包囲網」といったレース展開に遭遇。さらに恐らく今年のオートレースの中では「ベストレース」ともいっていい、3日目のトライアル戦では、スタートで立ち遅れた荒尾聡に「捌かれる」という屈辱まで味わい、前2回のSG戦とは違い、ひょっとすると今回は田中は負けるかも、という見方をしたファンも少なくなかったと思う。

しかしそんな「包囲網」のレースにおいて、田中は厳しいマークに遇いながらも、最後にはきっちりと圏内へと持ってきた。さらにいえば、2日目に田中を破った伊藤信夫は4日目には惨敗を喫してしまった。

前にも書いたが、田中を1開催で二度破ることは本当に難しい。荒尾もあっさり道中捌かれていた。

そして恐らく、木村と池田が落車していなくても、10周に亘って全速スロットルの状態には恐らく行かないはずであり、そうなると田中は8周目あたりで抜いていたかもしれない。

一方で今回のスーパースターは田中にとって本当に厳しい戦いとなったことは事実であり、とりわけトライアル戦ではスタートで後手を踏むケースが目立った。

来年はますます田中包囲網が厳しくなる。今回のスーパースター戦はトライアルも8周戦だったから最後はうまく圏内へと飛び込めたが、6周戦となると道中捌けず、といったケースも出てくるかもしれない。となると、やはりスタートの出を今後は今以上に良くする必要性がある。

それでも来年もまた、田中主導のオート界は変わらない。史上初の「年間SG全制覇」まであと2開催といってもいいのか?

いずれにせよ、田中はスタートの出さえうまくこなせば、来年はもっともっと強くなるような気がする。

浦田もまた、前段の落車に助けられた印象が強かったが、田中の番手に入った後は、むしろ足色は田中よりも良かったほど。 トライアル緒戦では24の試走時計をマークしながらも木村に抜き返されたことから、エンジンの回り足をよくする方向で整備しなおしたのかもしれない。また、それが結果的には田中を最後まで追い詰める要因にもなった。

佐藤の3着は本当に健闘したといってもいい。初手で大きく怯まされると、その後の周回ではまず挽回不可能な情勢となるのに、荒尾を最後逆転しての「銅メダル」は価値がある。

毎年ホームバンクで開催される王座決定戦だが、最弱・川口からは決まって毎年、地区第一位の選手が出場するのみ。今回も川口勢は佐藤ただ一人の出場となったが、何とかその面目だけは保たれたのでは。しかし来年は地区1位というだけでなく、ポイント上位、もっといえばSGを優勝して出場してほしい気がする。

最後に今年の大会を振り返ってみて、決定戦はいささか残念な内容にはなったが、トライアル戦は4戦全てすばらしい戦いであった。

とりわけ前にも述べた3日目は恐らく公営競技全般を見渡しても「レースオブザイヤー」に値するものとさえ思われるが、田中茂という抜きん出た存在を中心として、何とかその田中を打ち破ってやろうという意気込みを持つ選手が多いという表れなのかもしれない。レース面は本当に面白いオートレース。あとは何とか中央団体の手によって、人気拡充策を図ってもらいたいものだ。

(追記)

落車した池田と木村は、客が目の前で「わめき散らしていた」ことにかんがみ、何度も、

「申し訳ありません」

って謝っていた。はっきりいってこんな光景、はじめてみた。

2人のその態度を褒めたい。そしてまた、大きなチャンスが訪れることだろう。

コメント (9)
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有馬記念回顧

2006-12-24 17:58:25 | 大レース回顧集


第51回有馬記念は4・ディープインパクトのラストランとなり、約12万人のファンで埋め尽くされた中山競馬場で行われた。

単勝1番人気はもちろんディープインパクトで1.2倍。2番人気は過去1度として3着以内を外したことがない3・ドリームパスポートで13.1倍、3番人気はG1を連勝中の5・ダイワメジャーで15.1倍だった。

真っ先にゲートへと誘導された6・スイープトウショウがゲート入りを嫌がり、最後は池添騎手が尻尾をつかんだままゲート入りさせる。

スタートで、ゲートになかなか入らなかったスイープトウショウが大きく出遅れ。注目のディープインパクトの出はまずまずで、後方から3頭目で競馬を行う。

前のほうに目を移すと、予想通り、10・アドマイヤメインが先頭に立ち、ダイワメジャー、8・メイショウサムソンが2番手グループ。さらにその後ろに2・デルタブルース、1・ポップロックの豪州帰り勢が続き、ドリームパスポートは内々を通り中団から。その後ろに7・コスモバルク。そして、ディープインパクトは上述どおり。その後ろにスイープトウショウ。

2角あたりで、アドマイヤメインが10馬身ぐらいの差をつけるが、向正面~3角あたりで後続も追い出しにかかり、3~4角で一気に差が縮まる。そして外から一気にディープが追い出しにかかった。

まずはコスモバルクを交わして4角へ。そして直線半ば、一気に前団を飲み込んであとは独走状態。「最後の飛び」を披露して、2分31秒9のタイムで優勝。そして、シンボリルドルフ以来史上2頭目の「七冠馬」を達成した。

2着にはこれも直線半ばでダイワメジャー以下を交わしてポップロックが確保。しかしディープとの差は3馬身あった。3着争いは、直線で少々行き場を失いかけたドリームパスポートがよく突っ込んではきたが、ダイワが何とか退けた。

さてディープインパクトについては最後に触れるとして、2着のポップロックは豪州で見せた後方待機策とは一転。今回は前々の競馬をし、ディープにはかなわなかったものの、この馬の持ち味であるお終いの切れ味を如何なく発揮した。また、有馬記念は滅法強いペリエの騎乗ぶりも光った。

ダイワメジャーは最後はやはり距離の壁があったかな、とは思ったが、いつもの通り、逃げる馬の番手にとりつき、しぶとい競馬を見せた。

ドリームパスポートは道中じっと我慢の競馬となったが、前のコースがなかなか開かず、直線でこそ伸びてきたが、先にスパートされたポップロックはおろか、ダイワメジャーさえ交わせずついに複勝圏内を外す4着。メイショウサムソンは不利がいささか応えた形で5着だった。

そしてディープインパクト。

スタートはいつものパターンで出たし、道中も気持ちよく走っていた。そしてメインのリードがなくなった3~4角で早めのスパートをかけ、最後は本当に気持ちよく「飛んでいた」。これが引退レースというのは本当に勿体無い限り。

