ホンダは原付きバイクに相当する電動バイクをヤマハ発動機に供給します。

ホンダ 原付き相当の電動バイクをヤマハ発動機に供給へ　NHK 2024年8月8日 19時15分

ホンダは原付きバイクに相当する電動バイクをヤマハ発動機に供給します。排ガス規制の強化に伴い、ホンダは原付きバイクの生産を終了する方向で検討していて、今後、電動バイクの生産を増やしていきたいねらいがあります。

ホンダは総排気量50cc以下の原付きバイクに相当する電動バイク2車種を来年春をめどにヤマハ発動機に供給すると発表しました。

ホンダはこれまで原付きバイクをヤマハ発動機に供給してきましたが、原付きバイクは来年11月以降、排ガス規制が強化され、現在のエンジン性能のものは新たに生産できなくなります。

ホンダは新たな投資をしても採算が取れないとして生産を終える方向で検討しています。

今後は電動バイクを他社に供給し、生産を増やしたいねらいがあり、一方のヤマハ発動機も電動バイクの車種をそろえたいとしています。

ホンダの二輪電動事業課の武藤裕輔チーフエンジニアは「いま電動バイクは、かなり限定的な台数しか出せていないが、両社を合わせれば台数の効果が期待できる」と述べました。

原付きバイクについては、スズキも生産を終える方向で検討していて、排ガス規制の強化を見据えて電動モーターとペダルがついた二輪車の開発を進めています。