6日、久留米競輪9レースで8名失格!
http://www3.city.kurume.fukuoka.jp/kurume-keirin/live/2007070609.asx
正攻法の位置にいた4・清板浩二の後ろに3・松永渡が外から上昇して入り込み、当初その位置にいた7・山田和巧を牽制する意味合いでジャン前に車間を空けた。
ところが、あまりにも車間を空けすぎ、加えて清板が2センター付近でスパートをかけたこともあり、みるみる車間は開く一方。
漸く最終ホームあたりから松永以下の隊列が清板を追い始め、そして、最終バックから6番手にいた山田が捲っていったが、9・小泉吉宏の牽制を受け一旦失速(小泉は落車)したこともあって車間がまだまだ開いたまま松永が2番手。
結局、清板がそのまま逃げ切り。2番手には山田が松永を交わして入ったが、清板以外の8名は第11条により失格。そしてこのレースの賭式は全て返還となった。なお、清板の1着は有効。
去年の7月18日の広島では7名失格というレースがあったが、こんな言い方は甘いのかもしれないが、今回のレースについては、山田の捲りが決まっていればひょっとすると山田の他、マークしていた2・久冨久貴-5・高尾剛文-1・三好恵三については失格を免れていたかもしれない(ひょっとすると、小泉に牽制を受けなければ、山田の捲りが決まっていたかもしれないから)。
ま、ファンからすればカネが全て返ってきたから良しということもいえるのかもしれない(4-7-3の車券を持っていたファンはガッカリ・・・)が、当然、主催者に多大な迷惑をかけ、競技会にもこれまた多大な迷惑をかけることになる。
もっとも、ファンの中にも、
「馬鹿馬鹿しい。お前らもう選手辞めろ!」
という考えの人がいるかも。
学習能力がないといわれかねない今回の一件。8名の処分は如何に。
11条により失格との事ですが、このレースは怠慢競走に該当するんでしょうか?
競馬の場合もいつまでたっても大逃げしている馬を追っかけなかったら失格というルールだったら、大変でしょうね。
このレースでは、3番の松永が過剰なほどに後ろを警戒している様子が見受けられ、その上、他選手も松永の動きに合わせてしまって上昇する気配がありませんでした。ひいてはこのことが審判の逆鱗に触れることになったのだと考えられます。
競馬では競輪のような規定はありませんが、その代わりにタイムオーバーという罰則がありますね。
私は競馬歴20年なんですが最近つまらなくなってきて他の公営競技を始めようかなと考えていたのですがこちらの記事を読んでいるうちにやる気がなくなってしまいました(笑)
よくファン離れや新規ファン獲得をといった記事を見掛けますがこちらの記事を読んでしまったら新規ファン獲得なんて夢のまた夢の話ではないでしょうかね(笑)
競輪界!あまりにも現状が酷すぎますね!
失礼しました。
競輪をやらない人にとってみれば明らかに異常とも取れる頻度で発生していると思われても仕方ないだけに、まずはこのことで辟易してしまうかもしれないですね。