パドックでは少々チャカつき加減なところを見せていたが、尻っぱねをすることもなく、NHKで解説を担当した小島太調教師が、

「今までの中で今回が一番いい。これで引退させるのは勿体無い。」

と惚れ惚れするようなコメントを連発。

レースに入っても、精神的に大人に漸くなったというのか、いつどこからでも武豊騎手がGOの合図を出しても行けるだけの気合ぶりであった。

私も四半世紀ほど競馬を見てきたが、これほどの性能を持った馬をはじめてみた。

とにかく、デビューしたときから次元が違う走り。しかしながら3歳に入ってからも精神年齢ではまだ他の馬と比較して2歳馬ではないか、というような落ち着きのないところを見せていたので、確かに日本ダービーまでは性能だけで勝てたが、成長の進化を問われる三冠最終戦の菊花賞では果たしてどうか、とさえ思われた。

確かに菊花賞は国内で戦ったレースの中では2着に終わった有馬記念を除けば一番厳しいレースを強いられ、逃げるアドマイヤジャパンを交わすのに一苦労した。そのレースは私も現場で見ていたが、まだディープが3~4角で中団あたりぐらいだったことから、

「ディープ来てくれ!」

というような悲鳴に近い声まで飛んでいた。

ひいては菊花賞の劇走がたたって有馬記念は「飛べなかった」という印象が強い。一方で、シンボリルドルフ以来史上2頭目の無敗の三冠馬を達成するということがいかに難しいことなのか、ということも有馬記念の初黒星のシーンを見て思ったものだ。

だが4歳に入るとディープはすっかり精神面で成長を遂げ、課題だったスタートの出の悪さもほとんどなくなった。

春の天皇賞、宝塚記念といずれも3~4角という、京都では「ゆっくりと下らねばなりません」という杉本清さんの名台詞もどこへやら、といった感じでそこからスパートをかけて圧勝したし、凱旋門賞でも上記2レースのようなレース振りならば多分、勝てるのではないか、とさえ思った。

しかし凱旋門賞では、薬物云々の話はさておき、体調的によくない状態での出走となり、また、ついに「飛ぶ機会」がないまま3着入線と敗れた。

だが、色々な雑念が交じり合ったジャパンカップ、そして有馬記念ではいつものように「飛び」、ついに「七冠馬」を達成した。

当初は凱旋門賞敗戦後に、池江調教師も武豊騎手も、

「来年また凱旋門賞へ出走させたい」

とリベンジを期していた。しかし金子真人オーナーは、恐らくゴドルフィンらの「影」が見えていたのか、シンジケートを既に水面下で組んでいた手前、引退へと踏み切らせた。思うに金子オーナーとすれば、凱旋門賞の「敗戦」が逆に引退表明としては一番タイミングがいいときだと考えたのではないか。

もし本当に引退を撤回するようなことがあれば、ディープインパクトには、凱旋門賞どころか、キングジョージさえ狙わせたほうがいい、というぐらいの今日の有馬記念における走りであった。そして恐らく、ディープインパクトのような馬はしばらく日本のみならず、世界でさえ出て来ないだろう。

残念ながら海外G1制覇という勲章がないままターフを去るが、その夢は仔に託すということであれば、ディープインパクト伝説はまだ終わらない。とにかく、「夢のような馬」だったディープインパクト。本当に、いついつまでも忘れることができない、永遠の名馬だろうね。

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中山大障害回顧

2006-12-24 00:01:09 | 大レース回顧集

今年の中山大障害は、昨年の覇者・テイエムドラゴンと、京都の春秋重賞連覇を果たし、出走していれば間違いなく大本命に推されていたであろうスプリングゲントの2頭がいずれも屈腱炎で戦線離脱し、混戦ムードとなった。

そんな中、昨年同レース2着、前走の東京・秋陽ジャンプSを快勝した11・メルシーエイタイムが3.1倍で1番人気。2番人気は今年1月の牛若丸JS、2月の淀JSを勝ちながらも、秋に復帰してからは平地を2走しただけで、久々の障害レースとなった3・マルカラスカルで6.0倍、3番人気は小倉サマージャンプの覇者、9・フミノトキメキで6.3倍、4番人気は3回連続2着の7・アグネスハットで6.9倍、5番人気は前走のイルミネーションJSを勝った15・クールジョイで8.7倍、6番人気は16・テレジェニックで9.8倍。10倍以下の単勝オッズは以上6頭であった。

スタートはマルカラスカルが出て、1・ローレルデフティー、クールジョイ、テレジェニックあたりが2番手グループ。アグネス、フミノあたりは中団もしくはやや後ろ目、そしてメルシーは後方から2頭目の競馬。

最初の難関・大竹柵は全馬無事飛越を終えたが、マルカはここで一息つける。しかしほとんど馬順は変わらず、次なる難関・大生け垣障害を迎えるが、ここで13・メジロアービンが飛越はしたものの、そのあとバランスを崩して落馬した。しかしここでも馬順はほとんど変わらずマルカは快調に逃げる。

展開に動きがあったのは最終障害を終えた3~4角あたり。バンケットの下りで後方待機策だったメルシーが一気に勝負をかけ、これにアグネスも追随。しかし後方での動きを見るや、マルカはさらにスパートをかける。

直線に入って逆にメルシーの脚色は一杯となり、マルカがどんどん引き離す。最後はメルシーに6馬身の差をつけ圧勝。2着はかろうじてメルシーがアグネスを抑えて確保した。

3歳時には、ユニコーンS、北九州記念といった平地重賞にも出走したことがあるマルカラスカル。

昨年12月に障害入りしたが、緒戦は後に阪神JS、東京JSと重賞を連覇するコウエイトライに敗れ3着に終わった。

しかし2戦目からは3連勝し、とりわけ丁度1年前の阪神未勝利戦は2着に2.9秒差をつける大楽勝。オープンに入っても連勝し、一躍障害界のホープとも思われたが、2月の淀ジャンプSを走った後に休養し、復帰後はなんと平地の1000万円下を2回走っていた。

しかしながら、瀬戸口調教師陣営は、逆に重賞などでコンスタントに活躍していたノボリハウツーを回避させ、この馬に勝負をかけた。その決断が見事に実った形となった。

それにしても今回は完璧なレース運び。 メルシー、アグネスといった人気どころがいずれも中団ないしその後ろからの競馬になったことも幸いしたが、やはり、平地の重賞を2回走った経験は伊達ではなく、直線に入ると桁違いのスピードを駆使した。

テイエムドラゴン、スプリングゲントの2頭が長期戦線離脱となったときには果たしてこれに変わりうる障害のスターが出現するかと思われたが、どうやらこの馬がその穴を埋めてくれそうだ。

ところで瀬戸口調教師はひょっとするとこれが最後のG1制覇となるかもしれない。

メルシーエイタイムは後方待機策を取り、最後の末脚にかけたが逆にマルカに突き放され、昨年に続いて2着。アグネスハットは勝負どころで先にメルシーに行かれたことが誤算だったか。


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元「チームT」

2006-12-23 11:29:25 | 競馬

スポニチアネックスより

有馬直前に「特別模範騎手」が非行

 ディープインパクトの引退などで盛り上がる競馬「有馬記念」(24日、中山競馬場)を2日後に控えた22日、日本中央競馬会(JRA)の大物騎手の不祥事が発覚した。藤田伸二騎手(34)が飲食店の従業員に暴行したとして、滋賀県警草津署に事情聴取されていた。今年は有馬記念での騎乗馬はなかったが、JRAは23、24日の騎乗を停止とした。

 藤田騎手は21日午前1時半ごろ、滋賀県栗東市安養寺の飲食店で、男性従業員に暴行した疑いが持たれている。草津署の調べによると、仕事関係者と酒を飲んでいた際に、男性従業員の接客態度に腹を立て、平手で右ほおを1回殴った。

 従業員にケガはなく、藤田騎手は、同署の調べに「間違いありません」と容疑を認めている。酒に酔っている様子だったという。同署は、年明けにも書類送検する方針。20日午前は、栗東トレーニングセンターで、騎乗馬などの調教を担当していた。夜になってから飲みに出たようだ。

 JRAは「重大な非行があった」と判断。日本中央競馬会競馬施行規程第127条第4項により、25日以降に開く裁定委員会が処分を決めるまで騎乗停止とした。有馬記念の騎乗馬はなかったが、23日と24日は阪神競馬場で計19レースに騎乗予定だった。

 藤田騎手は北海道出身で、栗東トレセンに所属。96年にはフサイチコンコルドで史上2番目に若い24歳で日本ダービーを制するなど、これまでにG1を9勝。有馬記念は97年にシルクジャスティスで制覇した。

 競馬界“一年の走決算”を目前に大物ジョッキーが起こした不祥事に、JRAも困惑。報道室広報部は「このようなことが再発しないよう、中央競馬にかかわる関係者はさらなる注意喚起を行っていきたいと思います」としている。


ところで藤田といえば5年前に覚せい剤所持等で逮捕され、ひいては競馬界から追放されたT元調教師の「子分」で、

「チームT」

の一員としてTの管理する馬に優先的に騎乗していた。そんな流れがあったことから、藤田という騎手についてはこんな評もあったとか。

「特別模範騎手」とはいっても藤田の態度は他の騎手等の話を聞くと、割と傲慢というか、そんなところがあるいうことらしい。

それにしても午前1時って、ジョッキーは朝が早い職種というのにそんな時間に飲んだくれていていいものなのか?

ま、略式起訴という形で刑事罰は済むとは思うが、しばらく騎乗させないほうがいいね。

コメント (6)
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累積債務は一体いくら?

2006-12-23 00:04:23 | 競馬

 来年度から帯広市単独開催となるばんえい競馬について、撤退する旭川、岩見沢、北見を合わせた4市負担の今年度末時点の債務額は約50憶円に上ることが21日、分かった。累積赤字は約39憶円と想定内にとどまったが、北海道市営競馬組合の解散に伴って競馬関係者への補償などが発生するため、「債務はさらに数十億円膨らむ可能性がある」との見方も出ている。

 同組合の正管理者である旭川市が同日、明らかにした。それによると、05年度末までの累積赤字は31億円3600万円で、今年度分は赤字8憶円強(推定)となった。これに▽長期契約リース機器の残債務約6億円▽同組合職員への退職金約4億円――を含めると約50億円に達した。旭川市の吉永克己農政部長は「大変な数字。ズルズルと開催を引き伸ばしてきた結果、こうなった。正管理者として清算業務は責任を持ってやる」と述べた。

 このほかに4市が負担するのは、調教師、騎手など競馬関係者らに「見舞金」の形で出す生活補償費と、競馬場所有者に対する施設補償費など。補償交渉を控え、算定基準は明らかにされていないが、競馬関係者への補償費だけで十数億円ともされ、4市の支出総額は「最終的に80億円近くになる可能性もある」(同部)という。

 4市とも50億円については新年度の当初予算に計上、残る未確定部分の債務については補正予算に回す方針。【渡部宏人】

これはこれは「大変」な事態。

ばんば程度の開催規模で80億円にもならん債務が発生しているというのは異常というしかない。馬主会、調騎会は即座に監査請求を行うべし。

赤字分は何とか「想定内」で収まったということだが、はっきりそういえるのか?後で倒産企業みたく、

「これも出てきた、あれも出てきた」

なんてことにならないだろうな。

とにかく、残務整理をきちんと行わない限り来年度の開催はやらないほうがいい。当初はGW前の開催が予定されているという話であったが、先延ばししてもいいから、とにかく清算についてはきっちりと行い、そしてきっちりと監査報告書を公開すること。

そもそも仮死状態に陥っていたばんばを救ったのはファンとかそれら有志一同なんだからな。つまり、草の根レベルにおける動きがばんばを救ったということ。

だとすれば、カネのことについては本当に皆が分かるような形で公表しなければならない。でないと来年はあっても再来年はないかもしれないぞ。


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中央競馬この1年

2006-12-23 00:02:09 | 競馬

A 「さて中央競馬も今年は残すところあと2日のみ。最後は何といっても有馬記念で、ディープインパクトのラストもまたやはり「飛ぶのか」という期待が高まっているが、その前に今年の中央競馬を振り返ってみよう。」

B 「まずはディープインパクトから行くか。始動は阪神大賞典から。ここでは問題なく勝って続いて春の天皇賞。」

A 「しかしながらこのレース、ディープは上がり33.5秒だったよ。長距離の天皇賞で33秒半ばの上がりってこれまで見たことがない。しかも坂の下りでスパートをかけたからなぁ。」

B 「リンカーンもよく追ってはきたんだが、明らかに性能が違いすぎた。ディープがいなければリンカーンも勝ってたレースだったのにな。」

A 「そして、ディープ伝説を一層際立たせたのが次の宝塚記念。何せ終日雨が降るコンディションだったし、果たして「飛べるのかな」と思ったファンも少なくなかったはず。しかし。」

B 「はっきりいって、天皇賞以上に強かった。3~4角でディープが上昇していったとき、場内から大きなどよめきが聞こえたもんな。結果は当然「圧勝」。これでもう国内でやるレースはない、あとは凱旋門賞制覇あるのみ、と思ったが・・・」

A 「その凱旋門賞だが、欧州の競馬マスコミは、「ディープをなぜ前哨戦で走らせないのか?」という疑問の声も上がった。しかし陣営は、そのような声に耳を貸さず、ぶっつけで凱旋門賞出走を決意。そして。」

B 「道中はうまく乗っていたような気がしたんだが、いつものディープではなかったね。フットワークが直線に入っても重い。するとレイルリンクに先に交わされ、さらにプライドにまで交わされた。しかしながら思うに、ディープの力からいって、直線で勝負をかけるよりは、フォルストレートで追い出し、直線に入ってビューンというような競馬をさせたほうがよかったのではないかとも思ってしまう。」

A 「ま、それが「できなかった」のは後述するが、「あの件」が絡んでたのかもしれない。」

B 「ジャパンカップは最後方からの競馬だったが、このレースも雨降りのコンディションながらも最後は「飛んで」一蹴したね。これで六冠を達成。あとはシンボリルドルフに続く「七冠馬」を達成するのみ。」

A 「ま、ハーツクライもいなくなったことだし、可能性としては高いね。しかし競馬だたら何が起こるかわからないが。さてハーツクライだが、こちらもよく頑張ったといえそう。」

B 「ハーツクライはとにかく今年の最大の目標はキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドSと決めており、3月のドバイシーマクラシックはその前哨戦に位置づけられたが、完勝だった。」

A 「このレースは、欧州年度代表馬のウイジャボードや、今年の香港ヴァーズを勝ったコリアーヒル、さらにG1 5勝の名牝・アレクサンダーゴールドランなどが出走していてメンバー的にはなかなかの面子が揃ったけど、スタートからハナに立つと、道中ラクをさせ、追い出してからは他を大きく突き放したね。これらの面々でこの競馬ができるんだったら、キングジョージもかなりチャンスがあると思ったが。」

B 「キングジョージには昨年の凱旋門賞馬・ハリケーンラン、ドバイW杯覇者のエレクトロキューショニストも参戦し、「3強対決」とも見られ、一時は先頭に立ったんだが。」

A 「ま、ハリケーンの地力に最後はしてやられた、というところか。しかしレースの中身自体は大変興奮した。この時点では来年のキングジョージにまた挑戦すると橋口調教師は言ってたし、ジャパンカップでも打倒、ディープを期待されたわけだが。」

B 「喘鳴症じゃ仕方ないよな。但しハーツについては種牡馬での期待が大きい。何せ国際G1制覇はディープでさえ果たせなかったんだから。ひょっとするとハーツのほうがディープよりもいい仔を出すかもしれない。」

A 「さて3歳戦線だが、牡馬ではメイショウサムソン、牝馬ではカワカミプリンセスという強い馬が現れた。」

B 「サムソンはまさに根性の馬で、皐月賞の前哨戦のスプリングSではドリームパスポートを抜き返し、皐月賞ではドリームの猛襲を退けた。そして日本ダービーでは逃げるアドマイヤメインを直線半ばで捕らえて完勝。秋緒戦の神戸新聞杯も内容自体は悪くなかったし、三冠馬は濃厚と見られたが。」

A 「しかしながら菊花賞では、アドマイヤメインがガンガンハイペースで飛ばしたばかりか、サムソンは宿敵・ドリームにぴったりとマークされ、さらに後方一気のソングオブウインドに追い込まれてしまった。まさにサムソン包囲網にかかってしまい、この馬の持ち味がまるで発揮できなかった。」

B 「カワカミプリンセスはデビューが遅くて桜花賞には間に合わず、オークストライアルのスイートピーSを勝って漸く本番への出走にこぎつけたわけだが、その本番では、道中じっと我慢して直線半ばで抜け出して、ミスオンワード以来49年ぶりの無敗のオークス馬の誕生となった。」

A 「秋華賞でも3~4角でおっつける形の競馬でかなり内容的には厳しいものとなったにもかかわらず勝って全勝をキープしたし、エリザベス女王杯は外回りコースになるから、まずこの馬で問題ないと見られたが。」

B 「1着では到達したが、やはり本田騎手もムリをしたと言ってたね。まさかの形で全勝記録が途絶えてしまった。」

A 「ダイワメジャーが秋の天皇賞マイルCSと連覇したが、この連覇はニッポーテイオー以来19年ぶりの快挙だったそうだ。」

B 「この馬は最後の決め脚はないが、道中好位置を回ると絶対に崩れないね。そして着差はそんなに広がらないんだが、結果的にこの馬には勝てない、という話になってしまう。ダンスインザムードがとうとうこの馬には一度も先着できなかったが、ほとんど差のない競馬ばかりだった。」

A 「他を振り返ってみてどうだろう?」

B 「そうだね。阪神ジュべナイルフィリーズを勝ったウオッカ。この馬は相当に強い馬になりそうな気がしたね。アストンマーチャンの早めのスパートを長いストライドで一蹴したし、2歳牝馬にしては上々すぎる走り。朝日杯に出ていても勝ってたかもしれない。」

A 「安田記念スプリンターズSは外国勢にやられてしまった。特にスプリンターズSは2年続けて外国勢の勝利。JRAが「根幹」としているといってもいい短距離戦線だが、逆に外国勢にさらわれる結果となっては、今後も気になるところ。」

B 「スプリンターのレースはとにかく逃げる馬が育たないことには勝つのは難しいだろうね。ところが今、日本の馬にはそういったタイプがいない。差す競馬でばかり決まってしまっていたんでは、今年のテイクオーバーターゲットみたいな馬が出てくるとちょっと厳しいだろうね。」

A 「1861年創設で、豪州ではこのレースの開催日には国の動きを止めてしまうとも言われる南半球最大のレース、メルボルンカップに2頭の日本馬が参戦したが、なんとワンツーを決めた。」

B 「デルタブルースは日本では少々スランプに陥っていて、春の天皇賞でも惨敗を喫したが、環境的にも豪州はあっていたのかもしれない。コウフィールドカップでも差のない3着だったし、メルボルンCではスタートからポンといって最後までレースを牽引してたからね。それにしてもよく勝ったよ。」

A 「ポップロックもものすごい脚を繰り出してきたし。何せ、このレースは外国勢は全く歯が立たないレースとして名が通っていた。それなのに日本勢ワンツーだからなぁ。快挙といっていいな。」

B 「さてディープインパクトの禁止薬物使用の件について触れたいと思う。結果的にディープは失格、池江調教師には最高額となる罰金刑が課され、結果的に2ヶ月にも及ぶフランス滞在とは何んだったんだろう、ということにもなったわけだが。」

A 「ま、理由もはっきりいって釈然としないし、そもそも、イプラトロピウムの体内残留期間については事前に現地の医師から支持を受けていたというんだろ。某週刊誌が、「あれは故意にやった」という記事を書いていたが、そう取られてもおかしくあるまい。」

B 「とにかく、凱旋門賞の2週間前あたりからディープのコンディションは最悪の状態となり、このままでは日本へとんぼ返りするだけになるかもしれない、というような形になるかもしれない恐れがあったということも考えられたし、苦肉の策として、イプラトロピウムを投与し続ける他なかったのかもしれないな。」

A 「それと禁止薬物使用にかかる解釈の違いというものについても考えられさせた。しかし、イプラトロピウムも、体内残留期間外であれば別にフランス国内においても使用してもいいという理屈も成り立つ。確かドバイワールドカップにおいて2着に入ったブラスハットが体内残留期間以前に使用をやめたにもかかわらず陽性反応が出た件もあったが、ブラスハットの場合は環境の変化によるところが大きいとされている。2ヶ月間も滞在していればその地になじめているはずであり、どう考えてもいまだ「匂ってくる」。」

B 「とにかく、馬には何の責任もない。悪いのはスタッフ。明らかに日本競馬界に汚点を残したという点において、今後も他山の石とせねばならない出来事だった。」

A 「あとは降着の件について触れてみようか。エリザベス女王杯で、カワカミプリンセスがJRAのG1レースとしては91年の秋の天皇賞のメジロマックイーン以来、15年ぶりに1着入線馬が降着となった。」

B 「ま、ヤマニンシュクルが完全に立ち上がる状況になってしまったし、降着は仕方ない。しかしながら、それ以前にも「取らねばならない」レースはあったよな。」

A 「ついこのレースの前に行われた秋の天皇賞では、勝ったダイワメジャーがスタート直後にサクラメガワンダーの内田博幸騎手を完全に煽らせていたシーンがNHKで何度もリプレイ放映されたし、4年前のNHKマイルカップのテレグノシスについてはタイキリオンを落馬寸前にまで追い込んだ。」

B 「でも、そうしたことがあっても降着にはされなかった。ところが実は直前に行われた川崎のJBCでも、マイル・クラシックともに1着馬が審議対象となった。クラシックでは、被害を受けたとされるマズルブラストの酒井忍騎手が、「岩田!狭い!」と道中警告したという話まで出た。」

A 「となるといよいよ?追い詰められていた、ということか?一方でJRAの裁定については、特定の騎手に対してかなり取るか取らないかで差があるという話も聞くが。」

B 「ま、そのようなことはないとは思うんだが、とにもかくにも、ダメなプレーをやった場合については絶対に許しちゃいかんよ。ところでエリザベス女王杯の裁定については概ねファンは評価していた。つまり、「ああ仕方ない」といったものだった。以前なら、「暴動が怖い」などと考えるふしもあったんだろうが、ダメなものはダメ、と毅然とした態度で接していれば何ら問題ない。したがって、判定については客の顔をうかがうみたいなことは絶対にするな、ってことは改めて強調しておきたいね。」


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またオートレースがさらうのか?

2006-12-22 18:48:42 | オートレース

本日行われたスーパースター王座決定戦トライアル戦は見ごたえ十分の一戦であった。

http://www.autorace.or.jp/archives/kaiko/2006/1222-ss-trial-3day.html

初手はなんと7番手だった荒尾聡は、4周回目になんと田中茂らを交わして一気に3番手に上がり、5周回目には佐藤の番手にとりついた。

そして6周回目。すぐ後ろに控えた岡部の動きを完全にブロックした上でついに佐藤を交わし先頭。そしてあとは後続を離すだけ。

しかし2番手争いもなかなかに熾烈。

他選手からのマークが厳しい田中茂は、4周回目に荒尾に交わされたときには岡部にも抜かれて6番手あたりまで後退したというのに、さらにその後立て直して漸進。荒尾には届かなかったものの、中盤における絶対絶命のシーンを覆して2着を確保。ついにこの時点でポイントランキング暫定トップに立った。

http://www.autorace.or.jp/special/sg_race/2006/super_star/ss_point.html

また、佐藤の道中の動き、岡部の捌きにも十分な見ごたえがあり、さらに初手の浅香のスタートの出や、山田がそれを叩いて出るといったレースぶりはまるで優勝戦のような内容。

と考えると、今年もまたまた、レースオブザイヤーはオートレースになってしまうのかな?と思った次第。

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噂の「バズーカップ」、新年早々登場

2006-12-22 09:13:04 | オートレース

ついにこの話題を当ブログで取り上げることになった。

この人の話といえば、よがさんがまさしく「第一人者」?ともいえそうで、なんと「バズーカップアナ」が週刊ポストに掲載されたとき、一気にアクセスが上昇したそうだが、

http://toyotei.blog65.fc2.com/blog-entry-247.html

何せ首都圏での仕事が主だというのに知名度はほとんどなし。しかし、「スイカップ」以上の衝撃度であることは間違いなく、週刊ポストは再三に亘り別府彩嬢に、

「グラビアを飾ってみませんか」

とアタック。

当初は、

「いきなり言われても困ります。」

と肘鉄を食らわしていた別府彩嬢もついに「降参」し、現在発売中のポスト新春特大号では1シーンだけ登場。そして年明け、1月4日発売号ではついに「全編」(なわけないやろ)?「バズーカップ」で悩殺する予定だそうだ。

ま、別府嬢といえば、オートレース中継を見ている人ならば、あの「でかさ」に誰もが翻弄され、ついつい私も別府嬢が出てくると、先に目線を「真ん中」に合わせてしまう始末。ま、確かに「スイカップ」どころの話じゃない。

もともと別府嬢の存在を知ったのは週間レースで、当初は低迷続く船橋オートの「救世主」なる触れ込みであったが、今年4月、前川口オート中継のアシスタントであった長原の玲子ちゃんがやめることになって、後任として川口オート中継に出演するようになった。

現在行われているスーパースターフェスタ中継にももちろん出演中。本人はその部分をできるだけ「隠そう」という衣装で登場しているんだが、やはり「バズーカップ」なだけに、どうしてもその部分がはみ出てしまうんだよなぁ。

しかしながら別府嬢は本当にオートレースに精通している。はっきりいえば、一人で十分切り盛りできるだけの知識を持っている。いささか低いトーンのしゃべりも落ち着きを感じさせるし、そのあたりも是非ともご覧いただければと思っている。

川口オートライブはこちらから。

http://www.autorace.or.jp/netstadium/ns/Live/Display/?p=2

ま、最初に目が行くのはどうしても、「あそこになって」しまうが。

ところで別府嬢にはいずれ、ここにも登場してもらいたいね?

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KEIRINグランプリ06、枠順決定

2006-12-22 00:21:09 | 競輪

30日に京王閣競輪場で行われる競輪界の大一番、KEIRINグランプリ’06の枠順決まる。

KEIRIN.JPより

 
【1】山崎芳仁 (福島・88期)
【2】後閑信一 (群馬・65期)
【3】吉岡稔真 (福岡・65期)
「1番車が縁起良いですね。高松宮記念杯も1番車だったので。京王閣は記念でも優勝できたし、相性も良いですね。グランプリは狙っていたというより、たまたま乗っちゃったっていう感じです。年末くらいになると脚もだいぶ良くなってくるから、今はもう万全です。自分の持ち味を出して頑張ります。僕は小さい競走はしないので、先行で自分の力を十分に発揮して、魅せる競走で頑張りたいと思います」
「自分の中で2番という車番は一番好きな車番で、自分が競輪選手になりたいと思ったのは、僕が競輪を見てて2番車の強さに憧れてというか、一番2番車が強かったんで、それ以来2番車に乗ることというのは凄く嬉しいんです。〔そんなに黒いのはなぜ?と言う質問に〕自分は家に日焼けマシーンがあって、練習の後に入って焼いています。練習した後、シャワー浴びる前に日焼けマシーン入っているので、黒いということはそれだけ練習しているということです。最近、有坂さんが日焼けマシーンを買ったみたいで、今回は負けねーぞって思って、一杯練習して焼いてきました(笑)。京王閣の相性は、10月の記念の時に合志君に突っ込まれて、転んでしまったんですけど。自分は良いイメージでグランプリで走れると思っていましたが、最後に転んでしまって、調子を崩してしまいました。でも、今は凄い伸びが今までにないくらい良いですね。グランプリは手島君に前を任せます。この1年間手島君を見てきたんですけど、安定性とか日本一だと思っているんで、凄く手島君が乗ってくれたおかげで、心強くできると思います。落車は絶対にしないようにゴールまで走ります。去年、幻のガッツポーズをしてしまったんで、今回は本当に1着になれるように頑張りたいと思います」
「まぁ10回も出させてもらってますので、グランプリは特別ですけど、あんまりプレッシャーはないと思います。昔、優勝した時の感触を掴めるように努力してきたつもりなんで、頑張りたいと思います。車番はダービーと一緒なので、ゲンが良いですね。レースから遠ざかることは、多々あったんで、コンディションの方はバッチリです。近況の調子は、グランプリという大きな舞台だし、自分としては悔いを残した状態で臨みたくなかったので、自分の作ったスケジュール通りトレーニングをして臨みたいなと思っていたので、その結果がこういう形(長期欠場)になったと思います。作戦は、九州3人でいろいろ話したんですけど、まだまだ流動的に考えて走りたいと思っているんで、並びは前検日までに決めたいと思います。レースからちょっと遠ざかってますけど、年末1走だけなんで、思い切った競走ができるように頑張るので、応援よろしくお願いします」
【4】合志正臣 (熊本・81期)
【5】有坂直樹 (秋田・64期)
【6】手島慶介 (群馬・75期)
「まだ今のところグランプリ出場という実感はないですね。グランプリについては、まだ吉岡さんとは話していないです。僕が選手を目指したキッカケの選手と一緒に走れるというのは凄く幸せです。車番に関してはさほど気にしていません。意中の車番は1番でしたけど。
最後にグランプリ出場を決めましたが、出場できるかどうかは半々でしたね。でも乗れて良かったです。競走では自分の持ち味が出せるように頑張りたいと思うし、これからもしっかり調整して頑張りたいと思います」
「ダービーは優勝じゃなかったけど、2着ならグランプリに出られるための賞金になったので。今回のグランプリメンバーの中では37歳最年長ですが、私生活の中では一番若いと思っているます(笑)。5番車というのは幸せを呼ぶ黄色なんで、最終日のグランプリで幸せになれるように頑張ります。(京王閣競輪場との相性は、記念ではコンスタントに決勝に乗っているし、優勝もしたことあるんで、得意な方です。北日本の3番手から勝負します」
「寛仁親王牌は最高のレースでした。全日本選抜の決勝ではグランプリ出場が決まっていたんですが、優勝はしたかったです。やっぱり出るからには優勝を狙っていたので。自分の場合はグランプリに出たいと思って走ってたんじゃないですけど、頑張った結果で、ここに来れたので、一番気楽に走れると思います。京王閣の印象は、たまたま夏に家族と競輪場見学に行った時に京王閣だったので、年末ここで走れれば良いねという感じで話してたら、本当に走れてすごく嬉しいです。グランプリでは、自分はいつもの何でもやる競走でレースを動かしたいなと思います。何をするかわからないのが持ち味なんで、後閑さんと頑張ります。」
【7】小倉竜二 (徳島・77期)
【8】井上昌己 (長崎・86期)
【9】佐藤慎太郎 (福島・78期)

「7年前は覚えていないですね。落車してゴールした記憶がないんで…。一番最初にグランプリ出場を決めて、獲った時は時間があっていいなと思ったけど、ちょっと長かったですね。九州3番手にいきたかったけど、最後の最後でいらんやつが入ってきたんで困っています。(合志正臣:「すみません。でもこればっかりはしょうがないので(笑)」)九州ラインで頼んで、僕が3番手で、合志君が単騎…というのは冗談ですけど(笑)。理想は、井上-合志、吉岡-小倉で別れてくれるのがいいんですけど、そうじゃなかったら単騎でどこからでもいくし。まだ九州の並びが決まってないのでなんともいえないですね」

「ヨーロッパ(4番、6番、8番)といわれる8番なんですけど、でも、グランプリなんで関係ないかなと思います。落車の影響はまだ、ボルトが入っている状況ですが、でも練習もできています。練習の感触はボチボチですけど、レースはわからないですね。まだ、吉岡さんとどちらが前が決まっていませんが、今年の大一番なんで、今年をいい形で終わりたいですね。ケガもなく万全の状態だったら、僕に任せてくださいと言えるのですが、まだどうかわからないので、前検日までに九州3人で話し合って決めたいと思います」
「前の選手が頑張ってくれたおかげで毎年恵まれていると思います。生意気かもしれないですけど、僕はタイトルを獲るために練習しているので、賞金で乗るのはめちゃくちゃ嬉しくはないですね。まだ今年の目標のGI優勝を達成していないので、グランプリで達成したいと思います。宮杯でタイヤ差で2着でしたが、僕は弟弟子が優勝しくれた方が嬉しいです。今年は山崎が頑張ってくれたおかげだと思うので、山崎に少しでも貢献できるようにちょっとでも頑張りたいです。……って言うだけ言っておきます(笑)。グランプリは山崎君の後ろで頑張ります。」

一応印はこうなるかな。

 ◎1 山崎

   2 後閑

 注3 吉岡

  ▲4 合志

   5 有坂

 ○6 手島

 △7 小倉

   8 井上

   X 9 佐藤

逃げる選手が山崎ただ一人ということもあり、当然優勢。

競走ギアが大ギアの傾向になるつつあるのは懸念すべきところだが、今のところはまだまだ踏み込める脚は十分持っていることを考えるとここは押し切り濃厚。

○は手島にしたが、全日本選抜決勝のような平原の番手勝負みたいなプレーをせず、山崎のかかりが全快になる前に捲っていけば逆転も十分。

合志は毎度グランプリともなればゴール前は混戦になるので、合間を縫って突っ込んでこれる脚に期待。

小倉は九州勢の動きを見ながらの単騎勝負狙いで、こちらも混戦での突っ込み脚に期待したい。

佐藤は普通に考えれば山崎のスジという線を考えねばならないだろうが、当然狙われる位置となることから流れ込みは厳しいとみた。そして。

吉岡に注意というのは、吉岡にとってこの大会というのは、本人に期するものがあると考えられるから。

ひょっとすると噂されている「サプライズ」があるかも知れず、当然一発をかけてくるものと思われる。

今年もまた、グランプリは一筋縄ではいかない様相が強い。 

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有馬記念枠順決定

2006-12-21 15:07:56 | 競馬
有馬記念枠順確定、ディープインパクトは3枠4番(06年12月21日)


 21日、24日に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上、GI・芝2500m)の枠順が確定した。

 前走のジャパンC(GI)を制し、今回がラストランとなるディープインパクトは3枠4番、天皇賞・秋(GI)、マイルCS(GI)を連勝中のダイワメジャーは4枠5番、今年のクラシック2冠馬メイショウサムソンは5枠8番にそれぞれ入った。

なお、登録のあったアドマイヤムーン、チャクラは回避し、14頭立てのレースとなる。また、馬券は、22日(金)に新橋、後楽園、難波、梅田の各ウインズで午後4時から7時まで前々日発売される。枠順は以下の通り。

 

    1 ポップロック(牡5、O.ペリエ・角居勝彦厩舎)

X  2 デルタブルース(牡5、岩田康誠・角居勝彦厩舎)

○  3 ドリームパスポート(牡3、内田博幸・松田博資厩舎)

◎  4 ディープインパクト(牡4、武豊・池江泰郎厩舎)

     5 ダイワメジャー(牡5、安藤勝己・上原博之厩舎)

     6 スイープトウショウ(牝5、池添謙一・鶴留明雄厩舎)

△  7 コスモバルク(牡5、五十嵐冬樹・田部和則厩舎)

注  8 メイショウサムソン(牡3、石橋守・瀬戸口勉厩舎) 

     9 トウショウナイト(牡5、武士沢友治・保田一隆厩舎)
 
▲10 アドマイヤメイン(牡3、柴田善臣・橋田満厩舎)

   11 スウィフトカレント(牡5、横山典弘・森秀行厩舎)

   12 アドマイヤフジ(牡4、武幸四郎・橋田満厩舎)

   13 ウインジェネラーレ(牡6、蛯名正義・国枝栄厩舎)

   14 トーセンシャナオー(牡3、勝浦正樹・森秀行厩舎)

※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。

上記の通り印をつけてみたが、ディープインパクト中心は揺るぎのないところだろう。

昨日の追いきりでは6Fから追ったが、残り1Fだけを一杯に追ったような形。ま、馬の調子がいいからこの程度で十分か。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/jra/2006/time/12/23-24.html

また昨年は寒波に見舞われ、有馬記念直前追いきりが不十分なまま有馬記念へと向かわざるを得なくなったが、今年はそんな影響もみられないし、また、馬場が渋ったとしてもこの馬は難なくこなすのでほとんど問題がない。

いずれにせよ、ハーツクライの引退というのは大きな材料であり、3歳馬にしてもまだまだディープの性能は上回れないとみて、七冠馬の可能性は十分とみた。

ドリームパスポートはまたもや乗り代わり。今回は年間506勝ジョッキーの内田博幸の鞍上となるが、中山は3~4角で勝負をつけねばならないコースということもあり、内田が普段やっている競走スタイルであれば十分乗りこなせる。とにかく恐らくディープは後方からの競馬となるだろうことから、勝負どころの3~4角で先頭を伺う競馬をすれば、意外とディープが「飛べない」状況になれば勝機はあるかもしれない。

はたまた凱旋門賞のレイルリンクのごとく、徹底的にディープの尻尾だけを見る作戦も考えられる。いずれにせよ、ディープを破れる可能性があるのは恐らくこの馬が一番では。

香港ヴァーズでは案外な動きだったアドマイヤメインだが、このメンバーは行く馬がいないことから菊花賞同様思い切っての正攻法に出れば案外しぶとく粘れる可能性がある。よって▲。

コスモバルクは中山のコースを得意としており、今回も恐らく前々の競馬が見込める。天皇賞、JCともに4着だが内容的には悪くないし、直線まで我慢の競馬をすれば意外と面白いかも。

デルタブルースは「凱旋出走」にもなるが、こちらも前々での勝負をしたいところ。

二冠馬・メイショウサムソンが秋に入ってからもう一つの競馬が続いているが、意外と人気薄になった場合に、持ち味の勝負根性が発揮される可能性があるとも見れる。

あと、印をつけていないが、嵌ったときのポップロックと、このあたりの距離を得意としているトウショウナイトあたりも穴目では面白いかもしれないが、いずれにせよ、過去にG1で実績のある馬が優勢とみた。


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一気に売上げが増えた!

2006-12-21 02:01:32 | 競馬

Yahoo 地方公営ギャンブル経営より

ばんえい競馬:帯広シリーズ第3週 売り上げ11%増え3億円台に /北海道

12月20日11時1分配信 毎日新聞


 ◇「ソフトバンク」系支援、存続決定で

 ばんえい競馬を運営する北海道市営競馬組合は、帯広シリーズ第3週(16~18日)の売り上げと入場者の実績をまとめた。売り上げは前年比11・2%増の3億62万9000円で、入場者数も同28・9%増の1万513人(うち競馬場は同37・6%増の3572人)だった。情報技術(IT)企業大手ソフトバンクの関連会社「ソフトバンク・プレイヤーズ」の支援による存続が決まったことが増加の要因とみられ、同組合は「存続決定に、ファンの安心感が出てきたのでは」と話している。

 同組合によると、3日間の売り上げは帯広競馬場が7375万9800円(同20・7%増)、旭川や北見など道内6カ所の直営場外が1億4419万9700円(同13・7%増)、電話・インターネットが2822万2700円(同1・7%増)。特に競馬場と直営場外での売り上げが大きく伸びた。まだ、廃止が決定的状況にあった2日から始まった帯広シリーズの第1、2週までは、入場者数は1万9766人(同6・2%増)と増加したものの、売り上げは5億293万9100円(同12・5%減)にとどまっていた。

 存続決定後の16~18日の各日の売り上げは予算を達成。北見シリーズ以来25日ぶりに、競馬場の事務所に張り出される成績表に花が飾られた。同組合は「存続で、調教師や厩務(きゅうむ)員のモチベーションも高まっている。この調子で頑張っていきたい」と話している。【仲田力行】

12月20日朝刊

最終更新:12月20日11時1分

 

確かに、ここを見ても、16・17・18日の3日間に限れば、いずれも年間目標売上げも到達、とりわけ日曜日は大幅にプラスになっている。

http://www.gracom.net/uriage.html

全国的にばんばの存在が再認識されて売上げが増える要因になったのか。特に、本場の入場・売上げが飛躍的に伸びている。

数字だけをみれば「ばんばブーム」とさえ思われるような・・・

24日にはばんえいダービー、1月2日には4大タイトル戦の一つである帯広記念もあり、ロングランの帯広開催の前半戦のヤマ場を迎えるが、この調子でばんえい記念まで持つか?

 


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どんなもんじゃい!

2006-12-21 01:27:15 | スポーツ

ついに決着がついた。

スポニチアネックスより


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亀田興毅が3―0判定で初防衛
ランダエタを判定で下し初防衛に成功、父史郎さんに肩ぐるまされガッツポーズの亀田興毅
Photo By 共同

 WBAライトフライ級タイトルマッチ12回戦は20日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの亀田興毅(協栄)が挑戦者で同級1位のフアン・ランダエタ(ベネズエラ)に3―0の判定で快勝し、初防衛に成功した。

 亀田は立ち上がりから足を使った冷静な攻撃を展開。相手を翻弄し、終盤には連打で何度も追い込んだ。

 ことし8月の同級王座決定戦でランダエタと対戦。微妙な採点での判定勝ちに疑惑の目が向けられたが、因縁の再戦でタイトルを守った。

 戦績は亀田が13戦全勝(10KO)。元WBAミニマム級暫定王者のランダエタはまたも2階級制覇を逃し、26戦20勝(16KO)5敗1分けとなった。日本のジムに所属する現役世界王者は6人のまま。

 ▼亀田興毅の話 大差をつけて、きっちり決着をつけられて良かった。この4カ月間は何も楽しいことがなかった。これくらいの選手に負けるレベルやない。今回でまた分かったことがあるし、もっと強くなるよ。

しかしながら、相手のランダエタもさすがに強い選手であったことは確かで、亀田が再三に亘りロープ越しにランダエタを追い詰めるシーンがありながらも、レフリーはそのまま見過ごしていた。つまり、思ったほど亀田のラッシュは利いていなかったという判断か。

恐らく8月の試合では完全に「負けていた」ことの反省から、「秒殺KO」という亀田の信念を捨て、12ラウンドフルに戦っても負けないという試合をやったからこそ大差の判定勝ちができたんだろう。

とにかくボクシングで一番怖いのは、KOにこだわりすぎるあまり、逆に相手に隙を衝かれること。KO狙いだとどうしても大振りが目立ち、試合運びも甘くなるからランダエタのような試合巧者には昨日のような試合をやったほうが確かによかった気がする。

そして、こんな記事もあった。

スポニチアネックスより

亀田生中継のTBSへの抗議減る

 亀田興毅が大差で判定勝ちした20日のWBAライトフライ級タイトルマッチで、試合を生中継したTBSは同日、視聴者からの電話などによる意見の数は今年8月の王座決定戦に比べて大幅に減少したことを明らかにした。

 TBS広報部は、寄せられた意見は「通常のボクシング試合よりやや多い程度」として、具体的な数字は明らかにしていない。「亀田よりの放送だ」など批判的な意見が多かったが、少数ながら「亀田は良くやった」という声もあったという。

 8月の王座決定戦では、TBSに判定結果や中継時間に対する抗議や苦情などを訴える電話やメールが5万件以上殺到した。

[ 2006年12月20日 22:36 速報記事 ]

ま、今回に関して言えば文句のつけようもないってことか。
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舟券もここから買えて、レース情報も満載
ネットスタジアム
オートレースのレース情報がここに集結。車券も買える。
地方競馬情報サイト
地方競馬情報の玄関サイト。
スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
中央競馬を中心に広く公営競技の情報を網羅
netkeiba.com
競走馬のデータベースが充実。コメント欄も意外な情報満載
日刊スポーツ ボート競輪オート
ボート・競輪・オートの情報満載
NankanKeiba.com
南関4場の全レース実況他、オンデマンドも充実
地方競馬インターネット中継
地方競馬全レース完全中継
SPAT-4 インターネット投票
大井・川崎・船橋・浦和、ホッカイドウ競馬の全レースが買えます。最も使いやすいと評判。
Odds Park
南関東4場以外のレースを投票・映像で楽しめる。
楽天競馬
地方競馬の全レースが購入できる。イーバンクの口座開設が必要
優駿たちの蹄跡
内外3000頭を超える競走馬のデータベース
JBISリサーチ
国内最大級の競馬情報リサーチ
武豊オフィシャルサイト
2013年3月31日付をもってURL移転
競の出来事
競馬、競輪、競艇に関するトリビア情報
ラリーズクラブ
競艇にまつまる情報ならなんでも揃う。個人サイトとは思えぬ詳細さ。
ひまひまデータ競艇ページ3
競艇のデータバンク。個人サイトにもかかわらず、データの詳細さには脱帽
世界の競馬
日本を含む12ヶ国の競馬情報を網羅。なお、某公共放送のBS波番組との関連性は全くありません。
Sporting Life - Racing
英国競馬情報ナンバーワンWeb。競走馬情報も充実。愛国競馬情報も網羅
Racing Post
イギリスの競馬専門紙
ZEturf - races online
フランス競馬情報。レース結果の情報が早い。
France Galop
フランス競馬統括機関。オンデマンド動画配信あり。
Paris Turf
フランスの競馬専門紙
Daily Racing Form
アメリカの競馬専門紙
ESPN Horse Racing
アメリカスポーツ放送局 ESPNの競馬サイト
香港賽馬会
香港ジョッキークラブのサイト。全レース動画つき。ちなみに「賽馬」とは競馬のこと。
AAP Racing
オーストラリアのスポーツ情報サイトの競馬版。結果の速報性に富む。
Emirates Racing Authority
アラブ首長国連邦の競馬情報サイト
Singapore Turf Club
シンガポールの競馬情報
競馬国際交流協会
世界の競馬を統括する。
Union Cycliste internationale
国際サイクル連合(UCI)のWebサイト。
www.cycingnews.com
世界各国のあらゆる自転車競技情報を網羅
日本自転車競技連盟WEB SITE
日本の自転車競技情報を網羅
CYCLING TIME.com
日本屈指の内外ロードレース情報満載
シクロワイアード
国内外の自転車競技情報満載
HONK de BONK
個人サイトながら、管理者の情報収集力には脱帽。自転車競技ファン垂涎のサイト。
Cycling Archives (英語版)
各国の主要自転車選手、主要レースを多数網羅。自転車競技に関する百科事典。
ウイキペディア ポータル スポーツ
調べ物がある場合にはこちらをどうぞ。
阿修羅
コピペされた新聞記事などをもとに議論が行われていく「正統派討論?」サイト。小沢一郎擁護派の住人が多い。
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